
1.「Get Down」
1stシングル、R&B13位・POP69位を記録。Body & Soul を音を通じてグネグネと伝えるカーティス節、たまらんミドルグルーヴ
2.「Keep On Keeping On」
延々ファルセット、その中に込める願いは熱いです!しっとり聴かせ、リスナーに自然と起こす精神も凄技
3.「Underground」
ダークでシビアで、どうにも意味深な音の響きを生み出しているスロウな泥ファンクソウル
4.「We Got To Have Peace」
2ndシングル、R&B32位・POP115位を記録。ファルセットと地声の狭間で、高らかに平和を歌うカーティスは勇ましい!ヴォーカルもサウンドも、前向きな明るさだけが木魂します
5.「Beautiful Brother Of Mine」
3rdシングル、R&B45位を記録。ミドルファンクに、明るく恋の歌。ストリングスとギターの裏腹、カーテイスト女性コーラスの異なる味、シンセとパーカッションの反逆など、音遊びが巧みに仕込まれてます
6.「Now You're Gone」
出だしのドラムロールでは分からなかったけど、実にスロウなバラード。60年代的なソウル味でねっとり歌唱
7.「Love To Keep You In My Mind」
最後は、平和と愛の総決算的バラード。初期のソロ作品にも、こういったストレートな表現が埋もれてたとは。カーティスの根にある恋心あってこそ
<Bonus>
8.「Underground (Demo Version)」
アルバムヴァージョンのほうがデモのやり取りと思えちゃったけど、ここでは簡素な音でデモ録音。分数もオリジナルよりも2分短い。特筆すべくは、キーが1〜1上がっている点、試行錯誤前の要素聴けて面白いなぁとしみじみ
9.「Get Down (Single Version)」
10.「We Got To Have Peace (Single Version)」
11.「Beautiful Brother Of Mine (Single Version)」
いずれも、アルバムヴァージョンと異なるエディット。先日レビューした『Move On Up : The Singles Anthology 1970-90』に違いはレビューしてますので、そちらを参照くださいな
計40分程、愛なるバラードを除けば、ファンキーな音を用いたカーティスならではのヴォーカル手法で、ただただ先駆的な歌を聴けるってのに大注目。うねりまくるサウンドは、インプレッションズ時代には感じられなかった程の、あっけらかん度。おそらく1stアルバムと評価は分かれるかもしれないけど、ここでの纏まりも抜群。デモヴァージョンにも感謝です。シングルヴァージョンについても、持ってない人には違い発見などが出来るはず(カーティスの曲は元々が長尺だらけなので)。2in1 CD等も売ってますが、個人的にはこの単体リイシューCDを推したいところ。
Roots
アーティスト:Curtis Mayfield
販売元:Rhino / Wea
(1999-01-19)
販売元:Amazon.co.jp
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アーティスト:カーティス・メイフィールド
販売元:ビクターエンタテインメント
(1998-07-08)
販売元:Amazon.co.jp
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Roots / Sweet Exorcist
アーティスト:Curtis Mayfield
販売元:Sequel Records UK
(1998-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
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