
1.「Baby Don't Break Your Heart」
先行シングル、R&B6位・POP108位を記録。音は地味、だたこれこそが当時のダンクラ。切れの良い男気なヴォーカルは、ぐっときます
2.「Ooh Love」
3rdシングル、R&B75位を記録。力強いヴォーカルを堪能。ここではファンクとまではいかないけど、彼がはみだしたい気持ちを抑えてるくらいに、勢いだけは汲み取れます
3.「Are You The Woman」
2ndシングル、R&B25位を記録。これにWhitney Houston がコーラスで参加してます。先日取り上げたTeddy Pendergrass のアルバムにも同様にデビュー前の彼女が参加してましたが、ここではコーラスのみの客演なので、言われないと分からない感じ。ただ、当時のアダコンを極めてる起承転結があって、改めてしっとりクールに良いバラードだなぁと
4.「Love Has No End」
不思議な音楽、カシーフは完全にコーラスに徹し、エレクトロピアノがポロン鳴り(テクノ時代)、女性コーラスが不思議な空間を生み出してます。微妙な張り裂け的歌われ方なカシーフパーツは、う〜ん実験だからかな。
2分ちょっとで終わる短い楽曲でした
5.「Call Me Tonight (Instrumental)」
テクノとかダンクラ好きっぽいですよね、5分間インスト。おもろい展開ではありつつも微妙な時間になりつつあります…
彼の引き込みはヴォーカルではなかったのかい、とツッコミ
6.「Send Me Your Love」
タイトル曲、AOR的。ヴォーカルの魅力というよりは全体的にムーディに作られてるなぁと
7.「I've Been Missing You」
ファルセットとの切り替えが上手いなぁと感心。ただモダンな音に流されるを耐えてるような印象も。音的には古臭さは否めない感
8.「Edgartown Grooves」
スキャット!!!面白いグルーヴってよりも、ピーピー言い続けるカシーフに拍手。地味に激しいヨーデル?中音域だからこそ微妙
9.「That's How It's Goes」
音がテクノ、でもこじつけダンクラ。ポップにキュートに、楽観的な締め
全体的には、流れが斬新というか、その分飽きも速そうな展開でした。最初3曲はシングルカットしたってのもあって勢いはあったのですが、インストやらスキャットやら、4曲目での2分程のインタールード的楽曲だったり、独特でした。まっ、彼はこれ以降に鬼才発揮ってことで、まずは話題性で聴いてみるべし盤だったと思います。
センド・ミー・ユア・ラヴ
アーティスト:カシーフ
販売元:SMJ
発売日:2009-12-23
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