ウタダ名義の宇多田ヒカル…全米進出第一弾となる前作『Exodus』は全米160位。シングルカットされた「Devil Inside」はダンスチャートでは1位でしたが、それを言ったら、オノヨーコさんは未だに同チャートで1位を連発してるじゃないですか(全然日本では話題にならないけど)。
2nd となる4年振りの本作は全米178位。とあるチャートではPOP2位とかニュースになってましたけど、それはホント世間の狭い話。おそらく、そういう妥協めいた話題は、当の本人・レコード関係者は望んでないでしょう。全英でもなく、全米でのヒットに固執しているということは、やはりビルボードチャートでぐいぐい上昇してほしいに違いないはず。
でも、どうも歌唱力がいただけないんです(ファンの皆様、ごめんなさい)。YouTubeでTVライヴ映像を見ましたが、苦しすぎるヴォーカルに、僕まで水におぼれた心地になってしまいました。
さらに、前作ではマニアック路線的にテクノ、ハウスファン拡大と思ったら、本作では微妙に流行を意識してるけど…。でも、どの人種をターゲットにしてるんだろう。日本人が受け入れられるためには、普通にR&Bをやっても白人にもスパニッシュにも黒人にも受け入れられずらいと思うし。ヴォーカルがダメなら、共演者に期待…と思いきや、プロデューサーにそこそこお金をかけているくらいで、あんまりヒット性を感じなかったしー。
何より、このCDジャケットは何????ウタダの写真はまだ可としても、初心者のワード力でも作れそうなオートシェイプを張り付けたような文字…。う〜ん、あり得ないです。。。
※Producer
#1〜4, 6, 9〜10 :Stargate, Utada, Sking U
#5, 7〜8 :C. "Tricky" Stewart, Utada, Sking U
1.「On And On」
どうも安っぽい作り、フレーズ頼りで突き進んでますが、真新しさはないミディアムポップR&B
2.「Merry Christmas Mr. Lawrence」
坂本龍一の有名曲をサンプリング、歌詞にも東京を出してきますか…日本を置き去りにして、完璧なUS曲のほうが良かったのでは?ネタ曲に押された、ミディアムスロー
3.「Apple And Cinnamon」
控え目ながらシンセ使いは、流行に沿ってて◎。ピアノの音も華麗に、メロディもなかなか!80年代の音も少々顔を出し、面白い仕上がり
4.「Taking My Money Back」
前曲から流行色を抜き、バラード特化させたような大人しい楽曲
5.「This One (Crying Like A Child)」
ここまで、普通に地味なR&Bで、ヴォーカルに新鮮さ・力強さがないからか、退屈になってきました…
6.「Automatic Part II」
日本人ならピンとくる、日本で大ヒットしたデビュー曲と同名(アンサーソング的?)。でも、日本人以外には話題になりにくいタイトルかな。ヒップホップ調で挑戦心を感じます
7.「Dirty Desire」
こういった新しいヴォーカルの面が見える楽曲は楽しい、かなり作りこまれてる気はしますね
8.「Poppin'」
CDで聴く分には、ミュージカルテイストでクール!
9.「Come Back To Me」
先行シングル、POP93位を記録!バラードで勝負をかけてきましたが、そこまで良いと言えるかは微妙な作品。耳には残りますが、ありがちと言えばありがち…
10.「Me Muero」
ほのぼのモーニング調のお洒落ビートは、なかなか良いです。最後に来てこの曲は、センス良いね〜
※Bonus
11.「Come Back To Me (Seamus Haji & Paul Emanuel Radio Edit)」
12.「Come Back To Me (Quentin Harris Radio Edit)」
BPMをやや早めてハウス調にしたエディット2曲
本編35分。世界に先駆けて発売された日本盤は、ボートラがリミックス(エディット)という手抜き加減でしたが、3000円。。。はたや、数か月遅れで発売されたUS盤は、リミックスでない「Simple and Clean」「Sanctuary (Opening)」「Sanctuary (Closing)」3曲をボートラに加えたほか、曲順も変えて、少々評価はアップ!けどーーー、これがアメリカでヒットするイメージが湧きません。もっとアメリカ人感情に便乗して、話題を作っていかないとね〜。プロモーション延期のニュースがありましたが、今後化けることがあるのでしょうか。コンスタントにアルバムを発売して頑張るのでしょうか。毒舌は毒舌ですが、日本人として動向は気になります。
This Is The One
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This Is the One
アーティスト:Hikaru Utada
販売元:Island
発売日:2009-05-12
おすすめ度:
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2nd となる4年振りの本作は全米178位。とあるチャートではPOP2位とかニュースになってましたけど、それはホント世間の狭い話。おそらく、そういう妥協めいた話題は、当の本人・レコード関係者は望んでないでしょう。全英でもなく、全米でのヒットに固執しているということは、やはりビルボードチャートでぐいぐい上昇してほしいに違いないはず。
でも、どうも歌唱力がいただけないんです(ファンの皆様、ごめんなさい)。YouTubeでTVライヴ映像を見ましたが、苦しすぎるヴォーカルに、僕まで水におぼれた心地になってしまいました。
さらに、前作ではマニアック路線的にテクノ、ハウスファン拡大と思ったら、本作では微妙に流行を意識してるけど…。でも、どの人種をターゲットにしてるんだろう。日本人が受け入れられるためには、普通にR&Bをやっても白人にもスパニッシュにも黒人にも受け入れられずらいと思うし。ヴォーカルがダメなら、共演者に期待…と思いきや、プロデューサーにそこそこお金をかけているくらいで、あんまりヒット性を感じなかったしー。
何より、このCDジャケットは何????ウタダの写真はまだ可としても、初心者のワード力でも作れそうなオートシェイプを張り付けたような文字…。う〜ん、あり得ないです。。。
※Producer
#1〜4, 6, 9〜10 :Stargate, Utada, Sking U
#5, 7〜8 :C. "Tricky" Stewart, Utada, Sking U
1.「On And On」
どうも安っぽい作り、フレーズ頼りで突き進んでますが、真新しさはないミディアムポップR&B
2.「Merry Christmas Mr. Lawrence」
坂本龍一の有名曲をサンプリング、歌詞にも東京を出してきますか…日本を置き去りにして、完璧なUS曲のほうが良かったのでは?ネタ曲に押された、ミディアムスロー
3.「Apple And Cinnamon」
控え目ながらシンセ使いは、流行に沿ってて◎。ピアノの音も華麗に、メロディもなかなか!80年代の音も少々顔を出し、面白い仕上がり
4.「Taking My Money Back」
前曲から流行色を抜き、バラード特化させたような大人しい楽曲
5.「This One (Crying Like A Child)」
ここまで、普通に地味なR&Bで、ヴォーカルに新鮮さ・力強さがないからか、退屈になってきました…
6.「Automatic Part II」
日本人ならピンとくる、日本で大ヒットしたデビュー曲と同名(アンサーソング的?)。でも、日本人以外には話題になりにくいタイトルかな。ヒップホップ調で挑戦心を感じます
7.「Dirty Desire」
こういった新しいヴォーカルの面が見える楽曲は楽しい、かなり作りこまれてる気はしますね
8.「Poppin'」
CDで聴く分には、ミュージカルテイストでクール!
9.「Come Back To Me」
先行シングル、POP93位を記録!バラードで勝負をかけてきましたが、そこまで良いと言えるかは微妙な作品。耳には残りますが、ありがちと言えばありがち…
10.「Me Muero」
ほのぼのモーニング調のお洒落ビートは、なかなか良いです。最後に来てこの曲は、センス良いね〜
※Bonus
11.「Come Back To Me (Seamus Haji & Paul Emanuel Radio Edit)」
12.「Come Back To Me (Quentin Harris Radio Edit)」
BPMをやや早めてハウス調にしたエディット2曲
本編35分。世界に先駆けて発売された日本盤は、ボートラがリミックス(エディット)という手抜き加減でしたが、3000円。。。はたや、数か月遅れで発売されたUS盤は、リミックスでない「Simple and Clean」「Sanctuary (Opening)」「Sanctuary (Closing)」3曲をボートラに加えたほか、曲順も変えて、少々評価はアップ!けどーーー、これがアメリカでヒットするイメージが湧きません。もっとアメリカ人感情に便乗して、話題を作っていかないとね〜。プロモーション延期のニュースがありましたが、今後化けることがあるのでしょうか。コンスタントにアルバムを発売して頑張るのでしょうか。毒舌は毒舌ですが、日本人として動向は気になります。
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アーティスト:Hikaru Utada
販売元:Island
発売日:2009-05-12
おすすめ度:

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US盤ボーナストラックかなり強烈ですよ。Simple and Cleanはけっこう昔の曲ですが残り2曲?は初CD化ですよね。国内盤、どうしてくれたものか…^^;