41suUA98CuL__SL160_8thアルバムの紹介に続き、今回は9thアルバムを。Elektra からの2作目のリリースとなり、R&B40位・POP102位を記録。まだバラードの帝王となるには、コンセプトが定まっていない時期かもしれないですが、既に歌唱力は抜群!バラードでの彼の聴かせどころに注目です。

1.「Take No Prisoners (In The Game Of Love)
1stシングル、R&B39位・POP78位を記録。ギターとシンセを絡ませて、アグレッシブに攻めてきました。ただ、ちょっと空回り気味というか、どうもアダコンから再びダンクラな流れに戻されてしまっているような、ブラックミュージック的にはエッセンスが足りない印象。堂々とキレのあるヴォーカルは上々なんですけどね
2.「There's Nothin' Out There (with Chaka Khan)」
2ndシングル、R&B36位を記録。チャカがコーラスとして参加、歯切れ良い出だしにまずはノックアウト!前曲からの流れで言うと悪くないなぁ。ただ、完全に向かい立つリズムが際立ってて、ピーボの実験的な時代にあっけらかんとしてます。チャカとギターサウンドと併せた、骨太3原則
3.「Let's Apologize
またもポップビート、ロック傾倒な時期だったのでしょうか。シンセも跳ねて、更にはヴォーカルの加工具合なんかも、当時のロックの影響丸見え
4.「Irresistible (Never Run Away From Love)
なんとかR&Bダンスサウンドを取り戻した感あり、とは言っても弾け気味なのが個人的逆送な感想。ただね、ここまで乱さず技巧深く、歌は旨いなぁと感じさせてくれるんです。高音もばっちり、ピアノの音が転がる個所なんかは何とも心地よいし、女性コーラスの絡みなんかはやっぱそそるんだよなぁ
5.「Love Always Finds A Way
3rdシングル、R&B63位を記録。5曲目にしてバラード到来、しっとりすこぶる分かりやすいメロディ。嗚呼よき時代。こういうのこそ、彼に求めてしまうんだけど。ただ、R&B色よりも、スタンダード気味。ディズニー的な爽やかさ・健やかさが優っているのが、彼のヴォーカルの本質なんでしょうか
6.「Falling For You
サックスで洒落たムードのスタートで、アーバンちっくやんと思ってたら…イントロを超えると急に軽ポップな流れに、あれま。悪くないんだけど、洗練さよりも正統派すぎるAOR調。悩ましい
7.「I'm In Love
これはナイス、メロウなバラード。リリックもスロウで、しっかり聴かせてくれます。じわじわ来る展開、これぞピーボ節。隙ナイっす
8.「When You Talk To Me
またもスロウな調子、これですよ、この流れですよ。刻むようなリリックもなかなか
9.「She's Over Me
ラストはアルバム中、最もしっとりなラヴバラード。こういうのを聴きながら、洒落た気分でいたい。嗚呼、やっぱりピーボいいじゃん

前作にも言えたけど、バラードになるとアガります。たぶんA面自体がアッパーの塊のコンセプトだったと思うので、5・7〜9曲目のようなB面の流れこそ、キュンキュンきちゃいました。ただ、1・2曲目のような話題性ある曲も悪くないんですけどね、今だと期待とか彼に求めるもので人それぞれ評価が決まっちゃいそう。アルバムの流れ的には、ファン層を二分しそうで、微妙なのかな。でも良い曲あるあるーって感じで収穫でした。

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