31ae1r3UffL__SL160_ダイアナ・ロスにとって3作目となるライヴ作品で、『Workin' Overtime』でのツアーの模様を収録、UK34位を記録。もともと、彼女のアルバムとしては、確かレンタルで初めて聴いた作品だった気がします。でも、その時はあんまり傾倒することは無かったんだけど、案外知ってる曲が多くて、ヒット曲だらけのアーティストだなという印象でした。MDに録音してあったんだけど、MDを聴ける環境がほぼ無くなってしまったことで、改めて中古でゲットしたので久々の拝聴です。

1. Intro-Dirty Diana
Michael JacksonBad』収録、ダイアナにとっては怪訝な曲をイントロと化すのは、パロディ?大御所ならでは?ゾクゾクするイントロ
2. I'm Coming Out
3. Upside Down
ダイアナ登場!前者は1980年R&B6位・POP5位/後者は同年R&B・POP1位。オープニングに持って来いの盛り上がり曲を1分半、そして次曲へとスカッと展開
4. What Can One Person Do
Workin' Overtime』より、ただし2分半程のエディット仕様。ポップなR&Bで、洗練された感覚で今に立ち向かうダイアナが勇ましいですよー
5. Missing You
1984年、R&B1位・POP10位のLionel Richie 作、フルで歌唱。前半戦、会場を酔わせるバラード。ライヴでも高らかなヴォーカルは健在
6. Mirror, Mirror
1982年、R&B2位・POP8位のダンクラ風ポップ。パンチある中盤は正にダイアナの独壇場。後半は演奏のみになるから袖に下がって衣装チェンジかな?
7. Chain Reaction
1985年、R&B85位・POP95位。フェードインからスタート、第2幕。シュプリームス時代を思い出すようなワウワウポップ。ダイアナも楽しそう
8. Muscles
1982年、R&B4位・POP10位。Michael Jackson がコーラス参加したことでも有名な曲はフル歌唱。かなり大人線の美しさをそのままに、華麗な当時のダイアナにフィット
9. Dirty Looks
1987年、R&B12位。エディット的ながら、かなり芯のある出来栄えで披露
10. Love Hangover
11. The Man I Love
1976年、R&B・POP1位を記録。バラードでセクシーにスタートし、後半はボルテージアップでオーディエンスを熱くしますが、若干3分弱仕様、、、後半はGeorge Gershwin 曲、グレイテスト・ヒッツ・ツアーに、こういったジャズを取り入れるのはAretha Franklin 同様、ブラックミュージックに染みついた文化かな
12. Do You Know Where You're Going To
13. Aint No Mountain High Enough
前者は1975年、R&B14位・POP1位/後者は1970年R&B・POP1位。しっとりスタートし、曲に酔っていたら、途中で曲は変化し、ポップ奪取。この展開もダイアナライヴならでは
14. Paradise
ここから3曲は『Workin' Overtime』より。80年代ビートが気になるけど、基本的なサウンドはかっちょ良いです
15. This House
ゆったり加減で、いかにも80年代後半のサウンドのバラード。ちょっとだけ音程崩れつつも、基本は歌がしっかりしたダイアナ。ライヴでの魅力なんだろね
16. Workin' Overtime
ストリート寄りなサウンド、かっちょ良い詰まり。だけど、今聴くと音は多少古いんだけど、果敢に時代に挑戦するのがダイアナでっせ
17. Supreme Medley
Baby Love / Stop! In the Name of Love / You Can't Hurry Love / You Keep Me Hangin' On / Love Is Like an Itching in My Heart ・・・Beyonce がデスチャをカヴァーするライヴと永年同じ流れ。ソロとしてのヒット曲も膨大だけど、やっぱグループの時のヒット量産は凄かったしね。知ってる、知ってる、ってのが溢れる7分
18. Why Do Fools Fall In Love
1981年、R&B6位・POP7位を記録。ポップなんだけど、様々な音で攻めてかっちょ良いステージングに
19. Endless Love
1981年、R&B・POP1位を記録したLionel Richie とのデュエット曲。ここではソロにて。曲が良いだけに単独でも浸れるなぁ
20. Reach Out And Touch Somebody's Hand
ラストはダイアナのソロデビュー曲、1970年R&B7位・POP20位。アレサがフィルモアでラストに歌ったのも有名ですが、この曲はラストってのが妙に似合うなぁ。最後は会場大合唱、暖かいエンド

ほんと、抜け目無いヒッツを並べたライヴ。ツアーの一貫ってのは仕方ないけど、後々ライヴ盤として聴いた場合、いつまでも彼女のベストライヴ盤とは思えないのかもなぁ。それでも、際立って80年代のヒット曲が詰まったライヴ盤だと思います。

 

Greatest Hits Live
アーティスト:Diana Ross
販売元:Emd Int'l
(2000-01-01)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

Greatest Hits Live
アーティスト:Diana Ross
販売元:Pid
(1997-12-30)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

グレイテスト・ヒッツ・ライヴ
アーティスト:ダイアナ・ロス
販売元:EMIミュージック・ジャパン
(1998-08-26)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る