パティ・ラベルのソロ第1弾、R&B16位・POP62位を記録。今年になってMelba Moore、Marlena Shaw、Ashford & Simpson 等、70年代に活躍したシンガーのアルバムが一挙リリースされている中、パティのこの作品も再度発売されています。パティは、グループでの評価の他は、80年代中盤のアダコンでの活躍が取り上げられることが多いような気がしてますが、彼女は一貫して実力を発揮しまくってます。ジャケを見る限り変なポーズですが(てやんで~、って感じでしょうか)…1.「Joy To Have Your Love」
1stシングル、R&B31位を記録。ソロ初シングル。なんかほのぼのと楽しくなってくるようなサウンドに、当時ならではのファンクグルーヴも波打ってて、ここの豪快なヴォーカルが挑んでくるんだから悪いわけがないです。ソロになって自由を得たパティが、今まで以上に楽しく音を泳いでいるのが十分に伝わってきて、こりゃ良い意味でやられた
2.「Funky Music Sho Nuff Turns Me On」
正に出だしからファンキーチューン、かなりのナマな音に重ねまくりのパティのヴォーカル。厚みがあって、生々しくて豪快。巻き巻きなヴォーカルも癖があるけど、癖程に豪快さは上昇。ギターサウンドも途中から加わり、もう粋なオバチャン健在すぎ
3.「Since I Don't Have You」
どこか懐かしいサウンドながら、なんか落ち着きがあるわけでもないようなバラード。というのも、もうどこまでも高音を連発して、完全に息抜く暇のない感触。これも豪快という言葉でまとめておきましょうか
4.「Dan Swit Me」
3rdシングル、Dance29位を記録。ディスコ色も強いんだけど、ファンク色も混ぜこぜ。アレンジやパティのセリフは安っぽかったけど(爆)、ベースラインあたりのテクは聴きどころ
5.「You Are My Friend」
2ndシングル、R&B61位を記録。確かによく聴くフレーズだなぁと思ったらパティ自身も歌い継いでたりサンプリングソースに使われてたりと。曲自体は心に訴えるものがあるけど、パティn歌い方がちょっぴりキツイかなぁと感じたり
6.「You Can't Judge A Book By The Cover」
B面スタート、ワウワウとスタートするファンク。これこそがこのアルバムでのパティの面白さ。あんまりヴォーカルをくずさず、音と伴奏するヴォーカルこそが良い発見になってる気もするなぁ
7.「I Think About You」
ゴスペル的なスタートと思ったら、ブギーなポップ。これは騙された、良い意味で。こんな肩の力を抜いたパティは珍しい。でも途中からは叫びます、それも猛烈に。だから得点はイーヴンということで
8.「Do I Stand A Chance」
美しく歌われるスロウバラード。ここでのヴォーカルは、流れすべてにおいてパティに委ねたいところ。どこまでも熱烈に響かせるこぶしは、さすがの実力
9.「Most Likely You'll Go Your Way And I'll Go Mine」
ラストはベースのグルーヴ感が何とも言えない、ミディアムチューン。エンディングにもってこいの、緩い感触と、リスナーの気を許すかのようなソフトタッチに思わずニンマリ
アルバムを聴いて驚いたのは、パティが当時のディスコじゃなくてファンクに走っていたこと。ジャケにしても一癖あるなぁと思ったら、ヴォーカルの癖は相変わらずでした。ただ、真っ直ぐに歌っている曲や、ひたむきに新しいことに挑んでいるヴォーカルはとにかく惹き。平坦な曲ばかりではないので飽きるどころか、35年前のアルバムだというのに発見も多く、収穫あるアルバムでした。
<過去レビュー>
1976年 Chameleon (Labelle)
1989年 Be Yourself
2000年 When A Woman Loves
2002年 Way Up There
2007年 Miss Patti's Christmas
2008年 Back To Now (Labelle)
Patti Labelle / Tastyアーティスト:Patti LaBelle
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Patti Labelleアーティスト:Patti LaBelle
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Patti Labelle
アーティスト:Patti Labelle
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「LIVE in NEW YORK」で、バックのDebbie Henryが神がかっていたので、印象に残っていました。
Pattiは、私好みの曲が少ないにもかかわらず好きな歌姫です。