1970年代後半…1975〜1979年にリリースしたアルバムは実に9枚。ディスコ期にもっとも脂が乗っていたと言えるアイザックの1976年の2作目。4枚のアルバム(1975〜1976年)を発表したHot Buttered Soul / ABC での最後のリリース作品でもあります。

アイザックが亡くなってから、もうすぐ1年。そんな彼を再評価するかの如く、徐々にリイシューもスタート。これは2009年2月にSTAX からのリリースですが、彼が1967〜1973年に在籍していたレーベルともあって、現在は版権などがすべてSTAX所有となっていると予測。

1.「Juicy Fruit (Disco Freak)
アイザックお得意の長尺10分近くのタイトル曲でスタート。しつこいくらいにイントロダクションが3分超、これは当時のファンには微妙な受け入れだったかもなー。ファンキーなメイン部分は、相変わらずのご機嫌ビート。音もとっぽいですが、よくあるファンクって感じです・・
2.「Let's Don't Ever Blow Our Thing
ファンクアルバムに見えても、いきなりこのとろけるスロービートに、低音で聴かせる渋さにたまらなくなります。切なくて、どこかエロくて、ブルースにも感じる素敵なバラード。女性コーラスとストリングスが絶妙
3.「The Storm Is Over
軽いタッチのジャズファンク、聴きやすいメロディが特徴。程よいグルーヴが気に入ってますが、あっという間の展開でした
4.「Music To Make Love By
当時のファンクソウルっていう感じかな、B面後半も比較的ミディアムテンポに愉快に迫ってくる音が楽しいです
5.「Thank You Love
前曲よりも、さらに軽やか。ビッグホーンとまではいかないけど、ディスコクラシックを極めている感のある素敵なサウンドが煌めきます。アイザックのヴォーカルも若々しいなぁ
6.「Lady Of The Night
2曲目以上にエロバラード。これ、狙っているとしか言いようがないです。ロマンチスト以上に、ナルシストです(笑)
7.「Love Me Or Lose Me
ラストに相応しい、程よいご機嫌加減が詰まったミディアムポップソウル

全体的に派手さは感じなかったけど、ディスコ、ソウル、ファンクを絶妙にミックスした丈の良いアルバムっていう感想です。女性コーラスやパーカッションの登場の仕方に凝りがあって、なかなか音を楽しめますね。

Juicy Fruit (Disco Freak)Juicy Fruit (Disco Freak)
アーティスト:Isaac Hayes
販売元:Stax
発売日:2009-02-24
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