
1.「Just A Touch Of Love」
1stシングル、R&B9位・Dance26位を記録。既に長尺のようで6分半、ベースラインの颯爽としたうねりがたまらんです。リードヴォーカルのクリアさ、女性ヴォーカルのサポート、かっちょよくグルーヴ極めた好感ある流れに満足
2.「Are You Ready For Love?」
キュンと来る女性ヴォーカルに、高めの声の男性リード。その混成が気持ちよくダンクラ時代に旋風
3.「Funky Lady (Foxy Lady)」
2ndシングル、R&B55位を記録。ギターとベースに耳を傾けちゃえば、そのクールアーバンさにもうノックアウト。ヴォーカルは比較的中域で、特に盛り上がりはないんだけど、ズンズン進行し、音がやがてダイナミックになっていくのがマジヤバシ
4.「Roots」
B面1曲、シンセが特長のイントロ。スレイヴのイメージ自体が女性ヴォーカルに支配されつつあるような…。それでも好感度高いご機嫌ポップ
5.「Painted Pictures」
異色の26秒インタールード、歌なしシンセ
6.「Thank You」
前曲の流れを受けて、ゴスペル的な始まり。次いでメロウバラードが主体に。79年という時期に、既にアーバンテイストになってるところがポイント。先取りでしょ。ヴォーカルの交互バランスも勿論なかなか
7.「Shine」
なかなかのクールダンクラ。BPM軽快にホーンやギターが当時丸出し、それでもベースやコーラスは永遠。後半ボルテージ上がる男性ヴォーカルにこそ味あり
8.「Warning」
出だしのオートチューン的加工ヴォイスは、なんか今のものと大して変わらんイメージも。でも、やっぱり当時のテクノ系だ…絶えず、加工ヴォーカルなんで、アニメを音楽として聴いてるような錯覚に。なんだろね、この曲は。最後はなんかスペースシャトル発射すか?ソウルバンドがやらないだろう展開にとりあえず固まりました(爆)
A面・B面のコンセプトがそれぞれ異なってて、それでもそれぞれに流れにブレイクが入らないワクワクの展開でした。ただね、一部ツマランかもと思う曲もあるにはあるんですが、全体を使って意地でもダラケ阻止。時代的になのか、一部曲調なのがごちゃ混ぜですが、タイトル曲、アーバン系、うねるベースが聴ける曲なんかは一聴の価値あり。そしてマークに合掌。
<過去レビュー>
1977年 Slave
1980年 Stone Jam

アーティスト:Slave(スレイブ)
Warner Music(2010-02-27)
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JUST A TOUCH OF LOVE
アーティスト:Slave
GET ON DOWN(2011-02-21)
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