
<Bonus Track>
13.「Introduction To Hard Times」0:31
14.「Hard Times (No One Knows Better Than I)」3:08
2002年の2枚組ベストCD『Queen In Waiting』にて目玉として初収録されたRay Charles カヴァー。ただし13曲目のイントロは今回が初音源化。スタジオでの、興味深いキュートなやり取りが聴けますが、相当さっくり30秒。後者は、やはり味あるブルース臭ってところかな
15.「When They Ask About You」2:59
1961年6月11日に「Kissin' By The Mistletoe」と併せて録音された、待望の未発表曲の初お目見え!中域で押し通すミドルテンポのソウル風ジャズというところかな。アレサの持ち味が薄いからお蔵入りになったのかも
16.「Operation Heartbreak」2:59
コロンビア時代最大のPOPポップ37位を記録した「Rock-A-Bye Your Baby With A Dixie Melody」のA面曲で、コロンビア時代最大のR&Bヒット6位を記録したものの…オリジナルアルバムには収録されず、後の1967年にリリースされた未発表曲集『Take A Look』に収録された曲。改めてこのシングルの重要性を再認識ですが、今回のリイシューで2ndアルバムのボートラに収録されたのは嬉しいところ。メロディ展開がポップで、淑やかで、しなやか
<Mono Mixes>
17.「I Surrender, Dear」2:46
2ndシングルB面、POP87位を記録。モノラルになることで華麗なストリングスなどが抑えられて、だいぶこじんまりした印象かな
18.「Rough Lover」2:47
2ndシングル、POP94位を記録。荒ぶるヴォーカル、ドスの効いたヴォーカル、アッパーに飛ばす演奏。まとまり感がある一方でモノラルになることで、ラジオからベテラン曲を旧く聴いている錯覚に陥るかのよう
19.「Kissin' By The Mistletoe」2:22
クリスマスソングとして、クリスマスコンピなどではCD化されてた曲。1963年のシングルでしたが、このアルバムの時に制作されてたのが興味深いです。前曲と比べると曲のタイプがガラッと変わって、アレサの音楽性の豊富さを感じさせます。大人びたアレサ、この余裕のグルーヴ感、心暖かくなります
13曲目は、ほぼオマケでしたかね。やっぱりチェックしておきたいのは未発表だった15曲目。曲としてのレア度は少なくとも、完全盤ボックスとしてのお仕事あってのCD化。これは素直にファンとしては嬉しく受け取りました。モノ音源も、味があるなぁと1stアルバムのボートラ同様に陶酔。

アーティスト:Aretha Franklin
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