
って、ここでの注目は、1stアルバム『Doo-Wops and Hooligans』はブルーノが本当にやりたそうな音楽で詰まってましたが、この企画的アルバムはR&Bとかダンス寄りとかの時代を探ったような曲が並びます。音質は満足いかなくとも、普通では聴けなそうな曲が並ぶのはファン心理をくすぐるところでは。
1.「Watching Her Move」
フィルター的に音に、David Guetta 的な音の中を軽快に歌うブルーノ。アホアホに突き抜けそうだけど、途中で音がブレイクしたりするのは流石のミックステープ的出来
2.「Faded」
ヒット性あるミディアムテンポなんだけど、ラジオ的に途中ダウンしちゃったり。まっ、エレメンツ的にOKってことで
3.「Take The Long Way Home」
これUsher「Burn」パクリ?って思っちゃったんですが…声の流れ方やコーラスの挿入にしても、もう完全にそれだけが頭をイメージ。更には、こんなにファルセット過ぎのブルーノ君、Mariah Carey に近づいてます
4.「Ladies Is Pimps To」
オートチューンのブルーノ、んでラップはEminem ですか?この組み合わせも1stアルバムからすると予想外。軽快なヒップホップ寄りのR&Bトラック、個人的にはご機嫌
5.「Where Did She Go」
やっぱこれはラジオ音源?なんか微妙。前に何枚かNe-Yo のミックステープ的CD買ったけど、全体の仕上がりは雑。ほんとそれに似てる。ブルーノ君ぽくないヴォーカル、ちょっぴりアイドルダンスグループみたいだし
6.「Lost」
完全デモテープ仕様、ピクニック的なほのぼのブルース感。ヴォーカルの揺れは諸所あるけど、高低の音の行き来は素晴らしいなぁと。魅力も感じ取れるトラックでした
7.「Rights」
音を外すブルーノ君、良い良い、こんな歌も歌うんだね。UK寄りのベースライン。ああー、DJのヴォイスは邪魔。と思ったらもう終わり、、2分
8.「Rest」
いいね、しっとりバラード。これは1stアルバムライクな印象。曲自体は賛否あるかもね、ただ本作品においてはなんか癒される
9.「Turn Around」
R&Bライクに、悪くないじゃん。純に決めてくれる流れ、セルフ掛け合いもなかなか。なのにDjテクを挿入しようとしてて、それが完全に場を外してて残念残念。狂おしい高音はぐっとくるのにー
録音時期、古いものもありそうです。だけど、ちょっと貴重な記録ではあるかな。ほんとなら、変な音が混じって無い流れでCDになってたらサイコウだったんだけど、仕方ないです。アルバムと思いこんで買う方は注意。あくまでもブルーノの音楽をなんでも寛容に楽しめる方オンリーで。あとはR&Bファンには敬遠がちだったかものブルーノ君、そんな彼の音楽性の広さをこの手のジャンル好きにも感じてもらえるとは思いました。
<過去レビュー>
2010年 Doo Wops & Hooligans

アーティスト:Bruno Mars
Nsr(2011-02-07)
販売元:Amazon.co.jp
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明らかに寛容なので、これもどこかで見かけたら是非ゲットしたいと思います。