メアリー・メアリー…3枚のオリジナルアルバムを発表後にリリースされた初の企画アルバム(ホリディアルバム)。彼女たちはゴスペルを下地にR&B界でも相当な評価を得ているので、このクリスマスアルバムをかなりのターゲットに興味を持ってもらえる作品だと思います。ただし R&B33位・全米148位と、こういったアルバムならではの結果に落ち着いてしまったのは残念だったかな。でも、肝心なのは中身、中身!ぶっとんでますから!!

1.「'Tis The Season
声の重なり、重厚さ、ファンキーサ…どれをとってもご機嫌で、さすがの彼女たちのパワーを感じれる
2.「Only One
前曲とは一転、落ち着いた歌い回し…ヴォーカルの迫力もあれど、優しく歌い上げるサビが印象的
3.「Merry Little Christmas
スタンダードでの彼女たちは、まさに天下一品!丁寧に歌い上げるリリック、はもり、少々のアドリブ…ゾクゾクきます
4.「O Come All Ye Faithful
なんと、驚きのサンバ調…インタールード的な、かなり実験的な楽曲に仕上がっています
5.「California Christmas
BGM にも持って来いな感じ…調和のとれたヴォーカルと、遠くで鳴り響くきらびやかな音が、幻想的な世界観を生み出している
6.「Still The Lamb
クワイアが盛り上げ、実況も加わる、偽りないゴスペル…こういった楽曲も、このアルバムには自然な彩りになっている
7.「Call Him Jesus
前曲の流れで、再びゴスペル…こちらはハイテンポで、クリスマスの垣根を超えた印象(クリスマスというよりは、直球教会?)
8.「The Real Thing
これは、温かいコーラスが印象的…アコースティックギターが加わり、とても優しげなアレンジ
9.「Hark The Herald Angels Sing
最初聴いてるとスタンダードって気付かないくらいに、崩しが入っていて面白い!
10.「Carol of the Bells
ミドルテンポの哀愁を含み、どこか物足りなさを残す楽曲…そして、うまく次に繋げている
11.「California Christmas (Remix) (ft. Damani)」
5曲目のリミックス…ヒップホップ調にアレンジされ、ヴォーカルもややアップテンポで、より鮮明にマスタリングされたヴォーカルが楽しめる

全体的に、彼女たちらしいアルバムに仕上がっていると思いました。クリスマスという制限があると、オリジナルで楽しめるアレンジの幅には限界があるのかもしれないけど…実験的部分と彼女たちならではの王道な部分も感じ取れて、個人的には傑作だと思ってます。

A Mary Mary ChristmasA Mary Mary Christmas
アーティスト:Mary Mary
販売元:Sony
発売日:2006-10-17
おすすめ度:4.0
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