なぜクリスマスアルバムばかり紹介しているこの時期に、このあんまり流通してなさそうなCDシングルを取り上げたかというと…5曲目・6曲目にクリスマスソングが収録されているから。さらに、リミックスとなる6曲目はこのCDシングルでのみCD化されているので、いちお紹介しておきたいと思います。ちなみに、1〜4曲目は『Your Secret Love』からの2nd シングルとしてカットされた、リミックスヴァージョンです。

1.「I Can Make It Better (Soulshock & Karlin Remix Edit)
音がBjork のようにUK テクノ系?ちょっと質素な音使いだけど、ルーサーのリミックスにはあまり無かったアレンジかな
2.「I Can Make It Better (Charles Roane Remix Edit)
Aretha Franklin「Something He Can Feel」に限りなく真似たようなアレンジ、70年代回帰ですね
3.「I Can Make It Better (Eric Caudieux Remix)
原曲に近いアレンジで、R&B好きには一番聴きやすい感じ
4.「I Can Make It Better (Charles Roane Remix)
これは1曲目のフルヴァージョン

5.「A Kiss For Christmas
1995年『This Is Christmas』収録楽曲

6.「The MistleTOE Jam (Everybody Kiss Somebody) (D-Man Club Mix)
前曲と同じく『This Is Christmas』収録楽曲のリミックスで、テンポがハウスになっている…ということでルーサーのヴォーカルもややテンポが上がっている(歌い直しではない)。David Morales の手腕でスペイシーでトライバルな印象に。10分強もあるので、DJには使いやすいのでは?ただし、普通に家で聴くには「Everybody...」の連呼などが、ちょっとまどろっこしく感じるかも。


他にもアナログには同曲の“Lord-G Man Dub Mix”“D-Man Jam Mix”“D-Man's Beats”なども入ってますが、まずはCDがあれば十分かな。まっ、コアなルーサーファン、クリスマスをお洒落にR&Bハウスで飾ってみたい人には面白いと思います。

※今回紹介したCDは、下記アマゾンのリンクで合ってるかは分からないのでご了承ください(アマゾンの検索で4つ引っかかったんですが、いずれも曲目が載って無かったので…)

Luther Vandross - I Can Make It Better I Can Make It Better
アーティスト:Luther Vandross
販売元:Sony
発売日:1996-11-26
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