51AI91NCTmL__SL160_作品を出すごとに、存在感を未だ増し続けているGap Band の重鎮チャーリー・ウィルソンの2年振り・ソロ5作目。前作がほんと大ヒット過ぎましたが(R&B1位・POP2位)、本作も安定したヒットを記録と言えるでしょう(R&B6位・POP19位)。アルバムタイトルも、『Charlie, Last Name Wilson』⇒『Uncle Charlie』⇒『Just Charlie』と直球のまま、前作よりはプロデューサー陣は落ち着いた感あり(Wirlie Morris 担当6曲、Greg Pagani 担当2曲 など計10曲収録)。

1.「My Girl Is A Dime
Wirlie Morris プロデュース(1〜2曲目、7〜10曲目担当)。しっぽり落ち着いたミディアムチューン、インパク知薄めながら、80〜90年代の音楽層を獲得に出たか?
2.「You Are
1stシングル、R&B14位・POP103位を記録。少々のオートチューンぽさ、懐かしさ有るシンセは90年代風のオールドR&Bタイプ。ヴァースでの高音は実力そのもの。延々伸ばし続ける底力、これはライヴでやられたら失神
3.「I Wanna Be Your Man (ft. Fantasia)」
Larry Troutman, Roger Troutman プロデュース。オートチューン使いつつも、男勝りな強さをしっかり堪能できるのがいぶし銀。ファンテイジア、なかなか登場しないと思ったら後半にやっとこ、使い方は後半にちょっとのエッセンス、これぞフィーチャー。あくまでチャーリーを引き立て役。アルバム集大成コレゾ
4.「Never Got Enough
Sam Salter 担当。ファンクファンぞ、クラップ!ディスコハウス的な軽やかな創り。ヴォーカルの音乗りもなかなか。キュンキュンするシンセ使い、今のチャーリーにナイスフィット
5.「Once And Forever
Greg Pagani 担当(次曲併せ)。緩やかにバラードを挿入、90年代後半によくあった美メロ世界。普通にBoyzllMenなんかも愛した伏線がここに、艶っぽくてタマラン
6.「Life Of The Party
緩く煌めく四つ打ち調、キレイに響く世界観。そして、ラップのキレもあったり、チャーリーの現役感と挑戦が詰まってます
7.「I Can't Let Go
テンポ良い流れが続きます、それに歯切れ良さが際立ちます。2000年代後半にこういうポップな曲調が多かったけど、改めて彼は歌の度量で色々な時代をプレイバック
8.「Crying For You
オートチューン頼り気味ながら、それが無くてもこぶしは凄いのに、ちょい勿体ない。こぶし名人。ちょっと灰汁ある絞り気味ヴォーカルが逆に癖になるのでしょうか、緩いグルーヴ
9.「Where Would I Be
しつこくないヴォーカルを抜き取り、透き通った出来栄えのアレンジメント。ピアノの響きと打ち込み系、洗練した世界なのに…ドラマも多々隠れている劇唱
10.「Lotto
籠ったヴォーカルで、ゲトー的というか…なんか訴求するモノがでかそう。張り上げるヴォーカルがどこかにぶつかっていくようで。アルバムの流れとしては問題ないんだけど、なんか不思議な想いを持たせてくれるエンディング

本作も実に惹きこまれる出来でした。1曲目で肩透かしか、と思いきや…その後の展開が、見事にアグレッシヴ。5曲目のみがバラードで、残る展開は昔のファンをも今の音に惹きこむ展開。少々地味な下りはご愛嬌。でも、彼の果てなきパワーは詰まってます。ただね、もうオートチューンは次回からは卒業かもね。

<過去レビュー>
2008年『Uncle Charlie



Just Charlie
アーティスト:Charlie Wilson
Jive(2010-12-07)
販売元:Amazon.co.jp
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