417LScSwcML__SL160_ミュージック・ソウルチャイルドの2年半ぶり6作目『ミュージックインザマジック』、R&B3位・POP8位を記録。今までになくシングル不調ながら、アルバムの確固たるポジションはキープ。なんだか、とげとげしさが擦れて、だいぶしなやかな作品が続いているような。前作と音の感じは大きく外してないけど、今回はアートワークとしては独創さ復活。

1.「Anything (ft. Swizz Beatz) 」
1stシングル、R&B31位を記録。ちょいデジ風味、テケテケなネオソウル。掴みとしてはグッドなポップ。70〜80年代的な音をループさせつつ、スイッツのラップを混合させ、あっけらかんと水平線突き抜けます
2.「Single
厚い低音でサンプリングさせ、旬のヒップホップマター度を上げ、絶えず低域で唄い倒すミュージックがかっちょいい
3.「Sayido
スウィートに、ファルセットが混じり合う極上メロ。爽やかに、メランコリーに、音の刻み方との相反する接触には新しい心地よさ
4.「Love Contract
60年代的ソウルサウンド、ヴォーカルのセルフダブはミュージックならではの融合。温故知新さっくり
5.「Silver & Gold
UKポップロック的に、涼しげに粛々と進行するサウンド。モダンに、ただただ楽しく音を刻印
6.「Waiting Still
3曲目のようにファルセット重厚に、
7.「Back Tto Where
ピアノがデイドリーミンに下るイントロが美しく、その後のミュージックのコーラスも実に上質。ミディアムビートに乗って、ネオソウルの痛快籠る極み。こんな音まってたぞぃ
8.「Do We Have To
哀愁、懐古、切なさ。スーッと吹き抜けるように、独特のミディアムスローで綴るストーリーって感じ
9.「Be Friends
屑々と70年代フレイヴァーベース、シカゴ系の暖かな平和な音にて奏でていてハートフル
10.「Yes
2ndシングル、R&B65位を記録。スムースに、昔のミュージックがカンバック歓迎的な、嬉しいアグレッシヴなネオソウル。実験要素もなく、味ある直球のエッセンス復活
11.「Medicine
低域の音の辿り方は、なんだかCraig David のような線の浮き出たヴォーカル。どうにもポップ路線が強いんだけど、音は一定のソウル味
12.「Like The Sun
1曲目を上手くクローズするようなテクノ感。スロウでいて、どこか彷徨う音の感触。戸惑いつつも、不思議に余韻を残し終了

ミュージックのベースは確固たるものでしたが、どこか戸惑いも埋めくようなアルバムだったような。もちろん、全体的には心地よい流れが完成しているんですが、だんだん彼の世界観が難しくなってきたような気がしてます。1曲1曲をレビューすると、ちょっと難解な部類てことでしょうか。シングルヒット性よりも、全体感の心地に浸ればよいのかもしれないです。

<過去レビュー>
2008年 A Philly Soul Christmas

 

ミュージックインザマジック
アーティスト:ミュージック・ソウルチャイルド
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