スペンサー・ウィギンスの今回の発掘アルバムは、2010年のソウルリイシュー名盤の超上位に食い込むこと間違いなし。なんでまー、日本で人気の高いウィギンスが、こうして2年毎とかにリイシューされまくってしまってるのでしょうか。不思議です。日本のマーケット事情を世界が知り尽くしている感じがして、泣けます。今回は多少の近年発掘済曲も含まれてますが、23曲中12曲が未発表。。。ありえーーーーん!!!というか、一体どれだけレコーディングされてて、どれだけリリースされずに眠っていたものか。今回のお仕事はAce/Kent…これからも、こういう公の仕事人頼みます。
※2010年版元曲のみレビューします(エコレビュー)
1.「I'm At The Breaking Point」
まずは5曲連続未発表が続きます。これは1969年10月録音。スペンサーの得意のプチジャンプ。サザンソウルばっちし快調。これが眠ってたかぁ…わからん
2.「We've Gotta Make Up」
いつ録音か不明だそう。少々ジェントルな歌い方に感じます、まとまり感があるんですかね
3.「This Love Is Gonna Be True」
George Jackson, Eugebe Williams 作、テンポは良い一方、切なさが残る空っ風なアレンジ。シャウトも少々、女性コーラスと心地よい空間をさらりと提供
4.「Holding On」
1970年録音、George Jackson も曲参加。薄らなアレンジながらサザンソウルの素敵な部分が所々に
5.「You're My Kind Of Woman 」
1973年録音、Dan Greer 作。力強いヴォーカル。ストリングスはやや時代の流れ?音がいい感じなんですが、やはりなぜに眠ってた音源なものか
6.「I Can't Be Satisfied」
7.「I'd Rather Go Blind」
8.「Love Works That Way」
9.「Feed The Flame」
1973年録音。本コンピCDのタイトルにもなってます。ミディアムスロー、スペンサーらしさが詰まっているからこそというか、こういう安定感あるヴォーカルは彼に相応しいです
10.「Make Me Yours」
1971年録音、高らかに爽快に、艶のあるヴォーカルに吹き抜ける女性コーラス。熱いんだけど、全体的には涼しげに終わる展開
11.「Ooh Be Ooh Be Doo」
1969年録音、タイトル的にフレーズが残りやすいです。ブギブギなサザンソウル。ただお蔵入りにすることなかったのに。。。
12.「Take Time To Love Your Woman」
13.「Let's Talk It Over」
14.「I Can't Get Enough Of You Baby」
1973年録音、多少洗練された音・アレンジ。そこに堂々たるヴォーカルで挑むスペンサーがかっちょいいんです。少々ファルセットで逃げるところも彼ならでは。ホーンもギターも攻撃的
15.「Double Lovin'」
16.「Love Machine」
17.「Love Attack」
18.「Hit And Run」
George Jackson, Dan Greer 作、渋いブルース調。ロック的なアレンジにも感じるけど根のソウルの深さはすさまじいですよ
19.「Best Thing I Ever Had」
20.「Water」
何のクレジットも無いながら、こういう曲の発掘はいいですね、それでもインディーズ感はゼロ。本格的な畑の深いソウルバラッド
21.「Love Me Tonight」
22.「Cry To Me」
Bert Russell 作、少々マイクがツンと響く一方で泥臭いソウルもズンズンきます。あー、スペンサーは日本の心っすよ!
あれこれ写真やライナーもいい感じ。それでいてアマゾンリンクを貼ったものの、HMVだと1390円でした。急げ!先日国内盤もリリースされてるくらいなんで、ソウル的な期待度は分かっていただければと。僕のレビューは毎度感想。おそらく国内盤はタメになるブレイン寄り(と憶測)〜
フィード・ザ・フレイム:ザ・フェイム・アンド・XLレコーディングス [日本語解説付]
アーティスト:スペンサー・ウィギンス
販売元:Pヴァイン・レコード
発売日:2010-07-21
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Feed the Flame: Fame & Xl Recordings
アーティスト:Spencer Wiggins
販売元:Kent Records UK
発売日:2010-07-06
おすすめ度:
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