更新、長らく空いてしまいました。1週間空いたのは初めてかな?別に、理由はなく音楽は色々聴いていたんですが、なんとなくレビューしてなかっただけです(笑)。これこそ、恐れ入りますがパーソナルなブログの醍醐味です(笑)。

さてさて、未だに今月頭に開催されたSPRINGROOVE09 の余韻から、もろ影響を濃ゆくしまして、出演アーティストの楽曲にのめり込んでいます。そんなわけで、頭をループしている曲を五月雨方式でピックアップしたいと思います。

まずは、懐かしいアーティストの部類になりかけていたクレイグ(個人的に)。まっ、彼が2STEP で2001年のデビュー時に殴り込みをかけていたわけで、今やこのジャンルもメジャーなものでないところからしても、微妙なのは仕方ない?!でも、結構ジャンルの模索は凄いアーティストだと思います。

やはり1st アルバム『Born To Do It』が語り継がれるオンリーワンネタになりがちですが、その後もパンチがないながら、センスある楽曲を次々発表(していたそうです…)。すでに4枚のオリジナルアルバムを発表していますが、確かに最近の作品を周りの人たちで話題にしたことなかったなぁ。…アレアレすんません、話を盛り上げなきゃですね。

今回の曲は、4枚のアルバムを集約した2008年発表『Greatest Hits』から、「Where's Your Love」に続く2nd シングル。日本語に直すと“不眠”。CDS は販売種類が少ないみたいですが、今の時代に沿ったデジタルとしては多々リミックスが用意されていました。近年もクレイグはよくハウスリミックスを出していたようですが、この曲は元々がハウス楽曲なので、そのノリをしっかり残したままに無理なく別ヴァージョンとして楽しめている気がします。

1.「Insomnia
アルバムヴァージョン。この曲だけでも十分完結できてます。サビ前の自己ループも、ハウスならではの細工だと思いますが、それも憎めない程、バランス良く全体が仕上がっています
2.「Insomnia (Donaeo Remix)
スペイシー度が強く、ピアノが美しく、ハウスというよりはテクノジャズという印象もあるけど、こういった料理方法はなかなか上質です
3.「Insomnia (Haji and Emmanuel Remix)
これはライヴ仕様にも近く、アルバムヴァージョンのエクステンドという感じでしょうか。よりトランス色を強め、エッジが聴いたヴァージョン。クラブでは収録楽曲中、最も使いやすいんでしょうね
4.「Insomnia (Donaeo Vocal Dub)
3曲目のダブですが、用途が難しくなるかな。。。それでも、原曲とは乖離する一方で、メロディの美しさは如実に伝わります
5.「Insomnia (Haji and Emmanuel Remix Dub)
ヴォーカルがないと、ほとんどテクノという印象

他にも、「Insomnia (Up All Night mix)」なんてのもありましたが、逆にバラード仕立てになっていて面白かったです。多分、僕はライヴの疾走感に余程鮮烈な印象を受けちゃったんでしょうね。あのカッコよさ、会場の一体感はやばかったですもん。ということで、当分は僕の頭の中のトランス・元気爆裂ソングとして根付いていくと思います。もうちょっとヒットしてもいいんだけどなぁ(USチャートイン無し・UKでも微妙…)



Insomnia