chrisYellow前回取り上げたアルバムのボーナスディスクのみを取り上げたのは…最初にこのアルバムを聴くときに、誤ってボーナスディスクから聴いて「いいじゃん、本作」って勘違いしてたところが背景となります(笑)。なにげにね、アルバム本編よりも、ボートラのほうが良かったりしたのが個人的な感想だったんです。なので、限定盤となるようですがアルバムに付いてくるボーナスディスクは注目してほしーってなわけです。

1.「Gotta Be Ur Man
Polow Da Don プロデュース。アルバム1曲目としてはインパクトは中級ですが、溌剌さと進行形な彼がいて、結構聴きごたえがあります
2.「Movie
オーソドックスなリリック早口R&Bですが、曲調はスロー。ヴォーカルも◎だし、音のしなやかさも◎
3.「For Ur Love
アコギで疾走感のあるビートを作りだすトラック、ハウス調でありながらもカントリー的な味もあって、でも後半は完全にハウスで。澄んだヴォーカルもなかなか。あまり声はいじってない曲の並びだけに、好感度を持ててるのかもなぁ
4.「I Need This
Oak & Jessica Cornish プロデュース。弾けてるし、アレンジも奇麗だし、全体的に先をいってるR&Bだと思います。ポップフィールドにも通ずる厚みのある曲
5.「I Love U (ft. Ester Dean)」
PV作ったら面白そう。昔の舞踏会なんかを思わせるイントロ、よく客演されるエスターのヴォーカルもクールに奏でます!
6.「Brown Skin Girl (ft. Sean Paul & Rock City)」
Scott Storch プロデュース。このゲストたちとの組み合わせは、クリスのヴォーカルの新たな一面を引き出してます、間違いなく。R&Bをどういう方向に持っていくか、その挑戦が伝わってきますね
7.「Chase Our Love
ハウスながら爽快でヴォーカルも鮮明で、嫌味がありません。さらっと終わってしまう展開ながら、珍しく(?)クリス自身がプロデュースに加わっているというのも気になるところ

今後発売となる国内盤は「Chase Our Love」のみ未収録ですが、「They Say」「Go Away」の2曲を追加したスーパーデラックスとなるそうです。曲があれこれあって、デラックス盤を作るなら、惜しみなく入れておくれよーというのが当たり前の希望。さらにはiTunes ではアルバムタイトル曲「Graffiti」が追加されているとのこと。なぜアルバムタイトル曲を本編に入れない?前にもGladys Knight なんかがアルバムタイトル曲を、なぜか特定の国のみのボートラ扱いにするなど、おかしな現象が起きてましたが、これはこれでタチが悪い。。。クリスが悪いのか、クルーが悪いのか。。。なんか知りたくない事実って、知ってからでは遅いなぁと。やきもき

グラフィティ(初回生産限定盤)グラフィティ(初回生産限定盤)
アーティスト:クリス・ブラウン
販売元:SMJ
発売日:2010-01-27
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Graffiti
アーティスト:Chris Brown
販売元:Jive
発売日:2009-12-08
おすすめ度:5.0
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