前作『The Sound』から2年半ぶりのメアリー・メアリー5作目(ホリデイ除く)、R&B2位・POP10位を記録(過去4作はR&B1位)。今までになくカラフルなジャケでサウンドの色味をアピール?ただし、裏ジャケにみる彼女たちは、歌うために格段に鍛えられた(?)印象。前作は「God In Me」「Get Up」などのシングルヒットもあり、かなりポピュラー化が顕著化してましたが、これからのプロモーションも、余裕に骨太に仕掛けてきたら、、、このアルバムはまたもでっかい作品となると思います。既にちょろっと聴いた時点で、もう彼女たちの世界観にノックアウトされてますよ。1.「Something Big」
アタック強く、ソウル寄りなバウンスを感じつつ、メアリー・メアリーの更に進化を感じさせる攻撃的なオープニング
2.「Something Bigger」
レゲトン的な歌唱にまず驚き、ヒップホップテイストなヴォーカルをいとも簡単に披露しちゃって、更にR&Bに新たな風を送るようなサウンドも散りばめられてて、かっちょ良すぎ。なんかワールドカップなんかのテーマ曲の1つに選ばれてもおかしくない出来
3.「Blind」
ユル系のビートながら、彼女たちのヴォーカルは凛としてて、二人のハーモニーも強烈に響いて、あまりにずば抜けた出来としてパワーアップ
4.「It Is Well」
急転、アカペラ・そして正真正銘ゴスペルテイスト。この急に心を安らげてくれる展開、斬新でした
5.「Never Wave My Flag」
前曲からの流れがドラマ性あって聴きどころ。なんともシリアスに入り組むなぁと思ったら、四つ打ち的なドラミング。1分もすれば完全にダンス的にハイパーに。ただし、ドラマ性がポイントの曲で、サビ以外はピアノの旋律が美しく流れるのが印象的
6.「Walking」
1stシングル、R&B14位・POP94位・Gospel3位・Dance9位を記録。これは初期のメアリーぽく、爽やかに歌われるポップフィーリング高い曲。PV見ても判るけど、完全にウォーキングソング。靴のCMが欲しいのか?と思えるくらいに笑顔で歩くことを訴求
7.「Slow Walk」
4~5曲目の流れにもあったけど、ここでは前曲からの流れが面白いですよ。この曲自体は2分弱のインタールード的なんだけど、スロウジャムへと流れ込み、ちょっとした「Walking」のpart2 的な仕掛けになってます
8.「Survive」
ネオソウル風サウンドに、メロディはR&B的かな。リードとコーラスを素敵に分け隔てて、相互に軽やかなヴォーカルが組み込まれてます
9.「Are You Ready」
アコギや、ソフトにオルガンなど、クラップ要素含ませてるけど、ただただ音に浸れるテイスト
10.「Catch Me」
ジャンル問わず、普通に美しいバラード。二人のヴォーカルの強さが勇ましく、音の抑揚もしっかり考えられてて、1曲すべてに聴きどころが詰まってるような気がします
11.「Sitting With Me」
アメリカンロックテイスト。前半はポピュラーな流れなんだけど、後半は幾分ゴスペル要素もたされたような力強さが漲ってます
12.「Homecoming Glory」
トラディショナル度の高い、ゆったりスロウバラード。何気ないような曲調でも芯のあるヴォーカルが張り付くことで、見事に曲映えしているのが極み
絶対的にヴォーカルが進化しているなぁと実感。前作はポピュラー性だった、これまで以上に時代を意識したサウンドだったと思うけど、本作は何と言っても展開が面白かったなぁ。ただ、シングルテイストになるような曲は前半にかたまっていたせいか、後半はちょっぴり気を許したような聴き方になってしまいましたが。もちろん、パワーはすごかったです。
<過去レビュー>
2006年 A Mary Mary Christmas
2008年 The Sound
Something Big
アーティスト:Mary Mary
Sony(2011-04-12)
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サムシング・ビッグ
アーティスト:メアリー・メアリー
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(2011-05-25)
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