
マイケル・ジャクソンと言えば、1979年の『Off The Wall』以来、1枚のアルバムから何枚もシングルカットするのが通例。ただし、今回取り上げるシングルあたりからは、少々不思議な売り方になっていたのが特筆すべく点です。実際1995年『HIStory』を発売してから約2年で、次のアルバムのプロモーションを開始(マイコーにしては激早っ)!さらに、その次のアルバムを売り出す最中、再び前作『HIStory』からの「HIStory」をシングルカットするなど、面白い展開に目を奪われたのを記憶しています。おそらく、この『Blood On The Dance Floor』は、『HIStory』と合体してこそパワーを増す作品だと思います。だからこそ、後発の『Blood On The Dance Floor』からのタイトル曲であり、1stシングルとなった「Blood On The Dance Floor」は、総合的な流れの中でも重要な作品になったのは言うまでもありません。正直リミックスには派手さはないですが、今だからこそその良さを引き出してみようではありませんか(苦笑)
1.「Blood on the Dance Floor」
こちらはPOP24位を記録した作品、アルバムヴァージョンと変わりありません。ここで注目したいのはセクシーなマイコーのPV…これこそが、マイコーの進行形を表す素晴らしさだと思います。要チェキ
2.「Blood on the Dance Floor (TM's Switchblade Edit)」
5.「Blood on the Dance Floor (TM's Switchblade Mix)」
TMとはTony Moran の略…前者はエアプレイ用ですが、後者は10分に及ぶフルヴァージョン。前者のコメントは割愛しますが、後者はライオンキングみたいなミュージカルテイストなハウスでスタートし、その後はキック強めのシンセが続きます。なかなか音圧もあって、マイコーのハウスとの相性もバッチリ!
3.「Blood on the Dance Floor (Refugee Camp Edit)」
『Blood On The Dance Floor』収録の「2 Bad (Refugee Camp Mix)」は軽いタッチで微妙に裏切られましたが、ここではレゲエビートも感じる爽快さがクール。マイコーのダンスミュージックに、Wycleaf Jean ならではのテイストをうまく調合したアレンジ
4.「Blood on the Dance Floor (Fire Island Radio Edit)」
忙しげに展開するハウスになってしまっていて、ハラハラします。もちろん楽しめますが、早口大会みたいになっていて、賛否両論なのでは?!
6.「Dangerous (Roger's Dangerous Club Mix)」
岡村(靖幸)ちゃんみたいな“ヘイ”音が可愛くも、90年代初頭のリミックスという感じで、王道進んでいるのがバブリーで好き。原曲の激しさが剥がれて、あくまでもハウスを楽しむための作品に仕上がってます
インパクトは無いけど、3曲目・5曲目あたりは聴きどころだと思います。4曲目のフルヴァージョンなどはUK盤に入ってるみたいだし、その他色々なヴァージョンのCDやアナログが出ているみたいですが、どれか1枚の出会いがあればそれで良いと思います。まっ、アルバムに収録されていないヴァージョンを楽しむためのファン向けアイテムですかね。
Blood on the Dance Floorアーティスト:Michael Jackson
販売元:Sony
発売日:1997-04-22
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