ちょっとフライングぎみですが、発売ちょい前に聴けたのでレビューだけ、ちょちょっとさせていただきます。ディスク1は「This Is It」のオリジナルヴァージョンとオーケストラヴァージョンを除いて既出音源。こちらは、少し前の日記に書かせてもらったので、2枚組仕様のディスク2のほうだけ取り上げたいと思います。デモ音源4曲、聴きどころとまではいきませんが、いちお“こんな感じなんだー”ってのが伝われば幸いです。1.「She's Out of My Life (Demo)」3:19
最初の2曲は、特に映画タイトル曲でもある「This Is It」収録時期とも近いので、なにげに哀愁感あります。特にこれはアコースティック調のバラードで、デモ音源ながら完全に「This Is It」に様相近すぎます。だけど、オリジナルに仕上げたほうが、そりゃうまくまとまっているので、聴き比べ用にもってこいですかね
2.「Wanna Be Startin' Somethin' (Demo)」5:43
ほぼオリジナルに近付いているデモ音源。マイコーの弾けるヴォーカルがしっかり伝わってきて、これはなかなか！途中から挟まれるパーカッション（手拍子？）なんかはデモ以上に臨場感を増していて、なかなかクールなダンストラックという感じがします。それでもオリジナルには負けちゃいますが、原曲の躍動感がしっかり刻み込まれているのが聴きどころ！！クールなディスコソングというよりは、音がちょっと浮いた印象なのは斬新（聴きにくい部分もあるけど）…微妙なフェードアウトで終了します
3.「Beat It (Demo)」2:05
2分ながら、これは面白かったです。少々のやり取りからスタートし、マイコーの裏声“タタラタラタラ〜”というかわいい感じで展開するアカペラ。サビのヴォーカルテイクの器用さには、耳を奪われました。ヴォーカリストとしての巧みさが重々伝わる好テイクではないかと
4.「Planet Earth (Demo)」3:15
こういうトラックが今後あれこれリリースされるのでしょうか。ポエムはマイコーファンには複雑ですが、美しい世界を表したものなので貴重かな。ほんと、普通にポエムです
いずれも未発表トラックかと思いますが、間違ってなかったでしょうか。これまでもデモ音源はあれこれリリースされていたので、以前からのファンにとってはあまり大きな惹きにはなってませんが、発掘には感謝です。映画に、これらのデモ音源が採用されてなさそうですが、まっそれで良いのでしょう。あっという間の15分のボーナスディスク的なディスク2でしたー。
Michael Jackson's This Is Itアーティスト：Michael Jackson
販売元：Epic
発売日：2009-10-27
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT オリジナル・サウンドトラック デラックス・エディション(初回生産限定盤)
アーティスト：マイケル・ジャクソン
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