スティーヴィーとクリスマス…当時のモータウンの看板アーティストはこぞってクリスマスアルバム(もしくは多くのクリスマスソング)を吹き込んでいたから、これは彼の本意だったとは思えないんだよなぁ。だけどね、純粋なヴォーカルで、心が洗われるような気がするんです。なにせ、当時まだ17歳のスティーヴィー。そんな彼が歌うクリスマスソングには、子供と大人の両方をも説得できるような気がしました。

1.「Someday at Christmas
タイトル曲…まだまだヴォーカルに揺れがあり、それがまた味わい!当時は評価は得られなかったとしても、これだけ知名度をあげた彼ならでは、今聴くと心が温かくなるようだ
2.「Silver Bells
ストリングスが加わり、よりスタンダード寄りな仕上がり
3.「Ave Maria
スティーヴィーのハーモニカが印象的!遠くで鳴るコーラスやストリングスも、良い味になっている
4.「Little Drummer Boy
鼓笛隊的アレンジの一方で、落ち着いた歌われ方には堂々たる凄みを感じた
5.「One Little Christmas Tree
これは当時のソウル・R&B色が色濃く出た作品…やや熱を帯びるスティーヴィーが聴きどころだ
6.「Day That Love Began
伸びやかなヴォーカル以外にも、メロディの伝い方が素晴らしい
7.「Christmas Song
淡々と歌われるバラードな一方、アレンジは色々な施行があって面白い
8.「Bedtime for Toys
セリフが入ったりして、アメリカンポップに相応しい1曲なのでは?アレンジは王道だけど、全体的に良い流れ
9.「Christmas Time
低域のヴォーカルが妙に新鮮、ここでもハーモニカが登場(存在感があるなぁ)
10.「Twinkle Twinkle Little Me
笑いがこぼれたりして、なんとも余裕なヴォーカルに驚嘆です
11.「Warm Little Home on the Hill
当時のオリジナル楽曲にもありそうな、緩やかなモータウンが溢れている
12.「What Christmas Means to Me
最後に持ってくるのは勿体ないくらいに、ファンキーソング!子供さよりも、もう既にメロディを自由に駆使するスティーヴィーが憎い(笑)

曲によって、音質なんかにもばらつきがあるけど、これはなんか“懐かしのクリスマス”…まさに“想い出のクリスマス”っていう感じがした。最新リマスタリングなんかでは課題は払拭されているかもしれないけど、ソウル好きなら結構面白く愛聴できる作品としてコンバイルされているかもしれないっすねー。

想い出のクリスマス(紙ジャケット仕様)



Someday at ChristmasSomeday at Christmas
アーティスト:Stevie Wonder
販売元:Universal Special Products
発売日:2000-08-09
おすすめ度:3.0
クチコミを見る


Someday at Christmas
Someday at Christmas



20th Century Masters - The Christmas Collection
20th Century Masters - The Christmas Collection