Loleatta_Hollowayロレッタ・ハロウェイ(またはロリータ・ハロウェイって発音したりもするのかな)、彼女のことは90年代以降GTSサウンドなどでゾンビのように(?)復活の場を設けたって印象があったのですが、70年代の全盛期には完全かっちょいいソウルアルバムを発表していたじゃありませんか。1973年の1stアルバムは近年CD化などされていたと思いますが、今回取り上げる2ndアルバムはR&B47位を記録。

1.「Cry To Me
1stシングル、R&B10位・POP68位を記録(ロレッタ最大のR&Bヒット)。出だしの語りからエモーショナル、その後熱く歌われるヴォーカルは、今でいうJennifer Hudson 並。声質も近いかな。近年のダンスサウンドへの転身は、当時の破壊力からしてわかる気がしてきました
2.「I Know Where You're Comming From
2ndシングル、R&B69位を記録。隙のないズンドコビート、そしてストリングスを交えて歌われる安定感あるヴォーカル。何より高音のパンチが聴いててスカッとします。フリーダ・ペインあたりのフィラデルフィアサウンドを連想しましたが、ちょっと録音環境は異なるのかな
3.「The Show Must Go On
ソウルフルなバラード。セルフコーラスの力強さ一流。ゆったり流れゆく音の中を、堂々とそつなくこなすヴォーカル勇ましき
4.「The World Don't Owe You Nothing
ロック寄りながら、ディスコサウンドにも寄せた感のある灰汁の利いたクールさたっぷり。荒げるヴォーカルがなんともTina Turner ばり
5.「Just Be True To Me
音の迫り方はサザンソウルにも近い。ホーンだったりベースだったり。ギターは弱めだけど。あとは、乗りの良いヴォーカルがクールなんだよなぁ
6.「Something About The Way I Feel
B面1曲目は仕切り直しのように、ディスコポップに。リードは抑え目に、その代わりこーらすが強めに出てきたりしてバランス保持
7.「I'll Be Gone
毅然と歌われるスロウバラードながら、込める情熱や迫力満点。アレサなんかにも近いものを感じます
8.「I Can't Help Myself
「Clean Up Woman」みたいなご機嫌で爽快なアレンジ。テケテケなギターが利いてます。ヴォーカルに若さあり、強さあり、ポップさもあって、ナチュラル猛進良いわ〜
9.「Casanova
キンキンなヴォーカル、ストリングスまでもが巻き込まれて、けたたましいなぁ。後半はやや殺伐とした印象は減り、カサノバ連呼にもついていけました
10.「H.e.l.p. M.e. M.y. L.o.r.d.
ファンクな音の中で、荒げたり叫んだりもするけど3分弱なので、呼吸するの忘れなかったぁという感じで一安心

全体的にロレッタの実力と、多くのエッセンス・音を楽しめるアルバムだなぁと。名盤だと思います、流れで聴いて惹きこまれる個所が多かったです。幾分「そこまで荒げるか?」的な部分あれど、それも含めて当時の彼女の凄みが直に分かるソウル作品。これはCD化してほしいですね、シングルヒットもしてるわけでコンピでお茶を濁してはいけないでしょうに。

未CD化みたい??なのでクレジット等はコチラを参照で

 

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