l_mリサ・フィッシャーと言えば、僕の中では断然Luther Vandross のコーラスという印象が強いです。もちろんロックにおいてはThe Rolling Stones のバックアップシンガーということで認知されていると思いますが、この2組に信頼され続けていたというだけでも相当な実力者。その彼女が、前者ルーサーの協力を得て完成させたアルバムがコレ。Narada Michael Walden が1・3・4曲目、Luther Vandross が2・5・6・8曲目で、さらにはArif Mardin が9曲目でプロデュースを行うと言う、何とも凄すぎる作品(R&B5位・POP100位を記録)。

1.「Save Me
2ndシングル、R&B7位・POP7位を記録。同時期ってのもあるんですが、(プロデューサーは異なれど)Whitney HoustonI'm Your Baby Tonight」に似た印象。そんでもってヴォーカルはChaka Khan 的な破壊力。
2.「Get Back To Love
音を聴けば、それだけでニンマリ。いつものルーサー節。Murcus Miller も勿論の如くルーサープロデュース曲には参加。その上、リサの響くツボをしっかり押え、自由にヴォーカルを泳がせているようで、しっとりうっとり号泣です
3.「How Can I Ease The Pain
1stシングル、R&B1位・POP11位を記録。高音のパンチがド級なバラード。ソウルフルで、艶あって、Mariah Carey ばりのファルセットは、もっと今でも語り継がれるべきと思えてしまうほど
4.「So Intense
3rdシングル、R&B15位を記録。これもバラード調、これはこれでまた異なる美しさと潔さが通うバラード
5.「Wildflower
懐かしさが交錯するようなスローなドラマ的展開。ルーサー節を感じつつ、リサならではのアレンジにしたんだろうなぁというのが伝わってくる1曲
6.「Some Girls
2曲目に続きアップテンポ気味。やはり、バラードでのずば抜けた才能も聴きまくりたいけど、こういう曲も必要。リサのヴォーカルを中域に設定し、敢えて実験的に考えられたヴォーカルアレンジ。高音がないのは新たなる魅力。更にはリサのラップまで有り。音をよーく噛みしめて聴けるのもポイント
7.「So Tender
前曲との流れがスムース。多少、時代の音は否めないけど・・。彼女のサビでの裏声連チャンには心地よさ満点
8.「Send The Message Of Love
個人的に、ルーサーびいきってのもありますが(爆)これは自由に歌い上げていてリサの魅力全開。コーラスにはルーサー自身も参加してるのが嬉しい特典
9.「Chain Of Broken Heats
ソウルやAOR時代から、アダコン時代も経験したアリフが、熟年的な魅力を全開させるアレンジを展開。リサもやりたい放題にマライアファルセット(ミニー的のほうが正答?)をこだまするバラード
10.「Last Goodbye
比較的しっとり、エピローグ的なバラード。いやー、どの曲も存在感ありました。ごちでした。

ルーサーのプロデュース曲が4曲もあったのに(それもアップテンポものが多いのに)、その中からシングルカットが1曲もされていないのは時代のせい?権利関連?わからんとです。さてさて、彼女はこのアルバム以来、約20年間アルバムは出していませんが、シングルは微妙にコンスタントにリリースしていきている上、アルバムのリリースの噂もちらほら。彼女のソロ、また聴いてみたいなぁ。



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アーティスト:リサ・フィッシャー
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