SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

渡辺美里 / ribbon power neo @ Akasaka Britz (2018)

aa行ってきました、ribbon 再発から3日後のマイナビ赤坂ブリッツ。キャパが小さな所なので、チケットは争奪戦状態。シート席仕様だったからか、全部で600枚とか?だけど、一般発売で追加公演の方を、最後列でしたがチケットゲット出来てニンマリ。ライヴタイトルは、当時22歳にして3回目の西武球場含む、スタジアムツアーribbon power にネオしちゃってる感じ。なので、1曲目はマイレボとかだったら、これまた面白そうと思ったりもしましたが、追加公演が発表され、15:30-、18:30-開演の2公演の事実を知ると、やっても2時間弱ってのを想起できました(苦笑)。

土屋礼央(RAG FAIR)が進行するというライヴ、まるでトーク&ライヴ?というよりは、アメリカでよくあるようなラジオでのライヴセッションみたいな感じかな。こういったライヴハウスだとドリンクのオペレーションとか含め大変だと思うけど、開演の頃にはお客さんも揃ってバッチグー。さて入場時にブックレットも付いてきたのですが、やっぱりこの頃の美里はアイドル、凄い可愛い。だけど、眼力から放つ主張や思いも凄い、今の時代では感じにくい何かが秘めてるアーティスト。

ライヴは、当日まで知らされてなかったと思うけど、2年前の名盤ライヴ同様の曲順通り。いきなりMCがバラス展開(笑)。個人的には、なかなか聴けない曲を当時のアレンジでどうぶつけてくるか、あとは有名なヒット曲がアルバム通りの流れでどう聴こえるのか注目でした。実際ライヴが始まって、映像は再発盤にも付いてたDVD内容、UCC 缶コーヒーのCM集が流れる遊びココロ。1-2曲目のメガヒットは、最後列ってのもあって、なんか観劇に浸ってました。ただ、ゆったり"さくらの花の咲くころに"を聴けて満足。そして、4曲目の"BELIEVE" を座って聴ける贅沢さ(これ、普段ならスタンディングだろうから)。

"シャララ"はスタンディング、なんか青春を思い出す。自分が一番聴きたかった"19歳の秘かな欲望"、これ彼女自身も30代以降歌ってなかったんじゃないかな。ribbon 収録ヴァージョンに近い感じで歌ってくれたし、アレンジも。ラストのアドリブのジャニスみたいなのは、声が出てなかったけど、それも含めて進化。

この後、夏の曲2曲、青春だよなぁ、"ぼくでなくっちゃ"とか初めて聴いたかも。それも、初めて買ったレコードのB面で、三拍子だったし、独特なんだよね。あとは"Tokyo Calling" も悶絶、当時の音まんまに再現してくれつつ、歌詞の深さにやられた。当時の仮タイトルが"Far East" っていうこととか、再発見も。"悲しいね" も素晴らしい世界観として浸透。個人的には、ライヴ本編ラストの"10 years" がいつもと違う響き方がした気が。

アンコールは"君の弱さ” この終わり方も不思議と面白く。トークも長めに2時間たっぷりのライヴ楽しめました。いろいろ裏側知れたし、何より声が改めて出てた!今月からはツアーもあるみたいだし、ライヴで生きる人ってのを改めて印象づけられました、にしても これを1日2公演とは凄い。

渡辺美里 / ribbon (30th Anniversary Edition) (2018)

51uWZTqTWkL__SS500渡辺美里がアルバムアーティストとして、1985年デビュー盤eyes は名盤ライヴを30年後にリリースされる程愛されて来て、1986年Lovin' you 10代にして初となる2枚組アルバムという偉業を果たし、1987年20歳になってからの作品は前曲作詞を担当。よりエッジの尖ったカッコイイ作品が続々と、シングル1枚しか入ってないのにTVもロクに出てないのに年間チャートTOP10に食い込んでくるし。

そして、前2枚が7月リリースでしたが、本作は1988年5月発売。しかしながら、アルバムへのシングル収録を漏れていた4曲目が1年半後に収録されるなど、当初は既にデビュー3年にしてベスト盤企画として作られていた模様。その一方で、どちらかと言うとロック・ポップシンガーとして名声を手に入れていた彼女が掲げたキャッチコピーが戦後最大のポップアルバム。当時、20歳くらいの歌手だったらTVに出るの当然だったけど、当時なかなかテレビに出ない歌手で、それが特に萌えでした。案外ませてる子は既に美里を聴いてたし、自分は歌のトップ10とかで4週連続とかで本作が1位になってたけど、一向にテレビに出ない調子の美里にキュンキュン。アイドルっぽいけどパワーはあるけど、露出は少ない手法にキュンキュン。当時、氷室だったり長渕だったり、TVに出ないシンガー好きの小3でした。

さてさて、本作はとにかく売れて100万枚を突破。シングルも実に4曲収録、当時にしてはモンスターアルバムだったわけです。個人的にはお金の問題で買えなかった(って人も多い時代)。でも、親にねだって、7インチ「恋したっていいじゃない」「センチメンタルカンガルー」を買ってもらいました、プラス杉山清貴「僕の腕の中で」も。小3にしてはマセてたと思いますが思い出です。聴きたくても面倒臭くて、なかなかレコード聴けなかったけど、たまに聴ける喜び。我が家はその2年後ですからね、CDプレーヤーがやってきたのは。本作にも前述の2枚のレコードの3曲は入ってますが、企画上"eyes (live version)"は未収録、ワカル気がする。

今回の仕様は、通常版の紙ジャケ版と、CMやPVや当時のライヴ映像を収録した20分だけのDVD付属盤(DVDは正直懐かしくもYouTube で見れちゃう時代なので、毎度オマケ感に腑抜け)、それよりも100Pに亘るアザーカットの写真集、やっぱこの頃の美里はアイドル顔負け!豪華でした。自分は昔を懐かしむミドルエッジのオマケがつく方を買いましたが、ペラペラの薄冊子で、これ正直不要でした。ただのDVD・ブックレットのほうが割引きいたので、ちょっと損をした感じ。さて、今回はその30周年のタイミングでの記念碑的作品をレビューします。

1. センチメンタルカンガルー
言わずもがなアルバムをキャッチーに幕開けるポップ!佐橋佳幸作曲、UCCのCM第3弾でも流され、曲とCMに絶妙にマッチ!アルバムリリース2ヶ月後にリカットシングル(3rd扱い)としてもリリースされ、オリコン9位を記録


2. 恋したっていいじゃない
2ndシングル、オリコン2位を記録。伊秩弘将作曲、コーラス岡村靖幸。初のCM出演曲として、この曲は2ヴァージョン有。とにかく早口ロックポップって感じかな、バブリーに感じつつも、詩のハメ方がなんとも面白い、キャッチー、どこまでも勢いすごい


3. さくらの花の咲くころに
木根尚登作曲、しっとりと聴かせる曲。これも春のサクラソングとしては当時相当な名曲でした。今や桜ソングなんて山程あるけど、当時こういう目の付け所は少なかったし、歌詞の因数分解って所とか、人に言葉や環境で訴求できる若手だったなぁと


4. Believe (Remix Version)
1986年11月リリースのドラマ主題歌、シングルでは渡辺美里作詞と小室哲哉作曲ってコンビは初。これも当時TVでは一切歌ってなかったけどオリコン2位。独特の転調や歌詞がすばらしく、神がかってたなぁと


5. シャララ
青春を謳歌し、社会に出て感じることを歌ってくれるような曲。岡村靖幸作曲。美里って、洋楽の世界感にも似てる歌詞だったりタイトルをよく持ってくるなぁと。凛とした歌、表情がたまらない


6. 19才の秘かな欲望 (The Lover Soul Version)
2年前Lovin' you で歌われた曲だけど、彼女のバックバンドを、The Beatles のアルバム名にかけてラヴァーソウルと命名し、彼らと進行形のライヴスタイルのように歌ってはということで再録されたもの。よって、作詞は戸沢暢美、作曲は岡村靖幸(彼もセルフヴカヴァーしてますね)。個人的にはゴスペルとロックが融合したような、Janis Joplin の魂が乗り移ったような仕上がりに、とにかくアッパーにアガリマス
7. 彼女の彼
ここから2曲は夏の可愛らしさを表現、暑い日差しを感じつつも、乙女心がキュンキュン、そして清らかな部分もまとった佐橋佳幸作曲、いろいろな面を持ってるなぁと
8. ぼくでなくっちゃ
3rdシングルB面、独特のアレンジが凄い清水信之手腕、作曲は作詞と合わせて渡辺美里。当時のライヴのオープニング直前やCMにこのインストが用いられたり、面白い起用ができてる曲
9. Tokyo Calling
Crush "London Calling" をパロった曲、いまじゃ考えられない環境破壊などについて20才の女の子が力強い歌声と勇ましい歌詞で訴求する何とも考えさせられるダイナミックなミディアム曲、伊秩弘将作曲
10. 悲しいね (Remix Version)
実質1st先行シングルってなるのかな、4曲目同様リミックス扱いで収録だけど、アレンジ自体は変わってなく、トラックダウンの差?夏の曲が多かった中に、小さな冬の歌。悲しいを連呼しつつも、心が座ってて、カッコイイ。転調もさすがすぎる、小室哲哉作曲・編曲は本曲が美里とは初。アルバムからはこの曲しかPVが存在しないのはどうかと思うけど、今となっては惜しい


11. 10 years
リカットシングル2曲目(4thシングル)、B面。UCCのCMにも流れましたがA面よりもダントツに印象的に。ラストは大江千里作曲、20歳の女の子が作ったには、ほんと凄い世界観の曲。千里さんの曲も哀愁感あって素晴らしく、歌詞を引き出すのに成功してるんだろうけど、景色だったり成長だったり時の流れだったり、これをラストに持ってくる当時の器のデカさ、仕組まれたようで自然にやりくりしちゃってるような堂々たる、これは感動なんです


<Bonus>
12. Half Moon
1986年"BELIEVE" C/W、何とも岡村ちゃん作曲だったけど、今回アルバムには初お目見え。すごく、じわじわと熱い想いや嘆きを表すような、当時19歳同士とかで作るにはクオリティがすごすぎる、今回リマスターで音の
蘇りがすごすぎる
13. New Boyfriend
"悲しいね” C/W 佐橋さん作曲、ちょっとおどけたポップで、これはライヴで遊ぶのはわかっても、あえてアルバム未収録だったのは良かったなぁと再認識
14. 君の弱さ
ラストは世界ふしぎ発見のED曲として、4thシングルカットA面としてリリースもアルバム収録には至らず。声や音のバランス、ホーンセクションなんかはPower of Tower らしいし、たまらん異国感ある曲


11曲・48分超、ボートラ3曲追加で61分ほど。改めてリマスターで音はだいぶよくなって感動。あと、流れで聴いて、ステ曲どころか、神曲だらけ。パワーも詩も度肝抜かれるんだけど、あれこれ実験されまくってうまく1パッケージに収まっているところが驚異。1987年Breath の30周年盤は飛ばされたけど、これは35周年盤とかで出るかもね、その時にはロック元年としてのビートチャイルドやAlive! の映像をつけてほしい。あとは世界のアーティストがこぞって参加した1989年Flower bedはどうなるやら、これも超名盤なので30周年盤は期待したいし、今回思ったんだけど、1990年tokyo は正に東京オリンピックの時の夏リリースで30年なんだよね、、絶好のタイミング。昨日行われた瞬殺完売の再現ライヴ的なribbon power neo も行きましたので、そちらも近々レビューできたらと思ってます。

特設サイト
『ribbon』に見る、音楽シーンを変えた女性シンガー、渡辺美里の巨大な才能
<過去レビュー>
1985年 eyes (30th Anniversary Edition)
1986年 Lovin' you (30th Anniversary Edition)
1989年 Flower bed
1992年 HELLO LOVERS
1994年 Baby Faith
2005年 M・Renaissance *Summer With You
2011年 Serendipity
2012年 美里祭り2012 WONDER 7 @日本武道館
2013年 Live Love Life at Hibiya Yaon
2014年 ここから
2015年 Ordinary Life
2016年 Lovin' you (30th Anniversary Edition) (Bonus DVD)
番外編 渡辺美里への岡村靖幸提供・参加、計23曲
番外編 渡辺美里への小室哲哉提供・参加、計20曲
番外編 渡辺美里への大江千里提供・参加、計18曲

Ribbon
渡辺美里 ワタナベミサト
(unknown)
1970-01-31

ribbon
渡辺美里
エピックレコードジャパン
1991-07-01

ribbon [12 inch Analog]
渡辺美里
エピックレコードジャパン
1988-05-28




Johnny Gill @ Billboard Live Tokyo (2018)

bill_2念願のジョニー・ギルのライヴ!自分はあんまり男性R&Bシンガーのライヴ経験がないながら、ビルボード常連のJOE, Brian McKnighht あたりはまだ未参戦ながら、彼の音・歌は昔からほんと寄り添えて好き。Keith Sweat とかと来日した時は、なんか行くって感じじゃなかったんですが、今回は即決でした!

あと、前回のリロイ・ハトソンの時もでしたが、会員先行でチケット時間直ぐ購入しようとしたけど、自由席ネットで取れずメンバーズシートを。でも、これ何か仕掛けられてる気がする(笑)。その後も一旦は売ってたし。ただ自分が行った5月17日(木)2nd最終ステージ、仕事が忙しすぎてマジ超絶寝そうだったんですが、酒を飲み始めてだんだんボルテージ全開。リロイは同じテーブルの後方でしたが今回は前方なんで、凄く見やすい席。今後メンバーズシート通になってしまうかも!

さて、開場20:30よりも早く入れたけど、ライヴは案外短めと推察。21:30には満席、さすがジョニー!観客の雰囲気もセレブリティ!さて、バンドはドラム、キーボード、ギター、ベースの最小編成。ジョニーは、通常のお左手ドアから出てくると思いきや、階段から降りてきた、自分が観るビルボードでは初!赤いジャケットにて、超絶ハッピーに、今までのビルボードの中でも最もスタンドアップ、会場がヒートアップ!

bill_1ステージを行ったり来たり、歌はドスが効いてて、でもアドリブ的にうなりまくってて、個人的にはLuther Vandross 的な節もかなり感じたし。数曲で汗だく、会場の女性の手をとってニンマリ世界感で歌ったり、オーディエンスはほんと朗らかにレスポンス&コール。結構クラップやら掛け合いやら手を振りまくったり、暖かくて団結性があって、もうどんどん惹き込まれました。結構、あの曲やるのにこの曲やらないの?みたいなのはあれ、充実の選曲。途中会場に降りてきて、ハグしたり握手したり。自分も率先して手を取りに行きましたったら。案外背が高くないのが印象的だったけど。もう4Fのほうにも登って、もうファンサービスが凄い。ジャケットに汗がにじみ出るほど、これ、1stステージもこんなんだったんかな。ジョニー、会場の雰囲気をもって、超嬉しそうだったし、笑顔抜群だった。とにかくダンスも入れたり、彼のヒストリーが詰ったライヴ。こりゃ、また行きたくなるし、日頃の疲れが一気に吹っ飛んで自分でも驚いてます。

ビルボードライヴ、紹介ページ
ビルボードライヴ、ライヴレビュー

<過去レビュー>
1985年 Christmas All Over the World New Edition
1991年 Johnny The Remix
1993年 Provocative
1995年 Let's Get The Mood Night
1997年 Levert, Sweat, Gill LSG
2011年 Still Waiting
2014年 Game Changer
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