SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

Sia / Everyday Is Christmas (2017)

71LOViDBa3L__SL1200_なんとシーアがクリスマス作をリリース、それもきちんとしたアルバム形式。前作から1年10ヶ月ぶり、Holiday3位・POP27位を記録。スタンダードが一般的なクリスマス作が多い中、どう勝負してくるかが聴きどころかな。個人的にはジャケの遊び過ぎ具合がツボ。大抵クチすぼめてます。。

1. Santa's Coming for Us
1stシングルとしてカット。マリリン・モンロー扮したシーアらしき(?)人物による白黒PV、出だしこそオールディーズだけど、あとは完全彼女らしい作りの音・声・リズム


2. Candy Cane Lane
程よくクリスマスブレンドな、シーナの明るみなミディアム、ハイ!ポップにバウンス、畳み込むようなリリックも勇ましく、鐘の音とシーアのキリキリマイにウキウキ


3. Snowman
ライヴでもお馴染みのスタイルで披露されて、いつもの女の子が舞う期待の動画仕上り。ゆったり悲しげに歌う、意表なスノウマン


4. Snowflake
なんかヒンヤリ、丁寧に歌われつつ、どこか切なくなる。彼女が実直に歌うスタイル、声の重なりはより風景を助長、シンプルにもどっしり響く
5. Ho Ho Ho
クリスマスって感じでもなく、おどけて、でもクールに遊んでて、でも敢えてピアノの刻みだけどはクリスマス調


6. Puppies Are Forever
可愛らしくも、どこかツイスト的な、オールディーズ曲ダイアナみたいな、腰振りもできそう。ただ、ふわゆるに奏でる全体に、気持ちよく高揚
7. Sunshine
潔く、淡々と。オールディーズを含んでるんだけど、彼女の声の持つ魔力みたいなもので、どこまでも張り付く感じでご機嫌に。シリアスに感じても、どこかおどけて開き直り
8. Underneath the Mistletoe
クリスマス題材じゃなかったら、もう彼女の奥行きあるバラードにも近い。ゆえに、彼女の深み・世界観の濃さは健在、スローにじっくり炙られていく
9. Everyday Is Christmas
タイトル曲、前曲にも近い深さなんだけど、どこか和のある歌謡バラードみたいにも感じる。音の創りが絶妙に日本心をくすぐる


10. Underneath the Christmas Lights
ラストはバラード、より物悲しげにファルセットを多様に、意外性、そして惹き込まれる要素強めに。まるでEnya のように、凍りつくような終わり方

10曲・35分、ポップな前半の一方、心に訴求する後半の両極端に、彼女の仕掛けてきた威力を感じました。とは言え、案外あっという間の展開なのに、決して粗雑感も退屈感もなく、濃く攻めてきてる印象。シングルフィーチャーは薄めのためヒットはむずくも、よくもリリースしてくださいました!こういうのは地味に生き残って欲しい作品。

<過去レビュー>
2014年 1000 Forms of Fear
2016年 Deja vu (Remixes) Giorgio Moroder ft. Sia

EVERYDAY IS CHRISTMAS [CD]
SIA
ATLANTIC
2017-11-17

エブリデイ・イズ・クリスマス
シーア
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-11-17


Annie Lennox / Christmas Cornucopia (2010)

61COuMLI+lLアニー・レノックス、ソロキャリア18年、そしてソロでは3年振りとなる通算5作目は、キャリアにおいては最も低ランクながらUK16位・POP35位と、クリスマス企画アルバムながら、なかなかの健闘。元々、UKをはじめ、ユーリズミックスの頃からコンスタントに根強いファンを獲得している上、ヒット曲もデュオ・ソロ共に多いし、だけどなかなか来日しない大物、一度見てみたいよなぁ、って最近特に思ってたりします。本作、ジャケットも赤・緑・青ならいろいろな盤を用意してきて、プロモーションも上手いなぁと。独自な世界観を展開するアニーが、どう定番曲を料理するかが興味深いところ。

1. Angels From The Realms Of Glory
ピアノ1本に堂々たるヴォーカル、正に神聖たる、セルフコーラスの真髄も素晴らしく。もう前だけを見て、ただただ凛とした姿で立ち向かう、清らかな仕上り


2. God Rest Ye Merry Gentlemen
2ndシングル、UK126位を記録。もう、独特の世界感が渦巻いてる。彼女のスタイルと民舞と、そしてクリスマスの色合いをまぜこぜて、不思議なくらいにパワーミュージックに


3. See Amid The Winter's Snow
おとなしめなアレンジだけど、アニーは変わらず覇気あるヴォーカルで仕上げてので、切なさよりも強さ、クールさ、生真面目さみたいなのが伝う
4. Il Est Ne Le Divin Enfant
フランス語にて、ちょっと軽さみたいなものも混じりながら、ちょっとの辿々しさが面白い。熱心に歌うも、ここでクリスマスの概念より、彼女の神聖さの追求みたいなのが裏テーマのように感じる
5. The First Noel
定番曲だけど、彼女ならではの力強さが真剣に届く。ふわっと不鮮明なアレンジで包まれ、その狭間で極上さを味わえるよう
6. Lullay Lullay (The Coventry Carol)
寂しさや、ギター1本での悲しさもあるんだけど、彼女の中では天使や信仰みたいのを表現するに、アレンジと自身の声の昇華を本当試してるなぁと、つくづく
7. The Holly And The Ivy
3rdシングル。単調な曲で結構正統派な進行、彼女の起伏・特徴みたいなのが掴みやすく、心に入ってきやすい。凸凹してない分、アレンジも安心して聴ける方


8. In The Bleak Midwinter
更に個性よりも世界観を押し上げるようなスムース、丁寧なバラード。低域だったり、ギターの煌めき、伸びやかな中域も素敵に入ってくる
9. As Joseph Was A Walking (The Cherry Tree Carol)
まだまだ後半の展開、ファルセットにて、まるで女神のように。でも、案外即興のように揺れがあるヴォーカルが無理なくて愛しく。後半、セルフコーラスを重ね重ね、神妙な雰囲気
10. O Little Town Of Bethlehem
曲の進行が絶妙で、徐々に盛り上がっていく様相だったり、粒を大事にしそうな曲あって、オープニングに飾ることも無理ないような心が洗われる全体
11. Silent Night
超定番、オーソドックスに、それもアルバム終わり手前に歌う、まるでインタールードのように、そして心を解き放ったような、どこか疲れ果てたように、でも中盤から子供の声も入って、どこか幸せさも感じたり、確信犯的包容力
12. Universal Child
1stシングル、UK88位を記録。メッセージ性の高い曲とおもったら、この曲だけ自作。クリスマスというより、この時期に人類全てに対して愛を届ける、彼女ならではの戦法、ほんとアルバムの流れが秀逸


12曲・46分ほど、色々映像を探すと、当時かなりTVやライヴと披露されてて、彼女は単の企画盤というよりも、新たな形で自身を表現し、世間に伝える努め、彼女の清らかに真っ直ぐなアーティスト性にも改めて感銘。ジャケからは小ざっぱりしたアルバムと思いきや、かなりひねられた、彼女にしかなし得ないような世界観が充満してて、魅了されまくりました。

<過去レビュー>
1985年 Be Yourself Tonight Eurythmics
1995年 Medusa

Christmas Cornucopia
Annie Lennox
Decca U.S.
2010-11-16

A Christmas Cornucopia
Annie Lennox
MUSIC STORE
2014-11-20

V.A. / A Very Special Christmas live (1999)

.R-1738265-1395012871-3645_jpegクリスマス・エイドのシリーズ第4弾は、これまでの好評を受けてライヴ盤でのリリース。国内ではクリスマス・エイド4としてリリースされましたが、本国では完全スペシャルライヴとて名前も変って発売。90年代後半はこういったライヴ企画は結構流行ってたってのもあって、これも話題になりました。個人的にはメアリーJブライジ、ランDMC、ヴァネッサ・ウィリアムス、トレーシー・チャップマンなど黒人歌手に注目だったりしますが、シェリル・クロウ、エリック・クラプトン、ジョン・ボン・ジョビなども注目だったりします。

1. Rockin' Around The Christmas Tree Mary J. Blige & Sheryl Crow
まだまだ、暴れちゃいそうな頃、そしてシェリルとの共演ってのがよいですね、ゴーゴーというかツイストというか、クールにアッパーに決めてて、でもだいぶコギレイな印象


2. Christmas In Hollis Run DMC
1987年既発、それをライヴで披露。彼らがこういったライヴ企画に参加するのも興味深く、普通に元祖クールなラップクリスマス、おどけててファンクふわ重


3. Please Come Home For Christmas Jon Bon Jovi
既発曲をライヴ披露、だいぶジェントルに。ロックから、こういった優しく雰囲気もって歌うのは案外意外だけど似合う。元のソウルもかんじさせる、嬉しい仕上がり
4. Christmas Blues John Popper & Eric Clapton
ブルースマン二人がとにかく楽しいヒトトキをあっちゅー間に演出。肩肘張らない感じが余計に良い


5. What Child Is This? Vanessa Williams
ジャズ的挑戦、彼女のうつくしさは余裕の貫禄。個人的に、バラード過ぎず、だいぶフランク風にビッグジャズみたいな感じで好きなアレンジ


6. Christmas Tears Eric Clapton
クラプトンは11曲中5曲参加なので、もうメインン中のメイン。彼のクリスマスにここまで特化した面を知れるのおも興味深く、結構淡々としてるけど
7. O Holy Night Tracy Chapman
ハスキーにアコースティックギターで歌う、黒人ぽさというよりもポップ的にクロスオーヴァーな感じで。だいぶ低めの声で地味なんだけどね、カントリーぽくて味
8. Give Me One Reason Tracy Chapman & Eric Clapton
引き続き、トレーシー。クラプトンもまざり、よりエッジのきいた、深みのあるアレンジにて。異色すぎるコラボって感じかな
9. Merry Christmas Baby Sheryl Crow & Eric Clapton
まだまだクラプトン、そしてシェリルと、なかなかの存在感同士。コンセプトはこういうコギレイな感じなんだろうね。ライヴ言っても、よくあるディナーショーにも近い優雅な感じだから重宝されるのも分かる質感
10. Christmas (Baby Please Come Home) Jon Bon Jovi
3曲目よりも、アグレッシヴに。でも通常のバンドとかじゃないと、ちょっと歌いにくそうにも感じる
11. Santa Claus Is Coming To Town Mary J. Blige, Jon Bon Jovi, Tracy Chapman, Eric Clapton, Sheryl Crow, John Popper, Run DMC & Vanessa Williams
ラストは豪華共演で!メンツ濃すぎ、特にメアリーやRUN DMC出てきて、3曲目以降のジェントルな流れが異なるのが個人的にツボw


11曲・38分程の短さだけど、濃くて良いライヴ趣向。あんまりクリスマスライヴは作品化されてないので、チャリティで、ブラック系はすくないけど全体を通して企画に感謝。こういったチャリティ系の作品って権利上なのかあんまり長くCD化されたりダウンロード化されたりしないので、割り切ってCDで入手とかになる傾向ですけどね。

<過去レビュー(クリスマス・エイド関連)>
1990年 V.A. / A Very Special Christmas
1992年V.A. / A Very Special Christmas 2
1997年 V.A. / A Very Special Christmas 3

クリスマス・エイド4
オムニバス
ポリドール
1999-12-01

A Very Special Christmas Live!
Very Special Christmas
Interscope Records
1999-10-19

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