ベン・E・キングの2ndアルバムは、シングル寄せ集めではない、当時のソウルのカヴァー集。シングルカットも無かったみたいですが、The Drifters でのリードシンガーとしての活動も一段落とて、知名度やサポートにも恵まれ正式にアルバムリリースとなったのでしょう。当時、シングルリリースをしまくってからアルバムとして形に残すようなことも多かったので(今尚長らくの日本のマーケットと似てたのかな)、本作はコンセプトにもブレなく聴けるレアな作品と思います。1. My Heart Cries for You
バウンスポップ、跳躍でぐいぐい押し通して楽しさ平和で溢れてます。ヴォーカルも結構多面な表情有り
2. He Will Break Your Heart
王道なミディアムスローに、しっかり凛とした表情のヴォーカル。トライアングルの音がややまどろっこしいかも
3. Dream Lover
ソフトにツイスト、ドゥーワップ的なコーラスも加わり、自然なソウル体感
4. Will You Love Me Tomorrow
Gerry Goffin & Carole King 作、 同年The Shirelles 大ヒットのカヴァー。ポップに繊細に、丁寧に歌われるソウル。堂々たる中域でしっかり聴かせる佳曲
5. My Foolish Heart
一音一音じっくり聴かせるような、ベースラインがポイント。波止場系オールディーズ感も強いんだけど、颯爽さの方もジワリ
6. Fever
1958年Peggy Lee カヴァー、ミュージカル的な踏み足系?ホーンとピアノの掛け合いが何とも楽しいムーディ
7. Moon River
有名オールディーズの料理はなかなかの旨み!!!しっとり、ソウルな音に乗せて一風変わった進行、ちょっと聴いただけでは曲の判別つきそうもないのが良い良い
8. What a Diff'rence a Day Made
アレサをはじめ、多くは数々の女性シンガーがカヴァーしてきた名曲。たなびくようなストリングスに乗せて、気持ち良い涼しげなアレンジ、ベンのヴォーカルも抑揚あって聴き応え
9. Because of You
キラキラしたサウンドの中で低域を光らせつつ、面白いベクトルでの進行。サビがドコ?って思えちゃうけど、薄すぎサンバって感じでしょうか
10. At Last
Etta James カヴァー、原曲にリスペクトするオリジナル尊重型のカヴァーでにんまり。ジャズ度が上がって、セクシーさが突出
11. On the Street Where You Live
ポップにロカビリー的なサウンド、でもストリングスが敷かれ美しさ優先。独特のテンポで進行しつつも、ベンの表情豊かなヴォーカルは上々
12. It's All in the Game
ラストはムーディに、しっとりなだらかに。これはソウルというよりも、美的センスで流れていくようなメロウ
12曲・35分程。これまで『Seven Letters』と2in1 で出てたりもしましたが、『5 Original Album Series』で廉価にて聴けるようになったのが注目かな。自分もそのクチなので。シングルに頼らず、アルバムのためのアルバム作品、ベン流ソウルカヴァーはなかなかの趣でした。
Original Album Seriesアーティスト:Ben E. King
販売元:Warner Bros UK
(2010-08-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
Ben E. King Sings for Soulful Lovers販売元:Capitol
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
Sings for Soulful Lovers/Seven Lettersアーティスト:Ben E. King
販売元:Dbk Works
(2007-02-27)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
Sings for Soulful Lovers
アーティスト:Ben E King
販売元:Sequel
(1996-09-30)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る