
1.「Jam」
4thシングル、R&B3位を記録・POP26位。ガラスが割れて、DJチェキラで、ズドーンとアタック音連続。うじうじ歌い出すマイコーがまずカッコよくて、サビの荒々しさもこれまでに無かった洗練さ。90年代の幕開けを真に感じます。途中ラップはHeavy D
2.「Why You Wanna Trip on Me」
Bernard Belle 参加、ぶつくさヴォーカルは最近の「hollywood Tonight」なんかにも近いけど、サビの荒々しさは前曲同様にクールそのもの。インパクトはJam勝ちだけど、いつまで新しさを与えてるのは逆にこっちかな
3.「In the Closet」
3rdシングル、R&B1位・POP6位を記録。Naomi Campbell のPV出演は超話題に。ランニングで髪をしばって踊るマイコーも新しかったな。曲自体も、オリエンタル風でセクシーで、ファルセット延々のマイコーのこれでもかーーーっていう技にノックアウト
4.「She Drives Me Wild」
少々の薄いヴォーカルラインはあれど、基本強さ押し出して、荒技と技巧をいい感じで織り交ぜて突進。ラップはAqil Davidson
5.「Remember the Time」
2ndシングル、R&B1位・POP3位を記録。個人的にこの曲はPVでの前奏部分が大好き、これはアルバムヴァージョンではあれど、だいぶ端折られてます。素敵なミディアムグルーヴにうっとり、「Rock With You」のアンサーソングかのよう
6.「Can't Let Her Get Away」
当時のストリート寄りな印象もあるけど、マイコーはただの流行色には染まらないですね。Teddy Riley と斬新を求めてヒューマンビートボックスを多用し、少ない音ながらもインパクトあるキック音を全体的に実現していて、これぞヒップホップ的な世界とも言えるような
7.「Heal the World」
6thシングル、R&B62位・POP27位を記録。僕が洋楽のバラードで、人生で初めて感動した曲だったと覚えてます。英語もよく分からないときに、ただただ音と声と全体的な雰囲気に「こんな綺麗な曲があるんだー」って。実際「We Are The World」は当時入手困難CDだったのでスルー状態でしたが、当時こういうのが名曲なんだろうなぁと中坊は感じておりました。わざとらしくもマイコーのメロディテクに、嗚呼、心綺麗な人なんだろうなぁって、改めて。マイコーに、世界にpray
8.「Black or White」
1stシングル、R&B3位・POP1位を記録。更にはダンスヴァージョンはUK14位。物心ついて初めて聴いたマイコーソングはコレ。前奏のイントロ無いシングルで聴いてたけど、やっぱイントロのPVさながらのホームドラマは音としてもたまらんす。曲のポップさ、さりげなく人種差別に対するレッドカードを示したりと、実にマイコーらしい仕上がり。PVには暴力シーンとか色々あったけど、クリエイティブを追及するって、批判を受けながらじゃないと難しいのかもとしみじみ。ラップはBill Bottrell
9.「Who Is It」
5thシングル、R&B6位・14位を記録。歌パート以外で聴けるヒューマンビートボックスを拾えば圧巻。官能的な素晴らしさあり、音の流れ方のスムースさ、どこまでも新しいマイケルに驚異
10.「Give in to Me」
Uk2位を記録。Slash 登場、ライヴシーンPVも有名かな。マイコーが偽りなくロックバラードに挑戦。もうどこまでも振り絞って歌われるサビの連続は狂おしくて、胸をやられます
11.「Will You Be There」
7thシングル、R&B53位・POP7位を記録。実に7分40秒。ミュージカルのようなオペラ歌劇のようなイントロ、ライヴ映像なんか見るとほんと泣けてくるくらいに、ほっこり暖かくてヤバイです。感動そのもの、丁寧に歌われるマイコーのリリックも素敵です。神妙で壮大なバラード
12.「Keep the Faith」
後半のバラード攻勢、ただ少々の明るさとポップさも混じって、感動っていうよりはノリを楽しめます
13.「Gone Too Soon」
8thシングル、POP7位を記録。これはたった3分半のPVを見て、酒飲んでる時にゃいつも号泣ですよ。凄いパワーを持っ曲。曲を聴くってよりもPVの印象が強くて、マイコーファンの少年がマイコーと友達になるんだけど、その子が若くして亡くなってしまって。それがほんと短い中に素敵にまとめられていて、泣けてくるんです。最近では、マイコーのトリビュートライヴでUsher がマイコーの棺の前で歌ったのが、今度は逆に泣けてきて、嗚呼年だなぁ。マイコーが、少年の慰安で歌ったはずなのに、それがマイコーの永遠の眠りの曲に変わるなんて、嗚呼哀しい。長くなりましたが、小さくても大きな魂の曲です
14.「Dangerous」
感動曲の次、ラストを飾るは両極端のドカーンとアタック音鳴ったタイトル曲。これシングルじゃなかったんだね。後にリミックスなんかもあったので、勘違い。前半・中間はウィスパーに通すけど、後半ようやくデンジャーな感触で突き上げて歌ってます。クールに実験的に仕上げるラスト
これまでのマイコーのアルバムは、多くても10曲程度だったけど、完全CD時代になって、ボリューム満点になりました。捨て曲は断じて収録せずに、厳選された14曲。これはマイコーを語る上では素通りできません。それにしても良い曲ばかり過ぎて、アーティストとしての鏡って感じ、ほんとしますよ。

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こちらもやっとブログを再開しました。
この作品はリアルタイムで聞いた作品なんで
思い入れも深いです。
「Black or White」や「Heal the World」
「Will You Be There」、「Gone Too Soon」など
お気に入りの曲もたくさんあります。
やっぱり「Heal the World」は名曲やね。
優しい気持ちになれます!!