
1.「Back To The World」
イントロから、それなりにストリングスなどが豪勢に響きた亘ります。カーティスの生々しい高音ファルセットは、今まで以上にキュンキュンきます。ちょっと音を外すヴォーカルなんかはご愛嬌なんかな。シングルじゃなかったけど、結構全力エッセンスなタイトル曲
2.「Future Shock」
1stシングル、R&B11位・POP39位を記録。メッセージ性がしっかり詰まってるアルバムリード曲。ファンクにうねるギターなんかはSly & The Family Stone 的、サビの淡々と刻むファルセットこそ、心やられます
3.「Right On For The Darkness」
A面3曲はどれも5分超ですが、これは最大の7分半。アコースティックにスタートし、じりじり変則に音が浮遊。1分もすればブラックミュージックテイストのドラマ感でストリングスがシリアス気味。ホーンとギターが、ここでも個性的に相反した音でリスナーを狂わします。後半はどこまでもインスト攻め、ラスト1分半のストリングスだけの意味深な暗さにはちょっと戸惑いと斬新
4.「Future Song (Love A Good Woman, Love A Good Man)」
2曲目に続き未来関連曲、ここでは希望を持った美しい曲。70年代中盤くらいから増えだすカーティス流恋愛ソングの走りというところかな。まったりバラード、遠のくダブセルフコーラスも可愛らしさという正に彼の独断場
5.「If I Were Only A Child Again」
2ndシングル、R&B22位・POP71位を記録。後半はほんと煌びやかで、この3分弱のアッパーな生ファンクでは70年代初期によくあったポップスな平和な訴え
6.「Can't Say Nothin'」
3rdシングル、R&B16位・POP88位を記録。ギターの鳴りが特長かな、この曲はカーティス99年の国内ノンストップCDにも収録されてて、僕はその印象が強いんですが。ゆったりした曲調なのに、芯のあるホーンのアグレッシヴさに何とも惹き
7.「Keep On Trippin'」
「Keep On Pushing」と異なる、アルバムハイライト曲。比較的リリック速めながら、爽やかに明るい世界観が表現された美しき曲。ファルセット、ここでもゴリ推し三昧
計36分のアルバムですが、僕が買ったCDは計17曲を収録したアルバム未収録曲集『Love』との2in1。カーティスのCDって、リイシューされまくってるけど、無駄にシングルヴァージョンだけをボートラ1曲収録したようなのも多いんです。たぶん、彼の70~80年代のCDをうまく集めるのは、無難に2in1で買いそろえて、『Superfly』あたりはデラックスエディションがマストだったりして、あとはシングルヴァージョンコレクション2CDあたりをゲットしちゃうと、結構網羅できちゃいます。僕はほんと彼の独特の音楽性に惹かれて大学生のころに買い集めたけど、、、まだイントロドンでは答えられないと思います。これからじっくり聴いていくフェーズということで。
<過去レビュー>
1977年 Never Say You Can't Survive
1988年 Live at Ronnie Scott's
1990年 Superfly 1990 ※Ice-T ft. Curtis Mayfield
Back to the World & Love
アーティスト:Curtis Mayfield
Sequel Records UK(1998-12-15)
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Back to the World
アーティスト:Curtis Mayfield
Delta(1994-04-07)
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アーティスト:Curtis Mayfield
Snapper UK(2006-08-29)
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バック・トゥ・ザ・ワールド
アーティスト:カーティス・メイフィールド
ジムコジャパン(1994-08-01)
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アーティスト:カーティス・メイフィールド
ビクターエンタテインメント(1998-07-08)
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けっこうかっちり作ってたんだなあ。ソウルトレインもいいね。こっちも15年ぶりくらいに見て。なみだちょちょぎれです。