SOUL FOOD, SOUL LIFE

【ほぼ毎日“R&B/SOUL”のCD全曲レビュー】Aretha Franklin の来日祈願と、YO-SUKE の日常備忘録も

渡辺美里への大江千里提供・参加、計18曲

senri渡辺美里関連、岡村靖幸関連作の記事が当ブログとは異色ではあったもののPVが高くて、次いで引退を発表しちゃった小室哲哉関連の記事がここのところPVの高くなってきて(当時ゴールデンコンビって言ってたっけ)、その流れで今回は大江千里ソングブックを作成してみたいと思います(確かプラチナコンビって言ってた気がする)。

そいえば、岡村ちゃんと美里のコンビは何て言うのか言及されたことはあるのだろうか、個人的にはアブノーマルコンビって感じがしてますが。さて、千里さん、全盛期80年代はあまり曲提供してないんですよね、やっぱTK・岡村ちゃんてのが定番だったみたいで。木根さんよりは総曲数はありそうですが、案外おもしろい辿りになりそう。

1985年 悲しいボーイフレンド 作詞・作曲
2007年 悲しいボーイフレンド 作詞・作曲
前者は後藤次利編曲でデビュー作eyes収録、可愛らしい女の子のラヴソングを、大江千里が仕上げるという繊細さ。ファンの隠れた名曲って感じでしょうか。後者は石成正人編曲で同名タイトル映画悲しいボーイフレンド主題歌に採用され、翌年2008年のカヴァーアルバムDear My Songs 収録。大人になって甘酸っぱい青春を思い出すような感触かな

1986年 本降りになったら 作詞・作曲
こちらは客演、大江千里AVEC 収録、大村雅朗編曲。なんか、大人になりたての男女の青春ラヴソング、景色が見えるし、なんか朴訥とした雰囲気全体がスーッと入ってきて洗練。映像は18年目の西武ドームライヴで千里さん初ゲストでの共演シーン


1988年 10years 作曲
1995年 10years 作曲
2005年 10years (V20 Version) 作曲・演奏
2008年 10years 作曲
これが最高傑作と言う拝も多いと思いますが、素晴らしい名曲。アルバムribbonラストに収録、後に"君の弱さ"両A面シングルとしてカット、UCCコーヒー本人出演3本目のCMソングとしてお茶の間にも。1995年(初のライヴアルバムLive Love Life 収録)・2005年(シングル"トマト" ボートラ収録)はそれぞれ西武球場ライヴより音源化。2008年にはカヴァーアルバムDear My Songs 収録で、大人アレンジにて。千里さんもカヴァーしてます


1989年 すき 作曲・コーラス
1989年 すき (Apricot mix) 作曲・コーラス
アルバムFlower bed ラスト収録(なんとも2作連続、ラストだけ千里さん)。ほっと落ち着くパートにフィット。優しいメロディ、その一方で雨の西武球場の映像はインパクト大。シングル・カットされたヴァージョンは若干音がピコピコしてます


1991年 夏が来た! 作曲・コーラス
1995年 夏が来た! 作曲
2005年 夏が来た! 作曲
オリジナルは意外にもオリコン8位が最高ですが、アルバムLucky 1曲目収録で、夏の定番に!Bon Jovi 意識で作曲依頼したそうですが、シンセを除けば、ポップな日本の夏というのが反映された青春佳曲。その後、10周年の西武球場ライヴアルバムLive Love Life 1曲目収録、茶番ですがミニアルバムうたの木 seasons “夏”でも2005年にサルサクラブミックスみたいな感じでひいっそりカヴァーしてます


1998年 素顔  作詞(渡辺美里共作)・作曲
1999年 素顔  作詞(渡辺美里共作)・作曲
2008年 素顔  作詞(渡辺美里共作)・作曲
アルバムハダカノココロより、ここから3曲連続。映画F主題歌、この年は例年になく二人のコンビが盛んに。非常に言葉の大事さを感じる素敵なバラード。1999年オーケストラライヴ作 うたの木 Gift 収録。2008年にはカヴァーアルバムDear My Songs 収録で、なんかシリアスさを追求するような感触で

1998年 太陽は知っている (渡辺美里共作)作詞 ・作曲
熱闘甲子園テーマ曲、個人的に美里の夏の集大成みたいな曲の印象。女性が青春をこうやって表現し続ける杞憂稀なアーティストの領域に、リリックの的確さ・速さ、音域もずば抜け


1998年Welcome (渡辺美里共作)作詞 ・作曲
1999年Welcome (渡辺美里共作)作詞 ・作曲
駄作がないというか、21世紀に向かうべくメッセー性、決意というものがより深まる印象。翌年オーケストラライヴ作 うたの木 Gift にも収録

2000年 Gift 作詞
オーケストラライヴ作 うたの木 Gift 収録、唯一の新曲・レコーディング作、作詞のみで参加。今までに無かった、蛍の光平成版みたいな印象

2002年 egoism 作詞
アルバムSoleil 収録。2曲連続意外性、作詞のみ参加していたとは。凄くメッセージ性が濃く、既に前年仕上げてた曲のようですが、911が起き、リリースタイミングを延期していたとか

2003年 天使がいるのを知っているかい 作詞・作曲
アルバムOrange 収録、不思議な雰囲気に包まれるデジタル支配。アルバムにひっそり、ストーリー曲のように、ヴォーカルも不思議な感覚半端ない

2005年 メロディ 作詞・作曲
アルバムSing and Roses〜歌とバラの日々〜収録、個人的に"Lovin' you" に似た詞や全体の音の感じが好き、なんか心がきゅっとシマルというか

2005年 Oh! Hardest night 作詞・作曲
同じくアルバムSing and Roses〜歌とバラの日々〜収録、重たいサウンドなんだけど、どっしりと立ち向かう女性戦士のような姿が浮かぶ

2009年 始まりの詩、あなたへ 作詞・作曲:大江千里
先に岩崎宏美が歌ってますが、ビジネス的にらしく、美里は自曲のようにかなり大切に歌い続けてますね。アルバムとしては2011年Serendipity 収録ですが、先に2010年25th Anniversary Misato Watanabe Complete Single Collection〜Song is Beautiful〜収録


2011年 春の日 夏の陽 日曜日 大江千里
アルバムとしては2011年Serendipity 収録、Tokyo-FM ラジオドラマNISSAN あ、安部礼司 〜 BEYOND THE AVERAGE に長らくテーマ曲になってた、ほのぼの系。

2011年 人生はステージだ! 作曲
アルバムとしては2011年Serendipity 収録、突き抜けるご機嫌ロックファンクという感じでしょうか、こういうハッチャケな感じが多いのは今尚特徴的

2014年 ここから 作詞・作曲
先行シングル、アルバム Ordinary Life 収録。美里らしいポップで青春メッセージ綺麗な曲


2015年 A Reason 作詞・作曲
アルバム Ordinary Life 収録。ゆったり、大人の女性とて、柔らかなバラード。今までと異なる、なんか脱皮が起きたような曲に

1987年OLIMPIC からは、"小首をかしげるTシャツ" では出だしからインパクト有るアカペラでコーラス参加、更に"エールを送ろう" でも(あまり声が判別しにくいけど)。1988年1234 からは、"ジェシオ'S BAR" でも元気にコーラス参加。1991年HOMME からは、ヒット曲、"格好悪いふられ方"でのサビ後の印象的なパートに、更に前曲のシングルC/Wでもあった、""COWBOY BLUES" でも、1997年シングル、""HYPERACTIVE DINOSAUR" ではワンパクにコーラス!

案外、80-90年代の曲は少なかったですが(その一方でコーラスのみ大江千里作品に参加は6曲も)、30年に亘りポイント・ポイントで協力し合う観点では、TK・岡村ちゃんはほんと最初の10年弱ってところなので、良い意味で重要なパートナー的な関係が伺えます。時代によって、意味有る参加ってのが滲むようだし、共通して言えるのは良い曲にこだわってるなぁという印象です。

Betty Wright / My First Time Around (1968)

My_First_Time_Around現在64歳ベティ・ライト、先日取り上げたティト・ジャクソンのアルバムに参加してて、あー、2012年にライヴ観たなぁと回想し、なにか取り上げてなかった彼女のアルバム無いかなぁと探していたところ、彼女のデビュー作が何ともちょうど50年前に発売されてて、という事は実に彼女14歳の時の作品です!唯一本作のみATCO Records からのリリース、チャート圏外でしたが、シングル・カットは2曲。遡ると前年に Solid Soul からシングル盤発売されてますが、本作には未収録。

1. Girls Can't Do What The Guys Do
1stシングル、R&B15位・POP33位の初ヒットを記録!当時14歳と思えない堂々たる構えっぷり、中域も高域も自由自在。コーラスもホーンも結構落ち着きつつ、全体に骨があって、歌いっぷり驚異。Gladys Knight のデビュー当初と比して良いような出来っぷり


2. Funny How Love Grows Cold
ファンクで、かっ飛ばすようなヴォーカルは更に旨み、凄み。ハスキーさも猛烈、彼女がマイアミではなく、まだまだ泥臭いソウルで勝負してたなんて、年齢的にもこれはルーツが相当ぶっ飛んでるんだろう
3. I'm Gonna Hate Myself In The Morning
情念込めて、彼女の抑揚も見事楽しく心に浸透するし、コーラスもパワフルに、当時のメンツ恵まれてたんだろうなぁと
4. Circle Of Heartbreak
なんと14歳のBetty Wright 詞曲。こりゃ、日本で言う宇多田ヒカルにも近い、早熟。ソウルのようでゴーゴーのような、でもソロにてぐいぐい引っ張る様相、勇ましい。とにかく声質にパンチがあるのが特徴
5. Sweet Lovin' Daddy
1stシングルB面、ポップにメロディアスも、どこまでもハッチャケご機嫌パンチ炸裂!節もプリプリ、完全に飲み屋で喉壊したマダムって感じに聴こえるくらい
6. Cry Like A Baby
Dan Penn 作、The Box Tops 同年オリジナルの名曲カヴァー、A面は此処まで。ハスキーというかドスが映える曲、淡々と進行しつつも、生まれ持った天性でのアドリブも随所、サウンド低めにクール
7. Watch Out Love
2ndシングルB面、かなりタイプが異なる曲。ストリングスや、美しいミディアムスローで、ほんわかバラード。彼女の違う側面を、大人な魅力混じりに妖艶に
8. He's Bad, Bad, Bad
2ndシングル、ポップにわかりやすいメロディ、なんかベティの粗さも可愛さも、どっちつかずのシングルだったかも。でも若さを押し出した、フィット感は強め


9. I Can't Stop My Heart
再びバラード、こういう色っぽさも合うのは個性だろうなぁ。抑揚ばっちしだし、今後をかなり楽しみにさせてくれる。バンド従え、クラブジャズなんかでも単独できちゃいそうなポテンシャル
10. I'm Thankful
粛々とした感じだけど、彼女の場合、曲に命の吹き込み方が絶品で、強弱だったりで歌の雰囲気がどんどん膨らむ、それに助長されるように音も豊かに
11. The Best Girls Don't Always Win
緩め、しっぽり静まり、出だしから声の出し方からして逸品!地声はあまり使わず、ふわっとした感触を大事に、日本だと元気に音程通り上手く歌えるがすべての文化に思うんだけど(近年の歌コン)、そうじゃない曲に染まり、曲を染め上げる感じが素敵
12. Just You
ストリングスのウネリが個人的に好き、控えめな歌唱、最後を優しく彩る、バラード。なんか夕暮に染まるというか、パワーもありつつも、どこか癒やしを与えるような曲に

12曲・32分、個人的にA面のかっ飛ばしこそ改めて彼女を好きになったけど、なんと言っても術を駆使するB面こそ彼女のスタイルを決定づける天才さ。これは未だにリイシューされたりしてるけど、びっくりする程の名盤だと思います。特に14歳とは到底思えない歌力、歌心。こういう歌手が、未だにスタイルを変えながらも半世紀後も活躍していることに心から喜び。

<過去レビュー>
1972年 I Love The Way You Love
1978年 Live
1988年 Mother Wit
2012年 Live at Billboard Live Tokyo

My First Time Around
Betty Wright
Imports
2014-04-22

マイ・ファースト・タイム・アラウンド
ベティ・ライト
ワーナーミュージック・ジャパン
2012-10-03

Diana Ross / Why Do Fools Fall in Love (1981)

5167VXEfGjLダイアナ・ロス、前作Diana の大ヒット後Motown からRCA に移ってリリースされた1年4ヶ月振りのソロ12作目は、R&B4位・POP15位を記録とチャートを下げながらも、連続でプラチナムを獲得の快挙を達成。4曲目の収録は大きいと思いますが、それ以外にも全曲シングル・カットに至るなど、捨て曲なし状態の鉄板。お洒落さんな感じで、ブラックミュージックと一線を画す感じになっているのは否めないけど。

1. Why Do Fools Fall In Love
タイトル曲且つ1stシングル、R&B6位・POP7位を記録。3分にも満たない"You Can't Hurry Love" にも近いほのぼのポップ、この印象がアルバムは強いからか、ブラックファンには敬遠されがちな気も。案外ライヴなんかでは定番


2. Sweet Surrender
4thシングルB面、ベースラインだったり、うねうねした感触のスロウで、音的には好きだな。押し付けがましくなく、"Love Hangover" のような微かな移ろいみたいな延々さこそが極上
3. Mirror, Mirror
2ndシングル、R&B2位・POP8位を記録。個人的には、1999年Kelly Price が大胆サンプリングで熱烈バラードとして用いたヴァージョンが大好きだったりしますが、ダイアナもだいぶ人間味プッシュで骨太に歌ってるのが収穫


4. Endless Love
同年夏にリリースされたLionel Richie 作のデュエットシングル、元は企画同名OST Endless Love 収録で、R&B・POP1位(9週連続)を記録。1994年Mariah Carey & Luther Vandross カヴァーデュエットも記憶にあたらしいところですが、ダイアナのアルバムではソロヴァージョンにて収録。後奏も伸びて、清涼感ある再録ですが、リッチー居たほうが気迫はあって纏まりは良いかなぁと


5. It's Never Too Late
4thシングル、ほのぼのディスコという感じでしょうか、とにかく上質に美しく展開するポップ寄り。個人的には諄さが全く無く、華麗過ぎてダメ
6. Think I'm In Love
1stシングルB面、これも平和な完全映画の世界観のように、美しさ優位すぎるかな、白人コンテンポラリーにも近く、ポップの追求継続
7. Sweet Nothings
2ndシングルB面、歌唱も淡く、ミュージカルのような抑揚をもってホンワカ進行。緩い感じ、遊んでるホーンなんかはニンマリしちゃうけど
8. Two Can Make It
3rdシングルB面、ちょい音を抑え目にしつつ、スローにじんわり、彼女の優しさ、滑らかさを馴染ませていく感じかな
9. Work That Body
3rdシングル、R&B34位・POP44位を記録。ラストは、だいぶ弾けて遊んだディスコクラシック、ファンク調。こういう攻撃性は好きだし、リミックスも色々あって、ダイアナよりもコーラスが
目立ったりと、枯らす高域とかも眩ゆく、ご機嫌グルーヴ


9曲・35分、2014年リマスター盤では、異なるヴァージョンとて3曲目を2ヴァージョン、9曲目を3ヴァージョン、さらに4曲目のエディットを収録(今となれば案外懐かしのFunky Town Grooves リマスター計6曲・28分)。陰湿にブラックな部分は好きだし、その一方で華麗過ぎるダイアナは苦手だったり、その織り交ぜこそが当時の彼女のスタイルかな。曲の良い部分を引っ張れば十分名盤。

<過去レビュー>
1962年 Meet The Supremes The Supremes
1964年 Where Did Our Love Go The Supremes
1965年 More Hits by The Supremes The Supremes
1965年 At The Copa The Supremes
1965年 Merry Christmas The Supremes
1966年 The Supremes A' Go-Go The Supremes
1968年 Live at London's Talk of The Tower & Supremes
1968年 Love Child
1970年 Everything Is Everything (Expanded Edition)
1973年 Diana & Marvin & Marvin Gaye
1976年 Diana Ross
1976年 Diana Ross (Bonus Track)
1977年 Baby It's Me
1978年 Ross
1979年 The Boss
1983年 Ross
1987年 Red Hot Rhythm & Blues
1989年 Greatest Hits Live
1991年 The Force Behind The Power
1993年 Christmas In Vienna - The Gift of Love with Placido Domingo & Hose Carreras
1994年 A Very Special Season
1995年 Take Me Higher
1999年 Every Day Is A New Day
2006年 I Love You
2006年* Blue
2007年 Last Time I Saw Him (Expanded Edition)
2012年 Diana Ross (Expanded Edition Disc.2)
2012年 At The Copa (Expanded Edition)
2015年 In The Name of Love Tour @ Nippon Budokan Arena

ファースト・レディー
ダイアナ・ロス
EMIミュージック・ジャパン
1989-11-08

ファースト・レディ
ダイアナ・ロス
EMIミュージック・ジャパン
2005-02-23

WHY DO FOOLS FALL IN LOVE
DIANA ROSS
FUNKY TOWN GROOVE
2014-11-12

Why Do Fools Fall in Love
Diana Ross
Funky Town Grooves
2016-06-24

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