1978年『Destiny』と同時にリマスター発売された、1980年作。実験も迷いも要らないくらいに突っ走ってる作品で、前述のアルバムよりもボリューミー。さらには1971年『Maybe Tomorrow』以来のR&B1位を獲得

1.「Can You Feel It
3rd カット、POP77位・R&B30位…ジャクソンズの盛り上がる楽曲として、今でも(ライヴをすれば?)必ず取り上げられるはずの楽曲。お兄ちゃんたちのヴォーカルも冴えてますが、もちろんマイケルの躍動感は、もうSONY からリリースされたソロデビュー作を彷彿させる仕上がりです…でも案外シングルヒットしてないんですねー
2.「Lovely One
1st カット、POP12位・R&B2位…お馴染みのメロディ、サンプリングとしても絶好調。マイコーの魅力、ジャクソンズの魅力が、しっかりファンク・ダンクラビートに詰まってます
3.「Your Ways
ほんと、マイコーのソロ作を聴いている錯覚です、ファルセット多様もこの頃ならでは、音も負けてませんねー
4.「Everybody
いやいや、まだまだ続きます、極上のダンスチューン!ディスコとは一線を画すビートが次々出てきます
5.「This Place Hotel
2nd カット、POP22位・R&B2位…この曲はElvis Presley Heartbreak Hotel」のヒット曲と混同するということで、敢えて曲名が変わってしまった曰くの曲…決してブルージーな感じではなく、ここでもポップさは変わらず。微妙に感じさせる痛烈なエモーションが響いてきます、要チェック!
6.「Time Waits for No One
ここにきて、ようやくしっとりリリックも少なめのバラード…ストリングの使い方は、90年代のマイケルにも近いものがあります
7.「Walk Right Now
4th カット、POP73位・R&B50位…ポップさありつつ、弾けたビートは以前のまま。やっぱ、このアルバムは流れが大事!いい感じです
8.「Give It Up
ゆったりビートに戻っちゃうけど、マイコーがヴォーカルじゃない部分もあって、以外インお座なりになっちゃいそう(苦笑)
9.「Wondering Who
ペケペケ高速ファンクでの、総合ジャクソンズ…マイコーだけを、もっと聴きたかったなぁ(禁投石)

※Bonus
10.「This Place Hotel (Single Version)
1分ほど短いエアプレイ用、やっぱりこの曲はマイコーにとってもターニングポイントとなったはずなんだよね、このリリックは―
11.「Walk Right Now" (John Luongo Disco Mix)
12.「Walk Right Now" (John Luongo Instrumental Mix)
4th カットとなったシングルの12”ヴァージョンを、A面・B面 あわせて収録…いろいろ使い勝手もいいだろうし、このレアグルーヴをボートラにしてくれるとは、嬉しいっす

コンセプトが通っているから、聴き手の聴く演出にばっちりはまります。ここまで元気なマイコーは、数ある作品の中でも最高峰!ジャクソンズ時代を選ぶなら、迷わずこれかな。ジャケも良い感じ!

TriumphTriumph
アーティスト:The Jacksons
販売元:Epic/Legacy
発売日:2009-01-27
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