SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

Craig David / The Time Is Now (2018)

81ylBF9ugHL__SL1500_クレイグ・デヴィッド、デビュー作が世界的大ヒットし、その後2nd, 3rdもそれなりに、でも4thあたりから陰りをみせつつも、前作6thで再ブレイク(UK1位はデビュー作以来)!既にその時に今回の7th早期リリースを発表してましたが、若干押したものの、それでも1年4ヶ月というスパンで放たれ、UK2位を記録。今回はR&Bをベースにしつつも、トロピカルハウス?気になる。クレイグ自身が6時ちょうどをお知らせするアルバム、スタート。

1. Magic
声は、全盛期の張りだなぁと。堂々と節々をピッチ良く決めてくる辺り、聴き心地が最高。メロディもわかりやすく、彼の声にフィットするし、幾分速めに続々と展開するリリックも健在、掴みまくり
2. Heartline
1stシングル、既に9月には発表されてましたが、結構探り探りな音を元に惹きつける魅惑。声が楽器と化して目まぐるしい展開、ぼーっとした音でさえ喧騒に変えてしまう凄テク

3. Brand New
なんだか、昔のクレイグが戻ってきた印象だなぁ。前作はコラボなんかも絡めながら、結構模索してたけど、今回はどっしり直線、直球。メロディも曲がらず平坦なのにインパクトというか、強靭に
4. Going On
しっとりな音序盤、でもサルサというか、高速眩しく、ラップというか、なんだろ、どこまでも奥行いっぱいな曲無限ループ、擬似連状態
5. Love Me Like It's Yesterday
曲調は代わり可愛らしく、でも小ネタ入れまくりの高速歌唱で隙無い状態にて、圧巻にサビはダンストラックと化す、どうにも揺れ動きすぎなハイパー。声の爽やかさも、どこまでも余裕にて
6. For the Gram
まるでリアーナが歌いそうな、けだるそうな楽曲。はっちゃけ部、クレイグらしからぬ声質にて響く、挑戦枠。後半、出ました超高速リリック!待ってました。それも独創な充満、凄いテクニックの応酬にて驚異
7. Get Involved (ft. JP Cooper)
ちょっとオリエンタルな印象の中、不可思議な世界観を追求し、クレイグの個性を押しすぎずも、客演も入れて、フンニャリした感触
8. I Know You (ft. Bastille)
2ndシングル、ドラムが重く響く中、男性ヴォーカルがもっさり、そして共同で歌われるシーンは独特の奏でになって盛り上がりと言うか、素敵な助走に


9. Live in the Moment (ft. GoldLink)
R&B的なサウンド、ちょいオールディーズ感もあって、ステップが好きだなぁ。ただ、敢えて篭った作風も興味深く
10. Love Will Come Around
並びが良いね、クラシカルにポップなバウンス、個性よりもノリを重視している感じで、前半の構えた感じではなく、こういうのをバランス良く配置
11. Somebody Like Me (ft. AJ Tracey)
まだまだ続く、落ち着きモード。ゆったりしてるけど、音や声の重ねなど緩みなし。キリキリマイな声質も病みつき、中毒性
12. Focus
完全ハウス、女性ヴォーカルの入れ方がUKチックだし、今のアメリカのダンスチャートなんかにも普通に入ってきそうな感じで、プチビッチでクール!

<Bonus>
13. Reload (ft. Chase & Status)
ちょっと複雑にスパイラルする中で、脱出を試みるかのような音に制覇されたゲームのよう。だいぶ光線飛びまくり、音楽というよりも不測の攻撃というか


14. Talk to Me
優しい交わし、たしかにアルバム本編では存在感は薄めかも。秋心地というか、後半T-pain 風ヴォーカル入れど、しれーっと毒性薄めに進行。声の感じは、初期にも近い健やかさもあれ
15. Talk to Me Pt. II (ft. Ella Mai)
言い過ぎBeyonce みたいなヴォーカルを招いて、堂々たる進行。曲自体は前曲から続いた感じなので地味だけど、なんか探りながら次への展望待ちって感じも

通常盤は12曲・38分半、ボートラ3曲追加で49分に。国内盤のみ、更に3曲(アコースティックヴァージョン2曲含む)追加で計60分弱(未だに国内盤の威力が凄い、外タレ日本の市場をフィジカルとして重視しているってことなのかな)。本編は相当にぶっ飛んでて、後半多少力量落としつつもクオリティ半端なかったし、個人的には前作よりも流れ的に聞きやすいし、色々とクレイグの技量がつぎ込まれている感じがして安定感を感じました。

<過去レビュー>
2000年 Born To Do It
2002年 Slicker Than Your Average
2005年 The Story Goes
2007年 Trust Me
2008年 Insomnia (Remixes)
2009年 Springroove 2009 Craig David, TLC, Akon, T-Pain, John Legend etc
2010年 Signed Sealed Delivered
2016年 Following My Intuition

タイム・イズ・ナウ
クレイグ・デイヴィッド
SMJ
2018-01-31

タイム・イズ・ナウ
クレイグ・デイヴィッド
SMJ
2018-01-31

Above & Beyond / Common Ground (2018)

71esv+s6AoL__SL1200_アバヴ&ビヨンド、なんとも彼らを単独で最新作にて取り上げることになるとは!実際、彼らを知ったのは自分が大学生の時、サイバートランス全盛の時代に、結構有名曲なんかをトランスリミックスしてて堪能してた感じで、実際にwikiなんか見ても、彼らの2000年代は思いっきりDJ、トランスエラってなってて。でも、だんだんグループの傾向はセラピーだったり、アコースティックだったり変化していって、でも主軸はDJダンスなんだろうけど。そんな彼らの2年振り・7作目の最新フルアルバムが全米POP3位・Dance1位を記録(それまでの最高位は5thでPOP34位、でもダンスにしては高記録だから、だいぶ仕掛けはできてたのかも)。どうなってんだい。気になっちゃいましたよ。

1. The Inconsistency Principle
闇雲な3分、何かがシューティングされるようで、壮大な宇宙空間を示すようなオープニング
2. My Own Hymn (ft. Zoe Johnston)
ふんわり女性ヴォーカル、更にシンセで明るみに、トランスというよりも幻想的なハウスビートって感じかな。サラ・マクラクランのような柔和まどろみな声と、音の融合が美しく


3. Northern Soul (ft. Richard Bedford)
タイトルは気になるところ、でも思いっきりバシバシとトランシー。でも、自分が思い描くトランスとは異なりBPMは早すぎもしないかな。男性ヴォーカルは、結構正統派に、個人的には音が降り注ぐ後半が好きかな

4. Naked (ft. Justine Suissa)
キラキラ疾走感、女性ヴォーカルをホンノリ、あとはフリーウェイを爽快に走りたくなるメロディアス、直球過ぎてライト級
5. Sahara Love (ft. Zoe Johnston)
2曲目とも異なる音楽性で攻めてきたなぁと、ヴォーカルの乗り方もアグレッシヴ。音もハイパーに進行するし、その乖離を埋めるような音とのバランスが面白く、不鮮明ながら、ゴール目指した率先した何かを感じるなぁ
6. Happiness Amplified (ft. Richard Bedford)
3曲目に続く男性ヴォーカル、結構平坦なんだけどアルバムにおいては抑揚にも繋がってるのかも、落ち着いた感触で、なんだろ平和だったり休息だったりを与えてくれるよう
7. Is It Love? (1001)
クレジットには無いけどJono Grant なるアーティストによるタイトルコール以外は、粛々と音が展開される地道な展開。個人的にはTMN みたいなスペイシーの狭間って感じ


8. Cold Feet (ft. Justine Suissa)
音は安定感、ヴォーカルの静寂さも安定、そのポテンシャルから嗅ぐ不思議なダンスステップ、律義にもテーマに沿って、でも心は踊れるというか
9.Tightrope (ft. Marty Longstaff)
この曲だけフィーチャーシンガー1曲のみ参加で、不思議な響きを持つ男性ヴォーカル。リリックはリピート多めに、後半仕掛けてきたトランシーにて頭イカレル感じでクール


10. Alright Now (ft. Justine Suissa)
既に2017年5月に先行カット、疾走感いい感じ。ただ、透明感あるヴォーカルで囁きトランス、どうにも健全な案内板とでも言う感じか


11. Bittersweet & Blue (ft. Richard Bedford)
程好い叩き、男性ヴォーカルの無機質の安定感、決して新しい感じでは無いんだけど、アルバムの中和剤のように思えてきました
12. Always (ft. Zoe Johnston)
低調、ダンスではなくスロウにて、まるでDido みたいに吹き付ける冷静さ、更には氷河の中にいるような、終盤だいぶのクールダウン作用


13. Common Ground
タイトル曲にてラスト、キラキラしつつ、天体観測、プラネタリウム、でも、どこかダンスの残り火みたいなものがあって、ときめきな終焉

13曲・62分、オープニングが絶妙にワクワクさせられて、あとはフィーチャーアーティストの魅力も手伝って、色々と想起できるものがありつつ、彼らのサウンド自体にブレはなくて、粛々と展開されるハウス〜トランスの間かな。確かに今はUltras なんかもあって流行ってるのかもしれないけど、上品なダンスアルバムって感じで、けっして今の音ってカテゴライズされまくるわけでもなく、上手くシンプルに仕上がってるなぁという印象です。

Common Ground
Above & Beyond
Anjunabeats
2018-02-02

Justin Timberlake / Man of The Woods (2018)

81vw6l3HMpL__SL1500_ジャスティン・ティンバーレイク、4年半振りとなるソロ4作目。主に、The Neptunes が担当し、これまでのポップさとは裏腹な意味深な仕上りに。特にジャケットなんかも地味に70年代ソウルみたいな作風。2016年にヒットしたシングルとは真逆に、今回はどんなアーティスト性を狙い定めて来たか、勿論、かなり超越してきている期待が高く、楽しみ三昧。

1. Filthy
1stシングル、POP9位・Dance37位上昇中。重ためにロックなスタートも、粛々と1stの頃のようなラップが主軸。あとはデジタルをこねくり回して、難解な全体。だんだん聴きやすくはなるけど、随所の結構重厚感は曲全体のインパクト


2. Midnight Summer Jam
流すと普通だったんだけど、構えて聴いたら、単のポップというより進化した細切れにリリックの入れ方とか声・メロディの組み方とか秀逸だし、この時点でかなりアップダウン多め、前作先行シングルのBPM速めってのが該当しそう
3. Sauce
ポップにも、なんかファンクを要素に遊んでるポップって感じもするし新ジャンルって印象も。ダンストラックという程ではないけど、キャッチーでもないんだけど、楽しく通り過ぎていく
4. Man Of The Woods
タイトル曲且つ4thシングル予定。低域で、ゆったりホンワカ。ただ、メロディ自体はファン!こういう敢えての作風多めなのかな、本作。森人、ゆえに息子のことを歌った曲なんですね、平和に軽やかに、なんか穏やかな感触、アルバム前半に敢えて持ってきている感じもなかなか余裕感


5. Higher Higher
ハイヤーの割に、ロウワーの位置で地道に歌われる興味深い、じりじり攻め上げるジャスティン流のコネクリマワシは、なかなかの味わい
6. Wave
なんともオールディーズ感あるポンポコポン、基本はピコピコ路線、ミディアムスローの中でリリック絡めまくり、余裕の中で要素濃縮
7. Supplies
2ndシングル、POP71位。じっとり、ねばっこいサウンドに、スロウ。でも、かなりリリックは詰め込みすぎで、こういうネバネバした展開多め、響きも豪快にドロドロ、涼しげ急落


8. Morning Light (ft. Alicia Keys)
注目のアリシア・キーズ参加曲、緩い、実に緩い曲調。アリシア映えが薄すぎる、実に残念。マッチはしたコラボなんだけど、最緩にて、印象には残りましたが
9. Say Something (ft. Chris Stapleton)
3rdシングル、POP9位記録、ギターにてクリス・スタプレトン参加、結構まっとうに歌って感じかな、ただ崩しは多めに掴みは難解。色々とブレンドが楽しめる、潔さと引きのバランスが見事


10. Hers (Interlude)
折り返し1分のインタールード、女性語り、アリシア?ま、ピアノと共に、なんか夢遊のようなトランス感
11. Flannel
アコースティックスタート、場面転換してきたなぁと。だいぶ、浸れる感触なんだけど、素通り感も増えたかも
12. Montana
でも、ここで地道にインパクト増すのはダンサブルに、でも先駆的でクールな仕上り。響きはかなり本作重視してそう
13. Breeze Off The Pond
歌よりも響きというか、個体で攻めるよりもアルバム全体の渦がなかなか、前曲とビートは似てて、ただ高域到底出さず、80年代のクールさみたいなのが台頭
14. Livin’ Off The Land
延長線上、徐々にメロディ音階も上がるけど一定キープが興味深い、激しくなく、絶妙バランスにて。でも、結構ノリ良い生音あったり
15. The Hard Stuff
しっとり、温和な印象もあるけど、テンポはジリジリしてて、無機質さも多いのは本作の特徴かな、どこか仕組まれたものを感じるからかな
16. Young Man
ラスト、盛大にフィナーレというよりは、地道に奏でつつ、お気楽ラップ調がメイン。なんかホンワカしつつも、どこか、覇気のない肩肘張らなすぎの落とし目

16曲・66分弱、現時点ではボートラ盤などもなく、アルバムリリース時までにシングルは色々用意してた感じで、ただポップさは薄いので、今のチャート上シングルヒットを持ってくるのは難しそうな印象を持ちました。それなりにヒットはしそうだけど、頂点目指すような感じよりも今の心境を緻密に纏めてきたなぁという、成長作という感じかな。

<過去レビュー>
2002年 Justified
2006年 My Love
2007年 FutureSex/LoveSounds (Deluxe Edition)
2010年 Essential Mixes
2013年 The 20/20 Experience
2013年 The 20/20 Experience 2of2
2016年 Can't Stop the Feeling!

MAN OF THE WOODS [CD]
JUSTIN TIMBERLAKE
RCA RECORDS
2018-02-02

マン・オブ・ザ・ウッズ
ジャスティン・ティンバーレイク
SMJ
2018-02-02

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