SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

The Last Poets with Bernard Purdie / Delights of the Garden (1977)

51Fb8dl7yZLラスト・ポエッツ、ニューヨーク ハーレム出身。1970-71年の序盤はヒットアルバムにも恵まれたけど、1973年より実に4年振り・6作目、チャート圏外。本作は何と言っても、バーナード・バーディが参加していることが味噌!ジャケットは近未来のようであり、古臭くもあり、ちょっぴり試聴したら、心ズキュンと来てしまい、アマゾンアンリミテッドなんで、そのまま堪能。

1. It's A Trip
出だしから、テクニカルなヴォーカル、スキャット風にも小刻みにファンク!バディ参加ってのもあって、音もウキウキしちゃうし、泥臭さよりもサッパリした気持ちよさ。裏のうねうねコーラスも粋に疾走感


2. Ho Chi Min
緩めに、100 Proof みたいな、音はライト級なのに、しゃがれてクールなMC重ねみたいな、荒業、とにかく興味深く
3. Blessed Are Those Who Struggle
結構同じ調子、軽めに、でも凄く聞きやすい仕上りの音を用意。演奏陣少なめ、なので各個性ヒキタチ、何よりヴォーカルのパンクファンク、凄く浮きだっててラップみたいに感じるし
4. The Pill
ちょいテンポや音の泳ぎ方も変化、R&Bにも近いかな。でも、じっくり奏でられ、精神をさっぱりと音に体現、歌というよりも自然に溢れる感じで力まず
5. Delights Of The Garden
タイトル曲、1曲目にも近い、うねうね感。いたって平坦に永遠、このコネクリ技がファンク。掴みどころの薄い進行だけど、彼らはもう悪あがきのように楽しそう


6. Be
呑気にファンクなお経、でも遊んでるクリティカルなヴォーカル、リリック、このアンバランスが良いね。とにかく緩い、アホアホな感じ、敢えてだな
7. Yond
前曲を引き継いで、中毒性。まだまだ掴めない、ふんばっても出ない、なんだろね、この地味に延々、ヴォーカルは相当にはっちゃけてるけど
8. Er
ラストは微妙な、ゆったりモード。でも重ねる地味な行進モードヴォーカルに、ゆったり地味なファンク

8曲・41分、通しで感想を書こうとすると、どうにも地味な連発だったんだけど、何気なく聴く分には凄い楽しいというか、癒やしではないんだけど中毒性リピートしちゃう、生活への密着感があるんだよね。タイトルに有る庭の料理とでも訳すのか、日常を自然に楽しむレシピみたいなのが、ほっこりファンクとして自由に存在。

Delights of the Garden
Last Poets
Charly UK
1999-07-01

Rachelle Ferrell / Live at Montreux 91-97 (2002)

41v3Mr4BYWLラシェル・フェレル、作品リリースは圧倒的に少ないんですが、ヴォーカル力の凄みで言えば相当評価されてる、日本で言えば福原美穂みたいな感じで業界内の評価が非常に高いアーティスト。日本ではあまり語られる機会は少ないかもだけど、個人的に彼女の映像なんかをYouTube で観てはニンマリ。ほんと他者を圧倒する正しくスーパーヴォーカリスト。彼女の1991年からの約6年のライヴテイクを収めたBlue Note からリリースされた作品集といったところか、これが彼女の今のところ最新作というか、今のところ他に作品が出てない…。DVDなどもリリースされているけど、同内容か分からないけど映像も上がってるので参考までに。Jazz8位・R&B17位・POP133位を記録。


July 15th, 1991
1. Claude Nobs Intro
イントロは1分程、MCによる紹介。ここから9曲が25歳の時のライヴテイク、ラシェルのピアノも注目!
2. You Send Me
出だしの低域で掴まれる、Sam Cooke カヴァー。一人デュエットのように、精錬としたヴォーカルに一気に変更させたり、もう変幻自在。伸びやかで、色々と技巧を披露しながら、楽しくスウィング
3. You Don´t Now What Love Is
観客をとにかく唸らせるヴォーカル、見事。ピアノにも惹かれながら、とにかく高級な、レベルの高すぎるプレイにて音も歌もいい感じで堪能、彼女の高らかな歌の艶も素晴らしい
4. Don´t Waste Your Time
出だしから豪快スキャットに驚異、強めのヴォーカルで腹式相当に凄み、ピアノのもう螺旋に流れるようなスーパーテクニックも脱帽
5. My Funny Valentine
じっくり聴かせるパート、8分半。オリジナル想起とは異なる、だいぶアレンジを変えてきて泥臭くしたアドリブ満彩ヴァージョン、色々カヴァーあれ聴いたこと無い突出、終盤の高域の圧と言ったら驚異、歓声も納得
6. I Can Explain
更に8分、じっくり煮立てていく感じで、スロウの中に息づくスピリチュアルが帯びてて、もう地味にもワクワクが高まる。ファルセットなんかはDes'ree なのに、本格過ぎるパワーが相当
7. I´m Special
この曲のみGeorge Duke 参加、当時CDデビュー前の才女に、これだけのバックアップ。心が豊かになる煌めき、和みな音に、揺られ揺さぶられ、とにかく客がまな板の上の鯉
8. Bye-Bye Blackbird
場面転換、早口ファルセット風、この自由過ぎるヴォーカルの応酬は凄み。圧はWhitney Houston にも近くも、彼女は多彩な表現、麗しく、ファルセットで通わせる場も多く、スキャットも多様、もう鉄人過ぎる、ピアノまで自身で
9. Prayer Dance
最高の拍手をあびながらラスト、のっぺりスロウも、もう次は何なんだと思える期待や喜び、この展開を作れる才能、クリエイティブ、もう愕然のシリアスラスト

July 13, 1997
10. With Every Breath I Take
時は変わり31歳、流れ的には面白い、スロウに8分半、だいぶ表現もどっしりしたというか、多才から集中へ。よりディープに歌われる緻密さ、George Duke 再度参加

July 12, 1997
11. Me Vaila Seul
スパニッシュ?8分近く、堂々たる空間の表現、彼女の引き出しの多さに驚かされながら言語変わっても彼女の旨みは濃縮維持
12. On Se Reveillera
Jonathan Butler ギター参加、ラスト、結構純粋に素晴らしい仕上り、バラード10分近く、熱烈に込めまくる感情、情念の極み

12曲・77分の大ボリューム、とにかくこれがR&Bでも戦えたアルバムなのは勲章です。すごいです。こういう本格がライヴ集として纏められたこと、更に評価もあったこと、そして希少に極端にリリースのすくない彼女を感じる格別の作品として、これはベストプッシュしたいところ。彼女の凄みをしったら、きっとR&Bが更に面白くなると思います。あ、念のため個人的に好きなLedisi, Kelly Price との共演シーンも載せておきます。


<過去レビュー>
1992年 Rachelle Ferrell

Live at Montreux
Rachelle Ferrell
Blue Note Records
2002-04-09

Maxwell / Bad Habits (The Unadulterated Remix Box) (2009)

416sKzK65LL__AA256_マクスウェル、BLACKsummers'night からの"Pretty Wings" に続く、US AC R&B 連続制覇となるシングルカット。当時とかだと、もうアナログなのか、CD-Rなのかも微妙なくらいのシングルリミックスカットなんだけど、今のダウンロード、ストリーミングになって、今改めてリミックスEPとかが整理され出してて、本シングルなんかも<アンアダルターレイテッド・リミックス・ボックス(偽りなきリミックス集)>なんてクールなサブタイトルで作品化、ストリームオンリー。いやー、今になって再度注目し直せる幸せ。

1. Bad Habits (Harlan Pepper & AG lll Club Remix)
結構早めのBPMでバシバシ通快に8分超、単調に、無機質に四つ打ち。でも最低でも最高でもなく、なんかマクスウェルだから箔がつくというか
2. Bad Habits (Karmatronic Club Remix)
個人的には、Luther Vandross "Take You Out" を手がけてた彼らの手腕は興味が高かった!シリアスに6分、なんかマクスウェルがPrince に聴こえるように、なんか大分雲間に隠れつつも、シンセの豪快さでアンダーグランドさ全開
3. Bad Habits (Mark Alston Club Remix)
声の変幻自在は変態炙り、ただ高速気味も音はだいぶしっぽり真っ直ぐ、中毒性高いけどシンプルに疾走


3曲・22分、他にもアンオフィシャル含めて、結構色々リミックスパターンあったのが興味深くも、最強の3曲を揃えてきてます。更に、彼のシングルはこぞって、今になってあれこれEP化されてるので、また色々と探訪することになりそう。何より上質に、リミックスなんだけど、それぞれ大切にできちゃう感じで聞けるのは有り難い限り。

<過去レビュー>
1998年 Embrya
1999年 Fortunate
1999年 Fortunate (Single)
2001年 Now
2001年 Lifetime
2001年 Get To Know Ya
2009年 BLACKsummers'night
2016年 BlackSUMMERS'night

https://music.amazon.co.jp/albums/B076VSJ4S6
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