パティ・ラベルのクリスマスアルバムは2007年『Miss Patti's Christmas』含め、結構出てると思いきや、今回紹介するCDとの2作しか発表してませんでした。というのも、今回紹介するCDが、色々とジャケを変えたりしてコンピ扱いでリリースされていたりするややこしや。ということで、(ちゃんと確認しなかった自分も良くないんですが)1990年リリースの本作と、1995年の改定盤の計2枚を買ってしまってました。ん〜。2007年の作品はヒットしたものの、本作はヒットらしいヒットはしいなかったようで…。ただ、これでもかーーーっていうくらいのヴォーカルは相変わらず凄いですよ。1.「This Christmas」
本場ゴスペルのシンセを用いたようなアレンジ。緩やかな音の中を楽しげに伸びやかに歌うパティ、好印象
2.「'Twas Love」
アダコン突き抜けた、爽快なラヴバラード。優しげに歌われるヴォーカルが新鮮。甘酸っぱさ、キュンとなる線の細さも感じます
3.「Nothing Could Be Better」
コーラスにも場を持たせ、きらきたした素敵な空間創出成功。ソフトでいて、激しさ薄めなのが味噌なバラード
4.「I'm Christmasing With You」
語るように音を切るヴォーカル、シンセやホーンが加わり壮大感も。ただし一貫としてジャジーな匂いに浸れる大人節
5.「What Are You Doing New Year's Eve」
ゆったりスタンダード風、音はカリビアンジャズ。ソウルフルなヴォーカルな心地もあり
6.「If Everyday Could Be Like Christmas」
インディソウル、インディゴスペル的なアレンジ。ただ、当時のR&Bにはこんな音もあったのかもね。ちょっくらチープさを感じてしまう部分が惜しい。今に通ずるリズムだったりするんだけどなぁ
7.「Reason For The Season」
90年代R&B幕開けに相応しいようなアレンジの敷き方。バラードとしても、久々だからこそ何だかうれしいパティの熱を帯びたヴォーカル。かっちょいいです
8.「Country Christmas」
パティ自身もソングライティングに参加、ゆったりした調子なんだけど結構高音キンキン。サビをクワイア(コーラス)に任せているのが少しの新鮮さ
9.「Born In A Manger」
音的な洗練さは、この曲にあり。アコースティックギターの鳴りがなんともクール。コーラスの入り方なんかもカッコイイのなんの。ゴスペル度高い上、ここでのパティのシャカリキ度といったらタイムボカン
10.「O Holy Night」
スタンダード、独特のリズムアレンジなのが面白いです。最後は、ほら来た爆発だ!!実力みなぎりますなぁ
11.「Would'nt It Be Beautiful」
ラストは素敵なサビのリピート、素敵なハイライト。気持ちがほっこり暖かくなりますよ
※1995年編集盤以降に追加収録
12.「Angel Man」
オルガンに包まれるヴォーカル。スタンダードとアダコンの中間っていうのかな、メジャーに良い曲
案外、スタンダードが少ないパティ流オリジナルクリスマスアルバムでした。ヴォーカル威力で全通しじゃないのも良かったかな。もちろん、安定感・ヴォーカルの実力が抜群なので聴いていて退屈さ無し。祈りというよりも、聴いていて楽しめたり、BGMとしても飽きないものとなっていると思いました。
This Christmasアーティスト:Patti Labelle
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This Xmasアーティスト:Patti Labelle
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