大きくコケてしまった、童顔さんことベイビーフェイスの2007年の新作。それでも彼は、なんだか気にせずに、コンスタントにアルバムを出し続けている印象。まっ、90年代と比べればプロデューサー業務も多忙極めているわけではなさそうとは言え、いまだに相当数の作品が出続けている。だから、これは今でも彼を愛する人への嬉しい作品という感じかな。声には、自然と優しさが溢れ、やっぱりいつ聴いても安心する。特に今作は、白人ロック系アーティストのカヴァーが中心。だからこそ、コアターゲットである黒人層に響かなかったかのかもしれないけど・・(最高全米48位)。
1曲目・2曲目はJames Taylor のカヴァーで、「Show The People」「Fire & Rain」。前者は、計算されたヴォーカルの重なり・そして転調を繰り返すラストのサビにぐっとくる。メリディメーカーは、人の歌でもこうも面白くカヴァーするんだなぁって感心してしまった。後者はシングルカットもされたようだが、R&Bというよりもアコースティックな洒落たミディアムスロー。中域で引っ張り続けるが、逆にそれが哀愁を誘うエッセンスに。3曲目「Not Ging Nowhere」はオリジナルかな。前曲と変わらない展開だが、サビのヴォーカルのざらつき・迷走した感じが情緒的に響く。4曲目「Time In A Bottle」は Jim Croce の作品。スパニッシュギター系&遠吠え的な、多重コーラスが頭に残る。5曲目「Wonderful Tonight」はお馴染みEric Clapton の作品…「Change The World」での共演も有名だが、ここでは彼の歌をドラマチックに、そして原曲に忠実な感じだが、R&B の解釈を加えているようで新鮮さが残る。6曲目「Knockin' On THe Heaven's Door」はBob Dylan 作品…アルバムの流れを壊さず、そして曲に祈りを込めて歌い続けるのが美しく感じる。7曲目「Longer」はDan Fogelberg の作品…ちょっとしたストリングスも加わり、音の広がりに深みを感じさせてくれている。8曲目「The Soldier Song」は、3曲目同様オリジナル。静かに叫ぶというのか、こういうのが彼なりのメッセージの伝え方なのかもしれないと改めて思った。9曲目「Please Come To Boston」は、Dave Loggins のカヴァー。Brandy が参加し(やっと女性コーラスの登場)、アルバムにアクセントがブレンドされ、マンネリ感も少し解消。10曲目「Diary」Breedのカヴァー、静かにアルバムを締めくくっている。
アルバムのジャケにあったように、アコースティックなギタリストBabyface を再認識させる、彼のバイオグラフィーにとって重要な作品になったような気がする。きっと、これからの音楽家人生にある意味、面白いファクターになってくるはず。じゃなければ、今まで緻密に動いてきた彼らしくないもんね。これからどうなっていくんだろう。40分程度の、なんだか70年代の白人アコースティックアルバムに近付けているような気もして、企画物としては凄みを感じたなぁ。
プレイリスト(期間限定特別価格)
Playlist
1曲目・2曲目はJames Taylor のカヴァーで、「Show The People」「Fire & Rain」。前者は、計算されたヴォーカルの重なり・そして転調を繰り返すラストのサビにぐっとくる。メリディメーカーは、人の歌でもこうも面白くカヴァーするんだなぁって感心してしまった。後者はシングルカットもされたようだが、R&Bというよりもアコースティックな洒落たミディアムスロー。中域で引っ張り続けるが、逆にそれが哀愁を誘うエッセンスに。3曲目「Not Ging Nowhere」はオリジナルかな。前曲と変わらない展開だが、サビのヴォーカルのざらつき・迷走した感じが情緒的に響く。4曲目「Time In A Bottle」は Jim Croce の作品。スパニッシュギター系&遠吠え的な、多重コーラスが頭に残る。5曲目「Wonderful Tonight」はお馴染みEric Clapton の作品…「Change The World」での共演も有名だが、ここでは彼の歌をドラマチックに、そして原曲に忠実な感じだが、R&B の解釈を加えているようで新鮮さが残る。6曲目「Knockin' On THe Heaven's Door」はBob Dylan 作品…アルバムの流れを壊さず、そして曲に祈りを込めて歌い続けるのが美しく感じる。7曲目「Longer」はDan Fogelberg の作品…ちょっとしたストリングスも加わり、音の広がりに深みを感じさせてくれている。8曲目「The Soldier Song」は、3曲目同様オリジナル。静かに叫ぶというのか、こういうのが彼なりのメッセージの伝え方なのかもしれないと改めて思った。9曲目「Please Come To Boston」は、Dave Loggins のカヴァー。Brandy が参加し(やっと女性コーラスの登場)、アルバムにアクセントがブレンドされ、マンネリ感も少し解消。10曲目「Diary」Breedのカヴァー、静かにアルバムを締めくくっている。
アルバムのジャケにあったように、アコースティックなギタリストBabyface を再認識させる、彼のバイオグラフィーにとって重要な作品になったような気がする。きっと、これからの音楽家人生にある意味、面白いファクターになってくるはず。じゃなければ、今まで緻密に動いてきた彼らしくないもんね。これからどうなっていくんだろう。40分程度の、なんだか70年代の白人アコースティックアルバムに近付けているような気もして、企画物としては凄みを感じたなぁ。
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