
1.「どぉなっちゃってんだよ」
1stシングル。ヴァースの重圧、サビのアグレッシヴさ、更にはビートだけじゃなくてサンプリングヴォイス多用の嵐。豪快な1曲目、かなりの進化した岡村ちゃんにボルテージMAX。歌詞も、ネガティブとポジティブ混ざってて、相変わらずキュンキュン
2.「カルアミルク」
3rdシングル。大名クラスバラード。歌詞の「電話なんてやめてさ、六本木で会おうよ」、、、うわーー、このバブリーさにキュンキュン。ミスチル桜井和寿、クラムボン カヴァー有
3.「(E)na」
実際は、na は二乗みたいな小さな文字で書かれてます。読み方は「カッコイーナ」。考えたもんだ。当時のポップモダン絶好調、ルンルンランラン、歌詞も良く分かんない感じなのが最高。この曲調は1995年『禁じられた生きがい』全般サウンドにも近いかも
4.「家庭教師」
タイトル曲はアコギでスタート、フォーク的なんだけど、赤羽サンシャイン。サンンプリグのキャーーーーオも耳に残りまくり。この曲は完全にPrince 乗り移り。「送金だって毎月30万なんてパパ可愛そう」、、、もう別次元の家庭教師。エロすぎでもなく、不思議スロウグルーヴ
5.「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」
2ndシングル。岡村ちゃんファンならB'zのあの長いタイトルの漸進と思っちゃうかもね。青春123ジャンプ、正にそれが図星な軽快ポップ。ライヴでも絶対に空間が一つになる力があるから、やっぱ彼のエッセンスが詰まりすぎのハイパーチューンかと思います
6.「祈りの季節」
妖艶な世界観、粘っこく恋心を残す痛快スロウシリアスバラッド。日本の末期をも予言するような、深い歌詞が魅力
7.「ビスケット Love」
可愛いタイトルに、いつもの応援子供軍団ポップあるんだけど、ちょっと暗めの歌詞・シリアスにぐんぐん6分超。アルバム前半のポップさが欠けて、もがくような歌い方もその後に繋がっていくような気がした、今になって感じたことだけど
8.「ステップUP↑」
ポップ再来!サビの「びしょぬれでいいじゃない」の急転がたまらなくカッチョいいんですよねー。青春アッパーで、当時の魅力が詰まったナイスなアルバム曲。ホーンも爽快に入って、曲の盛り上がり最強
9.「ペンション」
タイトルとは異なり、完全に泣ける哀愁漂うサマーエンディングバラード。音も嘆きな歌唱も、すべてが最高なエッセンス。これは、スルーせず猛プッシュしておきたいところ。岡村ちゃんの特異ワードも少なくて、全体アピールしたいなぁと
6〜7曲あたりはちょっと重たかったけど、それ以外は完全に最強曲詰まりすぎ、凄いです。歌詞もぶっ飛んでるし、サウンドも古臭さ少ないし、やっぱ希有なアーティストだなぁとしみじみ。今年の復活、改めて応援しておりますよ!

アーティスト:岡村靖幸
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アーティスト:岡村靖幸
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ホント才能の塊やとマジで思いました。こんなレベルの高い作品つくっちゃったら後が大変です。大変な重圧のなかで、生きてきた人やと思います。
しかし古くならない、いいアルバムです。