160_ウィルソン・ピケット6thアルバム、R&B9位・POP70位を記録。アトランティック期において、爆裂60年代後半を彩った彼の才能・アグレッシヴさが維持された作品。ガツンとポップヒットを飛ばした作品は無いけど、良質に安定したチャートヒットを記録した曲が盛りだくさん。個人的には、泣きのタイトル曲にこそ惹きを感じます。

1. Jealous Love
2ndシングル、R&B18位・POP50位を記録。ロックバラード、熱烈な男気を感じつつ、、中盤からはブルース魂かのように泥臭く女性コーラスとの掛け合い。JBフックにも似た攻撃性に心揺さぶられる美しき精神
2. Stagger Lee
1stシングルB面、R&B13位・POP22位を記録。またもバラードと思いきや、直ぐアップテンポに。変わらぬ突っ走り、サウンドもヴォーカルもいい感じで融和。インパクトよりも、気ままに流れていくポップソウル度にキュン
3. That Kind Of Love
サウンドの掛け合いはたまらん相性、アトランティック・当時のJerry Wexler 手腕のソウル進行にたまらんブギー
4. I'm In Love
1stシングル且つタイトル曲、R&B4位・POP45位を記録。Bobby Womack 作、泣きのバラード。個人的には1974年にR&B1位曲としてカヴァーヒットを飛ばした、豪快バラード仕上げAretha Franklin ヴァージョンが見逃せなかったりしますが、男の寂しさ・痛み・内の心を示した感触がたまらなく刺さる渋味
5. Hello Sunshine
男気維持なミディアム進行、しゃがれや荒さあっても、ピアノに昇華する輝き等、絶妙にざらつきを消してくれるマジックは流石。サラリとソウルの体現、語尾・うねりがタマラン
6. Don't Cry No More
B面スタートで快調なアップテンポ、ライヴばりに掛け合いも用意。フック等も、完全にライヴマテリアル状態。いつしか、楽しいフレーズ入れたくなってるようなウィルソンのじらしがイジイジ。とにかくあっけらかんとしたモダンソウル絶好
7. We've Got To Have Love
3rdシングル両A面扱い。流れゆくホーンに哀愁あるシャウティング、テンポと詰め込みのアンバランス感が案外ソウル魂揺さぶられてるよう
8. Bring It On Home To Me
Sam Cooke 名曲カヴァー、丁寧に味っ気高いカヴァー。執拗な繰り返しも粘っこくてソウル魂。明らかなサザンソウルの堂々たる骨に酔う也
9. She's Lookin Good
3rdシングル、R&B7位・POP15位を記録。独特の低域ながらの爽やかテンポ、秀逸なサウンド。ソウルよりも、ポップなファンクソウル。これぞパーティ系、激しい喉と独特の声の荒げ。ひっくるめて楽しいソウル、ウィルソン流儀
10. I've Come A Long Way
2ndシングルB面、R&B46位・POP101位を記録。ラストはじっとりソウルバラード、最後までウィルソンの喉が爆発する、男気たんまり痛快

全体的に、コレという分かりやすさは少なかった分、これまでのヒットには及ばなかった気はするけど、シングル辺りのそれぞれの魅力は流石。バラードもポップも、実にウィルソンの魅力の塊。バラードこそという印象が強まった分、アップテンポはメロディがもっと分かりやすく大衆向けだったほうがインパクトはあったかなぁと、小分析。今は、オリジナアルバム5枚セットでの購入もなかなか、廉価、ススメかな。。

<過去レビュー>
1965年 In The Midnight Hour
1966年 The Exciting Wilson Pickett

 

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アーティスト:Wilson Pickett
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