
1.「Lover Come Back To Me」
出だし、司会のスティーヴ・アレンが(ケーキの)パイを投げられたのか、スーツを汚しているシーンから、アレサを紹介。ヤング・ガール、アレサ…ほんと、まだそんな頃。アレサの『Unfoegettable』が紹介され、アレサはマイクの前に立ち…まず驚くのがアレサの歌の上手さ。これは本当にリップシンクと間違えるというか、100%抜け目ないくらいに、凄いです。これこそ見もの・聴きどころ
2.「Rock-A-Bye Your Baby With A Dixie Melody」
シーンは変わり再びアレサが司会に呼ばれます。ピアノに座るときから、鍵盤叩きながら聴衆見ながら歌うアレサ、どこか遠慮気味というか、まだ歌に集中しきれてないのかなぁと思いつつも、ピアノの腕前は既に最高!こんなに地声で高音炸裂なコロンビア期アレサの音源があったことに、まずは素直に驚きました
3.「Won't Be Long」
続けて、ピアノ弾き語り。弾けるアッパージャズ。ライヴならではのピアノのアレンジってのも惹き。演奏での心地よいくらいに流れる音と、アレサの自由自在の低高域の行き来。参るしかないですよ
4.「Skylark」
今度はマイクを持って登場。平坦な流れの中にも熱いものも感じれて、アレサの極みな部分も垣間見れる味わい深いシーン
5.「Evil Gal Blues」
再びピアノ弾き語りのアレサ、挑発的なのか楽しそうなのか、本調子な感じで堂々と歌う姿に女王になるべく片鱗ありかな
映像は20分もない、ごく短いもの。それでも、こういった長年眠っていたであろう映像がしっかり復刻されたのは嬉しい限り。当時、アレサはTV出演しまくっていたわけではないと思うので、限りある中の一部だと思います。できたらカラーの映像も見たかったりしますが、まずは繰り返して観ることで動くアレサのコロンビア期を堪能しまくりたいところです。

アーティスト:Aretha Franklin
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