ダンクラブームとは言っても、それよりもっともっと余裕ぶっこいてるマイペースなR&Bという感じかな。ファルセットが激しい印象もあるけど、そこまで甘茶な感じもしない。なんか独特のリズムだけど、ファンクもしてる。
今作ではJunie と名乗ってるけど、Junie Morrison だったり、Walter Junie Morrison なんて場合もあるそう。もとは、プロデューサーとしての活躍が大きいアーティストで、George Clinton's P-Funk にも参加していたみたい。一方で、ソロとなると、大きな功績は残してないんだけど、なんか味があるんです。怨めない味が。
1曲目「Love Has Taken Me Over (Be My Baby)」は、ダンクラ一直線。その中に淡々と歌われるジュニーのヴォーカル。なんか、新しい・・・。2曲目「Why」は、ファルセットが出たと思えば、しゃがれたファンキーボイスも披露。女性コーラスやシンセやアコギの音も加わり、明るい展開。タイトル曲「Bread Alone」は、沖縄民謡と錯覚してしまうくらいに、リラーックスタイムが広がっている。4曲目「Nagual's Theme」は1分程の、今で言うInterlude 的音楽。アルバムに入っているのは7曲しかないのに、うち1曲がこんな作品とは…大きく出たものです(笑)。でも、ここで感じるのは、ファンカデリック寄りだったりするから、重要なファクターになっているのは間違いない。そして5曲目「Funky Parts」でやってくれてます、弾けてます。シンセ遊びが激しくなってる上、BPMも好調。カマキリ声のような本家ヴォーカルも、どこかシンセと同化宣言。6曲目「Seaman First Class (Jock Rock)」は、出だしのフェードインにそそられ、ミディアムテンポの音を延々8分。これはコアな作りです。ラスト7曲目「Apple Song」は、そのまま“りんごの歌”??なぜだか、タケカワヒデユキ的爽やかさとダブってしまうのは、僕だけではないはず。
音楽=音を楽しむを実践してくれているアルバムなので、ヴォーカルの質に何かを求めるのではなく、単純に彼の得意とするインストに旨さが詰まってたりします。切り口の異なるダンクラ…結構、面白いと思います。
Bread Alone
今作ではJunie と名乗ってるけど、Junie Morrison だったり、Walter Junie Morrison なんて場合もあるそう。もとは、プロデューサーとしての活躍が大きいアーティストで、George Clinton's P-Funk にも参加していたみたい。一方で、ソロとなると、大きな功績は残してないんだけど、なんか味があるんです。怨めない味が。
1曲目「Love Has Taken Me Over (Be My Baby)」は、ダンクラ一直線。その中に淡々と歌われるジュニーのヴォーカル。なんか、新しい・・・。2曲目「Why」は、ファルセットが出たと思えば、しゃがれたファンキーボイスも披露。女性コーラスやシンセやアコギの音も加わり、明るい展開。タイトル曲「Bread Alone」は、沖縄民謡と錯覚してしまうくらいに、リラーックスタイムが広がっている。4曲目「Nagual's Theme」は1分程の、今で言うInterlude 的音楽。アルバムに入っているのは7曲しかないのに、うち1曲がこんな作品とは…大きく出たものです(笑)。でも、ここで感じるのは、ファンカデリック寄りだったりするから、重要なファクターになっているのは間違いない。そして5曲目「Funky Parts」でやってくれてます、弾けてます。シンセ遊びが激しくなってる上、BPMも好調。カマキリ声のような本家ヴォーカルも、どこかシンセと同化宣言。6曲目「Seaman First Class (Jock Rock)」は、出だしのフェードインにそそられ、ミディアムテンポの音を延々8分。これはコアな作りです。ラスト7曲目「Apple Song」は、そのまま“りんごの歌”??なぜだか、タケカワヒデユキ的爽やかさとダブってしまうのは、僕だけではないはず。
音楽=音を楽しむを実践してくれているアルバムなので、ヴォーカルの質に何かを求めるのではなく、単純に彼の得意とするインストに旨さが詰まってたりします。切り口の異なるダンクラ…結構、面白いと思います。
