deborah_coxデボラ・コックスのデビューシングル、R&B4位・POP27位を記録。デビューアルバム『Deborah Cox』にも1曲目に収録されています。第2のWhitney Houston 的なキャッチフレーズを掲げられたものの、それがかなり委縮するものに繋がっていってしまったような・・。でも流石はArista のClive Davis の手腕もあって、アルバムからは6曲ものシングルを放つ流れになりました。

よく覚えてないんですが、何気にこのシングルは買っていたようで(汗)、ただリミックスものだったというのもあってあんまり印象には残ってなかったものの、改めてリミキサーを見てみると何気にブラック系R&Bアーティストのリミックスをたびたび手掛ける人たちが担当してて、今になってしっかり聴いてみることに。

1.「Sentimental (Original Radio Edit)」4:32
何もエディットなんぞされてないので、副題をつけるのならアルバムヴァージョンってのが適当かと思いますが。Dalla Austin プロデュース、当時のダラスの得意としていた音がしっかり含まれていますね。ゆったりしたグルーヴ感、だけどまだまだあどけない印象のヴォーカルが何気に今となってはツボ
2.「Sentimental (Uno Clio Dub Mix)」8:08
Luther VandrossPower of Love (Love Power)」の1995年ヴァージョンのリミックスを手掛けたリミキサーだったような。この曲だけCDSにリミキサーの詳細が載ってなかったんですが…前述の曲のリミックスよりも無理ないヴォーカル加工で良かったかな。ダブだから良いような気もするけど、ややヴォーカルが乗ってはいます
3.「Sentimental (Smooth Mix)」4:32
Francis Buckley によるクワイエットストームにもやや近いしなやかなアレンジ。オリジナルのリズムのままに、素敵に奇麗な世界観を彩ったような印象でアリ
4.「Sentimental (E-Smoove House Dub)」5:32
ちょっとこれはUKポップみたいな感じで、個人的にはいただけなかったんですが。ポップでキャッチーで同じフレーズ連呼で(ダブって感じはしないけど)まっ面白みはあります。やっぱ声は若いなぁ、アレンジが安っぽいのは気になる

今思うとどっちつかずというか、お得感は微妙でした。3曲目のような素敵なリミックスをたくさん収録してたら嬉しかったんだけど、ハウスに集中するのか、それともダブなのか。あんまよく分かりません。ただ記念すべきシングルってのは間違いないでしょうね。



Sentimental
アーティスト:Cox Deborah
販売元:Unknown Label
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Sentimental
アーティスト:Deborah Cox
販売元:Arista
発売日:1995-08-21
おすすめ度:5.0
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Sentimental
アーティスト:Cox Deborah
販売元:Bmg
発売日:1995-10-27
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センティメンタル
アーティスト:デボラ・コックス
販売元:BMGビクター
発売日:1995-09-21
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