
1.「Bad Boy / Having A Party」
1stシングル、R&B3位・POP55位を記録。初っ端からメドレー。前者はドゥーワップ的なソウル回帰な印象もありつつも、タイトル通りのワクワクタイプ。コーラスも飲み会的ワイワイさを演出。後者はSam Cooke エッセンス。だけどね、なんかポップと、ちょっとのクールさをちょいちょい挟みながら展開される実験的R&Bアンセム
2.「You're The Sweetest One」
出だしは静かな感じだけど、ダンクラ的な洗練さが展開されてて、モダンさ爆発。ダブ的セルフヴォーカルも加え、サビでの攻撃的な女性ヴォーカル軍がナイスに曲の形を形成していきます。何よりマーカスのベースラインがクールなんだよね〜
3.「Since I Lost My Baby」
2ndシングル、R&B17位を記録。1965年Smokey Robinson 作・The Temptations カヴァー。もともとしっとりした曲だったけど、モータウントリビュートまんまに華麗にカヴァー。ストリングスなんかも上質に加えた他、ルーサーならではの女性ヴォーカルが厚みを持って挿入されて、曲クオリティの膨らみも増加
4.「Forever, For Always, For Love」
タイトル曲、なんかヴォーカルが70年代後半的だなぁ。しっとり聴かせるバラード、あんまりベストに収録されないけど好きな人多いんじゃないかな(この曲名のトリビュートアルバムも2枚出てるくらいだし)
5.「Better Love」
B面1曲目、Nat Adderley, Jr. との共作。洗練されてる一方、ちょぴり地味さはあるかな、その上6分半あるし。おそらく力づくってよりも、聴かせる選曲だったんだろうね。どんどんミディアムテンポのダンクラマジックにはまっていくようで、この緩さと新しさは中毒気味
6.「Promise Me」
3rdシングル、R&B72位を記録。これも前曲の流れをしっかり受け継いでるなぁと。ウィスパー、そして低域でソフトに歌い紡がれていく上質ドラマ
7.「She Loves Me Back」
4曲スロウグルーヴが続いたので久方振りのポップ、とは言ってもダンクラの流れをスムースに継いでる感じ。歯切れ良いヴォーカルもどんどん進化してます。6分程あるので、人によってはだれてしまうかもだけど…
8.「Once You Know How」
ポイントは、アコースティックピアノをルーサー自身が演奏している点かな。柔らかいメロディ、ストリングスは控えめ、ルーサーは肩の力を抜いてミディアムスローを優しく歌う。なんとも素敵なエンディング
これまdえ、アルバム自体は1曲目の印象が強かったんだけど、全体的にはバラードづくし。ダンクラ要素がぐんぐん上がってはいたけど、この流れを飽きてしまう人が結構いそうな印象。ハイパーに聴かせたい2・7曲目あたりも少々力不足。その一方で、3・4・8曲目あたりのそれぞれをしっかり聴けば、良さはしっかり分かるはず!
Forever for Always for Love
アーティスト:Luther Vandross
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アーティスト:Luther Vandross
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アーティスト:Luther Vandross
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ルーサーですね。
実はこのアルバム一番好きなアルバムでした。
でも最後の「Dance With My Father」がでて2番目に(悲)
全体の雰囲気が好きなアルバムです。
スイートで良い感じ!!
ヘビロテのアルバムです。