
<Mono Mixes>
13.「Trouble In Mind」2:15
当時のアルバムには未収録のシングル曲。2年後に『Yeah!!!』に収録されていますが、これらと比べるとややテンポやヴォーカルの乗りなんかもだいぶ異なります。これはあくまでも1963年のシングルヴァージョンとして別個の味
14.「Without The One You Love」2:46
1stシングルB面。ストリングス、ピアノなど、線の細い音が落ち着いて、変わりにアレサの一言一句にソウルフルな粒を感じる。短い曲にもそんな深みあり。モノラルになってそれが顕著になってるような
15.「Don't Cry, Baby」3:14
1stシングル、POP92位を記録。アルバムヴァージョンよりも10秒ほど早くフェードアウト、あとは特にポイントは無かったかも。ピアノ跳躍度は流石、ヴォーカルは暴れず
16.「I'm Wandering」3:25
ホーンが抑えられ、上質さ増し。モノラルの良さ、アレサのしっとりヴォーカルがモノラルならでは
17.「Try A Little Tenderness」3:14
2ndシングル、POP100位を記録。不思議なのが、逆にモノラルのほうが音の煌めきが増していること。ヴォーカルのクリアさも、モノラル音源で失われてないのは発見でした!
18.「I Apologize」2:52
多少、演奏が抑えられヴォーカルの響きが顕著になっているような、そんな地味な違いを汲みとるまでに〜
19.「Lover Come Back To Me」2:34
個人的に大好きなアレサ版「Moon River」のように、アッパーに弾けてて魅力。一方でモノラル音源にンなって輝きがだいぶ抑えられてます、それが判りやすいくらいに耳で感じます
20.「I Don't Know You Anymore」2:47
演奏の散らばり感が、モノラルになってだいぶまとまった印象。ただし、こじんまりしたかな。
14~20曲目の計7曲が『The Tender, The Moving, The Swinging』からのモノラル音源、この際残る5曲もモノラル音源があったとして、それでフル・モノラルアルバムなんかがあったら楽しかったかも、と至って妄想。

アーティスト:Aretha Franklin
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