51LOlfRRZ1L__SL500_AA300_エル・デバージが16年振りにアルバムを発表ってことで、何気に彼周辺が騒がしくなってきた今日。僕は、名前しか知らなかったのです。デビュー作はそこそこ売れたっぽいですが、今回取り上げる2nd(R&B35位を記録)なんて、蚊帳の外。だけど、ストリートぶちかましている感じがするジャケ。こういうの、嫌いじゃないんですよね。むしろ好き(笑)。

1.「Real Love
1stシングル、R&B8位を記録。プチ四つ打ち的なR&B。ポンポン跳ねる音に、加工ヴォイスで跳躍度抜群。先駆的というか、
ちょっぴりマイコー入っているような歯切れの良さで、一気に好きの仲間入り
2.「Cross My Heart
細いヴォーカルが、ダブ的な感触と混ざり合って面白い空気感。爽やかにまい進する爽快R&B
3.「Somebody Loves You
2ndシングル、R&B24位を記録。夕焼けアバンチュール的な青春ラヴソング。アーバンなんだけど、甘酸っぱさ優先
4.「Broken Dreams
ミディアムスロー、キュートなナイスガイ。これも若さブリブリながら、大人びて色気だしの坂道キュンキュン
5.「Broken Dreams (reprise)
この展開は当時ならではかな、クレッシェンドで再開のpart.2。どこまでも酸っぱさ満載、アルバムのハイライトの一つ
6.「Turn The Page
ヴォーカルを神妙に引き立てるアレンジを楽しみつつ、高音部の甘茶到来具合をしっかり堪能。いやー、細くて甘いファルセット、カキーンと響きます
7.「After You
当時28歳と思えない、まるで変声期前と思いたくなるような、高い声質。爽やかすぎるぞ。それもミディアムポップで、これも青春ナンバーワン、エヴァーグリーンです
8.「Love Life
まるでCCB?田原トシチャン?と思えるくらいに、バブリーな青春ポップス。もう、ここまで爽やかなリズムと音とヴォーカルが三位一体となったら、そりゃ許せちゃうな
9.「Broken Dreams (Think About It)
4~5曲目の続きというか、アルバムにくいくい挟まれる再度のインタールードってところでしょうか。アルバム10曲中に、この調子のインタールードを2曲交えたってのは、なんか勿体ない流れにも感じるけど、ジャズとスムースなコーラス(インスト状態)ってのが、何気にしっくり気持ち良かったりする、不思議だー
10.「Make You Mine
出だしの早口リリックで掴まれて、これまでに無かった粋なファンクビートも交えて、攻撃的な面を聴けて意外な感じでアルバムは終了

この手のR&Bの攻め方は、個人的には今でも面白く感じました。アルバムはトータルで独創的。コンセプトの一貫性は分からなかったんだけど、、、薄口スウィート度ヴォーカルが、アルバム全体にエルデバージならではのエッセンスを同様にふりまいてくれた気がします。



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