43d30e90.jpgMarva Whitney の30云年振りのアルバムを手掛けるという偉業を成した彼ら。日本のグループの中でも、とりわけオールドファンクに徹した音づくり・プロモーションを展開しているのには、頭が下がります。今回、色々とオーサカモノレールを調べてて知ったのは7インチレコードを数々リリースしていたこと。まずはオフィシャルHPが充実しているので、ソウル好きにはまず見てもらいたいです。

今回取り上げるのは、彼らにとって(ライヴアルバムを挟み)4枚目のオリジナルアルバム。以降、まだオリジナル作品はないようだけど、さらっとした8曲の構成。パート分けを考えられた曲だったりして(それ以外にもあれこれ要素はあるんだけど)、ほんとファンク・ソウルを好きなんだなぁと関心してしまいます。

1.「QUICK SAND
完全にJBインスパイア、その他濃厚ファンク好きってのが伝わる1曲。声は淡々としているようにも取れるけど、大和心からの荒げるシャウトにはワクワクせざるを得ません
2.「(I'M COMING BACK TO) THE COMING-BACK
テケテケ、サイケなギターにJBをイメージ。何気に代々木でレコーディングしているなんていうクレジットを見ると、なんか不思議な感じがします。いやー、どこにでもサウンドは作れるものなんでしょうか。空気感まで絶妙
3.「REALITY FOR THE PEOPLE
タイトル曲。ベースが利いてる、緩めのアレンジ。英語な展開なので、もう邦楽ってくくりは難しいでしょう。若干若いヴォーカルが、今後の楽しさを増殖させます
4.「PICK UP THE PIECES ONE BY ONE (Parts 1&2)
インスト作品、いかにもこだわりの世界を披露している楽曲。結構マンネリ感を感じることもあるかもしれないけど、ソウルには必要なファクターを実にさらっと持ち合わせてるような印象
5.「OPPORTUNITY
7分半に及ぶ長尺。タラタラした中にも、オルガンの遊びあれ(JBマジックのよう)、ドラムの弾け具合なんかもワクワク度↑…ライヴで酔いたいなぁと
6.「CEORA
ちょっぴりスカパラ入っている気もしますが、ギターの音色が特徴的だと思います(これもインスト)
7.「WE GOT ONE (A SHOW)
強めのギター、アクのあるヴォーカル、ここぞと入ってくるホーン…アレンジとヴォーカルが追っかけっこしているような鮮烈
8.「ALTERNATIVE REALITY
最後はタイトル的に、3曲目のリプライズ的なんでしょうか。アルバム中盤にあっても落ち着けるような、なにげにアルバムの中にあっては1曲としてクオリティの高い緩さ

大阪と思いつつ東京録音が多いのは、進出?今後も彼らのネタがどこまで広がるかに注目しつつ、素敵なソウルを継承していってほしいです。アルバムは43分と短めですが、それでもソウルに重きを置いたとして繰り返し聴ける作品に仕上がっていると思います。



Reality For The People
アーティスト:オーサカ=モノレール
販売元:Pヴァインレコード
発売日:2006-12-15
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