SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

Aretha Franklin / In Concert, Canada (1978)

aretha1978canadaCelebrity Concert Special と題して、当時カナダのTV曲で放送されたカナダ Edmonton でのライヴ映像を今回は取り上げてみたいと思います。これは結構思い出があって(って生まれる前のライヴなんだけど)、実は1999年レコード・コレクターズっていう書籍でアレサが大きく取り上げられた時があって(レアにも1979年La Diva の横たわる写真が表紙)、確かにそこにブートビデオ屋(高円寺Ful! house)のチラシとかがはいってたのか、そこで、アレサの1977年Live In Paris, 1978年Live in Canada の映像があると知り、鼻血。実際、1970年代後半の作品はSparkle を除き未だオフィシャル未CD化なわけで、今ではYouTube なんかで映像は見れど、さらにはパリの映像はDVD化、さらにはデジタル音源化までされてますが、今回の映像については、ブートのままアクションは無し。でも、フルコンサートで映像になっているもの自体アレサの歴史においても少なく、ましてや当時のAlmighty Fire からの音源まで披露しているわけで、個人的には悶絶なワケです。完全に裏ビデオ(死語?)状態な劣化映像からは抜け出せないものの、当時の臨場感を、改めてレビューしてみたいと思います。ちなみにVHSは実家にあるのでジャケ載せられず、ネットで探してもも出てこない。いちおDVDデータ化より、その出だし部分をキャプションしたものを左上にて。

1. Anythin' Goes
アレサは結構、当時の世を見て、ゴージャスなオープニングを選ぶことがおおかったなぁと。これも、そんなライヴならではのCole Porter 曲。2分足らずですが、当時のアルバムジャケットでの衣装を着て登場、インパクトは薄めながら、恐る恐るのインパクトは絶大


2. Respect
粛々と歌うってのが合ってるかな、ソウルというよりも、ディスコ時代涼しく歌うってのが妙だけど


3. Sparkle
1978年作同様に、1976年Curtis Mayfield pro. で大ヒットしたOSTタイトル曲、改めて当時までのアレサに無かった部分を引き出すような繊細な楽曲、ライヴでもしっかり意識されているのが好感


4. Until You Come Back To Me (That's What I'm Gonna Do)
2017年Stevie Wonder 参加アルバムで引退表明ってなってるアレサですが、その43年前の1973年に提供されR&B1位・POP3位を記録したスムースなニューソウル、淑やかに速度アップに進行


5. You're All I Need To Get By
1971年のヒット、力で押すというよりも、心からのスピリットを徐々に崇めるというか、コーラスと共に舞い上がる感じで惹き込まれる


6. Ain't Nothiing Like A Real Thing
1975年グラミー受賞(8年連続)の楽曲、これまたカヴァーながら、昇天する魅力が素晴らしく。地声よりも、包み込むようでパワーを持ったというのが相応しいような


7. Almighty Future (Woman of The Future)
1978年アルバムタイトル曲を披露、ぶったまげました、いやー、かなりファンキーだし、後半の高音連呼は今まで控えた溜めたパワーを元気玉のように発揮、ぶっ倒れます


8. You Light Up My Life
後半戦、衣装替えで登場。ストリングス素晴らしいサウンドのバラードにて、当時録音されつつも、アレサも好きだった曲だけどアルバム収録は見送られているので蔵出し期待ですが、じっくり堪能するべし


9. A Brand New Me
アレサのピアノにて、安定的に、演奏も素敵で、シャウトなんかは少な目に、美しい歌唱力ある女性というスタイルで


10. Touch Me Up
ヒットはしなかったけど明らかに当時のアレサのライヴ盛り上がり用、1977年Sweet Passion からのディスコ風を、軽快に楽しげ、はまってます。後半のアドリブも多めに、実に9分のフィナーレ


10曲・45分のライヴなので短めですが、TV放送用だったのか、でもホールにしっかり客もいて、ライヴスタイルにて。驚くの先進的なアレサを示すためなのか代表曲2曲目以外は1970年代発表の楽曲。過去の人という扱いではなく攻めを示すような選曲であることには違いなし。今は全曲観れますんで、是非!自分はブートVHSをDVDにしてあったんで、それにてオサライしてます。

Mary J. Blige / Soul Is Forever (2008)

R-4399541-1363871218-8307_jpegこれまでメアリー・J・ブライジのミックステープ的なものは、少し前にOne and Only Queen ってものを取り上げたんですが、他にもRemixed + Unreleased, 3枚組CD A 21st Century Artist (最近はネットでも引っ掛かりづらくなってるけど)だったり、結構自分もちらほら集めてたりします。今回取り上げるCDも、リミックスだけでなく、注目すべく曲があったりなんで、色々コレクターしてた感じですね。ここ数年チャート的にはパッとしなかったクイーンですが、新曲"Thick of It" がアダコンチャートでヒットしたり、新曲も話題になってたり、来日に向けての好材料が多くなる中で、取り上げてみました。

1. Work That (Remix ft. Busta Rhymes)
当時の最新作Growing Pains からのリミックス、ラップが加わった程度だけど、シングルながら大々的に音源として広がったわけでは無かったので、嬉しい収録
2. Just Fine (Remix ft. Lil Mama)
更には、同じアルバムより、シングルとして話題になったリミックスでもあったので、序盤から飛ばしてくれてます


3. Ooh (Remix ft. G-Unit)
2003年Love & Life からのシングルリミックス、ラップメインにメアリーがサンプリングされているような仕様にて3分弱さっくり
4. The Finest (Remix ft. Lil Wayne, Precise, Swizz Beatz)
これは曲目に反して、"Just Fine" を下地にしたミックスで、タイトルは変えられて"The Finest" に遊ばれ、ラップフックたっぷりに、ごちゃ混ぜ祭り状態
5. One (ft. U2)
あくまでも2005年The Breakthrough 収録と同様
6. Wake Up Call (Mark Ronson Remix)
Marron 5 曲へのフィーチャー、こういうのが収録されるのは嬉しい、更には2015年"Uptown Funk" で話題になったマーク・ロンソンのリミックス、メアリーが加わって黒っぽさが出てクール


7. You're Welcome (ft. Jay-Z)
Blueprint 3 より、メアリーのお馴染みのフレーズ・コーラスなんかを入れながら、安定的な客演
8. Sleepwalkin' (Remix)
2005年Growing Pains 国内盤ボートラを収録、リミックスでは無いかもしれないけど、絶妙に音階をとどめて、なんかじわじわ来る、"One" みたいな魅力、邦題だと"Sleep Walikn'" ってなってました


9. Mirror (Remix ft. Eve)
これも同じくボートラ音源、イヴのラップ全開にて、サビでのヴォーカルの重ね、連呼する感じなど潜に熱くてカッコよいなぁと

10. Reminisce (Bad Boy Remix)
ここから2曲は若干古めのミックス、定番感が良いなぁと
11. I Love You (ft. Smif-N-Wessun)
これも当時からすると10年程前の楽曲だけど、ストリート感どストレートに出てて、病みつきミックス
12. Come Closer (ft. Common)
コモンのシングルでの共演、CDS買ったなぁと。こういうところに収録されるのは嬉しいところ。でもインタールードみたいに2分くらいでフェードアウトしちゃうのは敢えての面白いところ


13. Me & You
2017年"U+Me" って曲は出てるけど、異曲。実際は"We Got Hood Love (ft. Trey Songz)" でした、こういうトリックも多いのがミックステープの特徴


14. Be Without You / Stay With Me (Live Grammy Performance)
グラミー賞での音源のスタジオヴァージョンがあったとは。というか、当時この音源がHMVでデジタルで売ってて購入したけど、なんか形式が合わず、以来HMVでダウンロードしなくなったというのが思い出(笑)。にしても、オリジナルの魅力に、更なる美しき儚きシーンを絶妙に広げ伝えているようでたまらない全体仕上り。後者は後にSam Smith とのデュエット曲もありますが、これまた同名異曲


15. Beautiful (ft. Mos Def, Talib Kweli)
ここからは、再び古めの曲にて3曲連続、1999年Mary よりアルバムボートラ部ながら、2分程度でフェードアウト
16. Deep Inside (ft. Mobb Deep)
同じ収録、ラップで叩き込む感じで、ちょっと地道な部分は強いかな、メアリー曲って感じがしない
17. I'm Going Down (Juice Remix)
ラストは1995年My Life より、2001年Nelly ft. Kelly Rowland "Dilemma" で有名な Patti LaBelle "Love, Need and Want You" をサンプリングしたり、結構惹きな音が満載、と思ううちに終了、贅沢というか、意表

17曲・66分弱、個人的には14曲目には敵わないんですが、それ以外にも相当素晴らしい音の傑作集。こういうのは、今やYouTube なんかでも聴けるんだと思うけど、自分としてはここでしか聴けないようなレアアイテムが詰まってて当時の入手時の想いとフィルターがかるのが、CD世代ならではの特徴だなぁと。

<過去レビュー>
1992年 Real Love
1992年 Real Love (Remixes)
1992年 Reminisce
1992年 What's The 411?
1993年 What's The 411 Remix
1994年 My Life
1995年 (You Make Me Feel Like A) Natural Woman
1995年 I'll Be There For You / You're All I Need To Get By with Method Man
1997年 Love Is All We Need (Remixes)
1997年 Seven Days / Round & Round
1997年 Everything (Remixes)
1997年 Missing You (Remixes)
1999年 As with George Michael
1999年 Mary
2000年 Give Me You
2001年 No More Drama
2001年 No More Drama (Remixes)
2002年 No More Drama (Special Tour Edition)
2002年 Dance For Me
2002年 Love & Life
2005年 My Collection of Love Songs - Live
2005年 The Breakthrough
2006年 Reflections: A Retrospective
2006年 Mary J. Blige & Friends
2007年 Growing Pains
2008年 One And Only Queen
2009年 Stronger With Each Tear
2010年 Stronger With Each Tear (Int'l ver.)
2011年 Music Saved My Life Tour (@ Tokyo JCB Hall)
2011年 My Life II...the Journey Continues (Act 1)
2013年 A Mary Christmas
2014年 Think Like A Man Too (OST)
2014年 The London Session
※企画物 Streetwize Does Mary J. Blige Streetwize Allstars

Soul Is Forever: the Remix Alb
Mary J. Blige
Rgs
2009-08-28

Keke Wyatt / Keke Covers (2017)

KeKe_Wyatt_Keke_Coversキキ・ワイアット、これまでに計4枚のアルバムと、2枚のお蔵入りアルバム、更にデジタル配信EPなどリリースは精力的。R&B11位を記録した前作から1年待たずして、今回カヴァー曲を集めた、その名もキキ・カヴァーズを配信限定でバレンタインデーにリリース。個人的にはAretha Franklin sings Great Diva Classics ばりに、結構メジャー級な曲をたんまり収録している点に惹かれています。ネットでも既にストリーミングで聴くことができるので、是非気になった方は触りだけでもチェックしてみてくださ〜い。

1. I’m Going Down
Mary J. Blige カヴァー(元はRose Royse オリジナル)。メアリーよりきれいにパワフルなんだけど、収まりが良すぎるかな?でも歌唱は絶品、もう絶頂に歌い上げてます、こぶしまで最高


2. Love On Top
Beyonce カヴァー。コーラスまで模して、グルーヴィに、涼しげに、卒なく豪快な歌唱を披露する辺り、聴き応えだし、自分好み、今のスーパーヴォーカルを持つ若手って印象だよなぁ(とは言え、ビヨンセとタメみたい)


3. Oui
Jeremih カヴァー、これも比較的新しい2015年のヒットより、爽快に、ゆったりと、節々個性が埋めく。曲のよさ、更に音階の広さも有意義に披露
4. Diamonds and Pearls
Prince and The New Power Generation カヴァー。昨年亡くなった殿下を偲んでの選曲か、かれこれ25年前のカヴァー、素敵なスロウバラードを、情感たっぷりに、これまでのアレンジとは格別に異なる幻想さで、すごく惹きこまれる、ちょいとアナログ感もたまらん


5. Diamonds
Rihanna カヴァー、消費されていくことが早すぎる今にて、リアーナの少々前の曲をカヴァーしたことに、改めて本曲の素敵さを知るというか。。それも、アイドルとか、ぎこちなさではなく、堂々たる歌唱で歌うもんだから新たな発見に繋がる
6. Pillowtalk
Zayn カヴァーって誰だ?って思ったらOne Direction のソロ、これはアメリカでのヒットを公平に捉えてなのか、敢えて注目のためか、でも曲は知ってた。彼女のまとわりつくような歌唱と曲自体マッチ
7. I Will Always Love You
Whitney Houston (元はDolly Parton オリジナル)。亡くなって5年と2日というタイミングでのリリース、アレンジも似た感じで、臨場感と緊迫感。ディーヴァ感を持って、ゴージャスに歌い上げる、素晴らしい。レコーディング風景には、色々なレコードジャケが並べられてるけど、アレサ2枚発見(Soul '69, 1980年Aretha


8. This Is What You Came For
元カノ Taylor Swift 共作、Calvin Harris ft. Rihanna カヴァー。オリジナルPVも用意された他、5曲目リアーナと別次元で採用された楽曲、まんまダンスに。浮いてるけど、彼女の引き出しの多さを実感するというか。敢えてダンスチャート狙いなんだろうか


9. What's Going On (ft. Keever West)
Marvin Gaye カヴァー、だいぶテンション変えて、フォーク的な趣向にて。共演の男性ヴォーカルとのアコースティックが哀愁たっぷりで、彼女の様々な表現を実感


10. Tennessee Whiskey
Chris Stapleton カヴァー、近年のカントリーロックからのカヴァー。彼女の泥臭さ、人間味の表現にフィット。じっくり聴ける、渋くも勇ましく

10曲・37分、彼女がいかに歌の引き出しをもってるか、そしてどんな歌も果敢に歌えるシンガーを実証した作品。敢えてのデジタルリリースのみだけど、こういうのは健闘してほしい。才能があれこれあったし、ただのカヴァー集に終わってない、要はサウンド含めカラオケアルバムじゃなく、凝縮した敢えての今昔の選曲でのR&B、ソウルでの醍醐味。

Keke Covers
Aratek Entertainment
2017-02-14

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