SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

【新譜】Aretha Franklin & Others / Divas Live (2017)

51Qu3DOExLL__SL160_なぜ今の発売かは微妙ですが、初となる公式フィジカル盤リリースなので、楽しみにしているアレサ・フランクリンがフィーチャーされた2001年第4回ディーヴァズ・ライヴのCD+DVD。今回は、単体CD、CD+DVDの2枚セット、単体DVD、更にはアナログ盤まで、MVD VISUAL なるアメリカのレコード会社より7月21日リリース。

ジャケは1990年代前半の画像を貼り付けただけ(Atlantic 移籍25周年ライヴ&CDS "Honey" ジャケ写)。でもジャケ右下のクレジットが、CD・DVD・Vinyl などによって異なるので選曲が異なることを匂わせており興味深々。


そもそもDIVAS LIVE とは、VH1 Save The Music Foundation とて、1998年豪華にも女性を一挙集めてDIVAS(当時はまだ馴染んでなかった言葉だけど“ディーヴァズ=歌姫”)によるライヴ、一夜限りのステージとして非常に話題になりました。その第1回目にはAretha Franklin, Celine Dion, Mariah Carey, Gloria Estefan, Shania Twain & Carole King という顔触れ(黒人はアレサだけ)。


第2回目は翌年に行われ、Tina Turner, Cher, Elton John, Leann Rimes, Faith Hill, Brandy, Whitney Houston, Chaka Khan と更にボリューミーに。ここまではCD化もDVD化も公式に行われてました。


2000年の第3回目からは2年連続でトリビュートライヴと掲げられ、Diana Ross をメインアクトとし、Donna Summer, Mariah Carey, Destiny's Child, Faith Hill、ここからはマライアとデスチャの各シングルに1曲ずつ本ライヴからの音源が収録されました。


飛んで2002年は、DIVAS Las Vegas と掲げられ米国のみでCD+DVD化が実現され、Celine Dion, Cher, Dixie Chicks, Shakira, Anastasia などが収録されたのですが、何ともメイン扱いに近いMary J. Blige, Whitney Houston は未収録になるなど、ちょっと微妙になってきて、以降ライヴが変則的に開催。


そして、今回の2001年はアレサがフィーチャーされ、衛星放送のみで公開され、今まで目立った音源化はなかったんです。2008年に突如アメリカのみで選曲を絞って音源のみリリースされてましたが、今回結構ボリュームアップになってます。内容は既にレビュー済なので、リリース前に確認できた差分などをレビュー。


<CD>
1. I Can't Turn You Loose
2. Chain of Fools (with Kevin Richardson, Howie Dorough and AJ McLean of the Backstreet Boys)
3. Ain't No Way
4. Natural Woman Jill Scott
5. Long Walk Jill Scott
6. Think
7. Day Dreaming Mary J. Blige
8. Do Right Woman (with Mary J. Blige)
9. Nessum Dorma
10. Rock Steady (with Kid Rock & Teddy Richard)
11. Precious Memories (with Bishop Paul S. Morton and the New Jersey Mass Choir)
12. Respect


<DVD>
13. Freeway of Love (Aretha Franklin & Others ft. Stevie Wonder)

<Vinyl>
CDからの未収録は以下
5. Long Walk Jill Scott
7. Day Dreaming Mary J. Blige


CDは若干40分、DVDはスティーヴィ登場のフィナーレを追加し59分、アナログ単体の情報はまだありませんが、メアリーとジルの単体カヴァーは割愛…。そして、そもそも今まで映像でもカットされがちだった "Quimbara Marc (Anthony & Celia Cruz)" "Nel "I'm Like a Bird (Nelly Furtado)" 特に1977年未CD化LP Sweet Passion 収録"Mumbles (ft. Herbie Hancock, Clark Terry, Ron Carter, Roy Haynes, James Carter & Russell Malone)" が今回見送られたのは切ないのですが…。


入手後、またレビューを書くと思います。最近めっきりCDからもダウンロードからも遠ざかっていたので、ちょっとおネタがあって良かったです。肝心のアレサの引退アルバムも、案外間近。嗚呼、最後ライヴ観たいなぁ。

Divas Live
Aretha Franklin
Mvd Visual
2017-07-21

Divas Live
Aretha Franklin
Mvd Visual
2017-07-21

Divas [DVD] [Import]
Aretha Franklin
Mvd Visual
2017-07-21

Divas Live [Analog]
Aretha Franklin
Mvd Visual
2017-07-21

【チャート本】Joel Whitburn's R&B 1942-2016

Top_RnB_Singles_1942_20166年振りの新装、Joel Whitburn's R&B 1942-2016 を購入!楽しみにしてました。今回はアマゾンで取り扱いがないのか(CDだけじゃなく、フィジカルなものすべてが採算取れないからルート撤退みたいな流れ?)、アメリカのメインサイトで輸入購入。でもね、超余談なんですが、自分は酔っぱらって夜ブログを書くってのは恒例だったんですが、まー、よく分からないものを買ってしまっており(The Comparison Book 1954-1982 っていう訳分からん区切りのセール本を買ってた…どんだけ酔ってたんだか)。でも、Joel Whitburn's Record Research さん、送料まで含めて「返品してくれるなら返金するよ」と軽い返信、クレーム防御のアメリカなのか、返品した商品がまだ届いてないであろう時期に即返金。なんとも良心的。素敵過ぎる。

さてさて、そんな、おっちょこちょいな受領から18日、改めてとどきました。自分は、アルバムレビューするときもチャートを明記することがおおいくらいに、結構チャートってのは一つの指針として好きなんですよね。今思えば、Top R&B Singles 1942-1995 って本をディスクユニオンでなんと300円で中古購入して、もう暗記本みたいになっちゃって、にやにや眺めて、ほんと見返しまくり。その後、R&B Albums 1965‐1998 も購入したり、更にはDance 本まで。そして、つい最近までの最新はHot R&B Songs 1942-2010 、いやー、歴史を感じるもんなんですよね。自分はPOPには興味ないのか、ちょっと幅広過ぎるのか、R&Bを中心に、チャートから見える歴史みたいなのを鑑みるのは、もうかれこれ15年ってところかな。

securedownloaddsveherh今回、6年で大きく変わったことで言えば、何より本の大きさ!これまでは一貫して18×24センチだったのが、22×28.5センチにでっかくなって、どんどんページの紙の薄さが顕著になってましたが、今回ちょっと文字の大きさが小さくなってギューギューになってる感じで。

さらには、ヒップホップ勢の躍進がすご過ぎて、更にはアルバムから全曲ランクインみたいなことが起こるようになって、今までにないくらい、名曲感が無い含みが目立つように。でも、歴史は全部で74年分。そりゃ、50年代、60年代くらいの説得力ってのは薄まることなく、HPサンプルにもなってるけど、Ruth Brown なんかが未だに上位に留まってたりするのは、旧来R&Bファンとしてはニンマリしたり。

あとは不動なくらいに、ランキングポイントで、James Brown、Aretha Franklin, The Temptations, Michael Jackson, Stevie Wonder ってTOP5は変らず。この辺りは、現在、ビルボードチャートにも掲載されているので参考までに。

いちお、アレサファンとして追記するなら、アレサは1960年のチャートインから2012年にもプロモシングル、2014年にもAdele カヴァーをチャートインさせたりと、ボリュームは少ないものの、ソウル系シンガーの近年新曲ランクインがなさすぎる中の現役感にしみじみ。

近年R. Kelly の躍進が減ってしまったけど、あと数年したらDrake あたりが1位になるのかなぁと、もう無抵抗。売れるシンガー、売れないシンガーの顕著さ。さらにはフィーチャー絡みが強すぎて、歌じゃなく、乗りになっているところは否めないかなぁ。でも、音楽歴史の骨子はまだ当面揺らがないと思うから、こういうチャートはまだまだ楽しんでいきたいなぁと。気になれば、ペラペラ見そう。いい買い物でした。でも送料込で104ドル、何気に12000円くらいします。でも、自分はそれを超える価値を毎度見出してるので、マニアックにはうってつけ!!

購入サイトはコチラ




Hot R&B Songs 1942-2010
Joel Whitburn
Record Research
2011-04

Judith Hill @ Billboard Live Tokyo (2017)

securedownloadrrrジュディス・ヒル、どちらかと言うと、GW今年は特に何もないし、で、自分史上初のJALカード割引適用(公演によって対象になっていて同カードで払えば全員分1000円引き、スパークリングワインは1名だけ1杯付/その一方でビルボード会員のポイント付与無し、好きな1ドリンクは無し)にて観れるという事で、行ってまいりました。

ジュディス・ヒル、フェイス・ヒルでもジョーダン・ヒルでもありません。マイケル・ジャクソンの遺作映画 "This Is It" でも、コーラスに抜擢&"I Can't Stop Lovin' You" のデュエット相手に選ばれた才女!あの時、みんな惚れ惚れしたんじゃないかな。その後、なかなか人気に火は付かなかったものの、2013年 "20 Feet from Stardom (バックコーラスの歌姫たち)" に出てて、やっぱ後ろに下がっちゃったのかなぁと、感慨深く思ってました。

でも、2015年、今度はマイケルに続いて、プリンスに愛され、彼のプロデュースでBack in Time をリリース(今回のライヴ後思うのですが、これは聴きたい!)。さらには殿下のアルバムHITnRUN Phase One の1曲目"Million $ Show" で共演してたりと、また大物が亡くなって、さぞやジュディス…と思ってしまうタイミングでの来日。でも、2日前の大阪公演が盛況だったらしく、今回7500円で観れるならと、結構ワクワクは直前に高まり、前日の電話予約。

securedownloadss昨日5月4日1stステージに行ったんですが、前日予約で自由席の整理番号は40番台。でも、一番前の席に行けました。っていうくらい、あんまぐいぐいファンとして観に来てる人は少なかったんでしょうか、それとも日本人特有の恥ずかしさでしょうか。今まで10回以上は来てますが、15時30分開場なんて、一番早かったんじゃないかな。

自分が入ったときは、全くもってカジュアルエリアなんかも埋まってなくて、あれーーー、って思っちゃいましたが、15分押しくらいで始まった開演の16時45分くらいには、ほぼ満員に(それまで、BGMはずっとJohn Legend ってのは何か意味はあったのだろうか)。でも、客層は若いというよりも、穏やかな感じだったかな。自分は入口のほうで、暗転した際に振り返ると、ジュディスがちらっと見えたんだけど、なんか目を伏せてしまった(笑)。というくらいに、ちょっとステージの面々とは心の距離があるというか、盛り上がりたいというよりは鑑賞したい、という気持ちだったかな、自分も。

なんともキーボードで母Michiko Hill も参加(純粋に日本人のよう、で父がアフリカ系)。ベース、ギター、ドラム、そして2名のコーラスが激しかった。日本人ダンサーも2名参戦(90%両端に突っ立ってる役)。肝心のジュディスは、スタイル抜群で、髪のインパクトは凄い。オープニング、ピアノの上に座って、もう完全に役にのめり込むように演じ、完全に出来上がったパフォーマンスは圧巻です。何より、彼女は声が凄い、バンバン出る。一見Alicia Keys みたいな感じなんだけど、Fantasia みたいに荒げたり、Beyonce みたいに繊細だったり、Rachelle Ferrell のように巧妙なテクニックも万全だったり、そしてTina Turner のように大振りだったり、いやー、とにかく大は小を兼ねる、パンチが凄まじい。あれは絶対にホール以上で見せるステージで、ビルボードのキャパで観れたことが贅沢すぎる。

アルバムを聴かないと何とも言えないんですが、曲間は微妙で乗りにくかったのはあるかな。ただただ圧倒されつつ、拍手のタイミングを忘れるというか、ステージングにただただ驚かされてしまい、そのまま観てたいというのが正直なところでした。ギターを弾きながら、ピアノを弾きながら、ピアノ上の小さな鍵盤を弾いたり、ピアノ椅子に足を引っかけて歌ったり、髪を振り回しながら、体をスウィングどころかいつまでも回転しながらだったり、もう全身全霊で歌っていました。頭(服?)に付いてた飾りも落ちちゃったり、もう自由に歌への感謝というか、彼女のソロシンガーとして賭ける思いが相当でした。さらには、ステージを居り一般席(自由席)を駆け回るだけでなく、隅々にまで歌と表情を届け、さらにはカジュアルエリアにまで登って、歌を届ける。でも、今回のお客さんは決してスタンディングで盛り上がりたいような感じでは無いので、ぐいぐい来られても、ニコリ、程度です(笑)。

付け加え、コーラスのパワフルさは相当。Myra Washington 彼女は本当にパワフル、動きもだけど、一番ジュディスを刺激的にさせてた印象。Jherimi Leigh Henry は可愛らしい感じかな。3者でダンスも相当見せてたし、終盤突っ立ってた日本男子2人も開化してダンス、その後はまたおとなしくなるのですが。不思議な構成も多いんだよね、だけど、それもふくめて案外媚薬になりそうかも。さらに、中間"They Don't Care 'bout Us" "A Change Is Gonna Come" を歌ってくれたり、彼女のサービス精神も素晴らしく。

2ndステージの会場は18時半だっちゅーのに、ライヴは突如終わる感じで(彼女の潔さ、MCで繋ぐ感じじゃなく、時間はすべてステージングに捧げる感じ)、18時15分くらいに終了。とにかく圧巻でした。行くの悩んでる人は行った方がいいです。R&B、ソウル、ロック、あらゆるものがブレンドされつつ、とにかく出まくる声、表現も素晴らしく、もう聴いてる方も気が確かじゃなかったです。いやー、満足過ぎる。このシンガー、ぶっ飛びすぎですよ、まじで!!

<過去レビュー>
2009年 This Is It (Trailer) Michael Jackson
2009年 This Is It Michael Jackson
2010年 This Is It (Blu-Ray)
2013年 【映画】バックコーラスの歌姫たち

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ビルボードライブ東京のページはコチラ
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