
1.「In the Mood」
2ndシングル、R&B56位を記録。スウィートに、アダルティに流していくバラード風味。コーラスとオルガンの美しさが際立ってメロウ
2.「Where Did Love Go?」
1stシングル、R&B45位を記録。この曲はゴリ推し!更には国内『SHOUT! presents Tribute to Curtis Mayfield (Non-Stop Mix by DEV LARGE)』に収録されてたってのもあって、個人的には20歳くらいの頃、超はまった1曲。なぜにリロイ?と思いきや、カーティスとの流れで聴くことの重要さを知った瞬間でもあったので。エヴァーグリーンに、素敵なストリングスに、カートムのかっちょい良いところがバシバシ含まれてる傑作!リロイのヴォーカルは延々目立つ感じではないけど、全体のグルーヴ感がMarvin Gaye にも通ずる健やかさ
3.「They've Got Love」
シカゴのねっとりソウル節全開。当時、カーティスがアレサをプロデュースした音にも相当似てて、そこにリロイのファンクに寄らないあっけらかんヴォーカルで淡々と歌い継ぐのなんて、独特だなぁって思います
4.「(When You) Get to This (You'll Get to Me)」
サウンド、グルーヴの潔さに尽きるかな。どの音もが余裕なビートで進行、個性は有りすぎないんだけど、これらが組み合わさって相当に敵わぬ頂上に。抜け目なく進行するヴォーカルセンスもたまらなく惹き
5.「Closer to the Source」
タイトル曲、サルサ的に妖艶な息吹。ラテン程味気は強くないけど、豪快なホーンに、吹き抜けるようなヴォーカル。一部EW&F的なファルセットを起こそうとするけど、それもこの曲のポイントかな
6.「Heaven Right Here (On Earth)」
弟グループ分The Natural Four への1975年提供曲(当時R&B68位)。グループ感出そうとしてるのか、重ね合わせたヴォーカルが特徴的。キーを若干落として、静けさのあるアレンジ仕上げ
7.「Everybody's a Masterpiece」
軽やかネオソウル。ポップフィーリングを前面に、歯切れ良い清々しさ、ガッツリしてなくて良いかな
8.「You're a Winner」
低域ヴォーカルに、ギターの調子はナイスグルーヴィン。ホーンも快調に、ラストまでバランス長けた流れ
彼のアルバムは、個人的にどれも外れ無し。本作も核の2曲目をはじめ、1・3のようなメロウから、4・8の活きたグルーヴだったり、6のセルフカヴァーだったり。ただ、最初の話に戻すと、オリジナルアルバムのリイシューが散漫すぎると、評価も低迷ってのは仕方ない流れ。コンピを試しに聴くのも悪くないんだけど選曲者の好みなどによっては、意図が判らないまま流されていくし。この作品も、再度のCD化を願いたいものです。

アーティスト:Leroy Hutson
販売元:Charly (UK)
(1997-08-04)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

アーティスト:Leroy Hutson
販売元:Sequel
(1999-08-23)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
Hutson II/Closer to the Source
アーティスト:Leroy Hutson
(2003-11-04)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

アーティスト:Leroy Hutson
販売元:Ichiban Old Indie
(1993-11-29)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る