ver)キース・スウェット3rd、R&B1位・POP19位を記録。元々、彼についてはリアルタイムにも聴いたのは遅い方で、2003年『Keith Sweat Live』あたりから。ルーサーやジェラルド・レヴァート同様に、一応中古でCDは買ってました。でも聴き込むには後発な感じで、なかなか彼を近くに感じれなかったのが正直。でも周りの渋目のR&B好きはキース様をしっかり堪能してるわけですよ。そんでもてジワジワ好きになったアーティストってのが正直なところ。このCDも持ってたんですが、持ってなかったと勘違いして2枚目を先日購入してしまいました。アチャー。

1. Keep It Comin' (ft. Joe Public)
1stシングル、R&B1位・POP17位を記録。ニュージャクスウィングには欠かせないグループを招き堂々たる、グルーヴ。非常にスムースで、上質感も混ざった当時ならではの洗練された味を堪能
2. Spend A Little Time (ft. Charlie Wilson)
Gap Band のチャーリーを招き大人なエッセンスも塗し、ソウルフィーリング高め。淡々と歌うヴァース、それでもサビのクールさは奇抜
3. Why Me Baby? (ft. LL Cool J)
2ndシングル、R&B2位・POP44位を記録。かなりねっとりなバラード、LLの語りのような刹那なワーズは興味深い採用。R.Kelly にも近い時代の最先端を先取り感
4. I Really Love You
James Brown サンプリング、独特のフックにニュージャックスウィングが程良くマッチ。アッパーに挑むキースの爽快さニンマリ
5. Let Me Love You
変わらぬ心地でタップ、女性コーラスを柔らかにサビに交えて、粋な演出。止まらぬソフト+華麗さ、それでもちゃんと突き抜けてる感もミクスチャー
6. I Want To Love You Down
3rdシングル、R&B20位を記録。音の上質さからして掴みはOK、バラード王として極めるドスコイ技。B面の切り替えと、新たな魅力再来
7. I'm Going For Mine (ft. Silk)
バラード2連発、それもシルク登場で重厚に爽やかな演出。基本はキース様のキリキリヴォーカルを前進、うっとりめっこり陶酔
8. (There You Go) Tellin' Me No Again
バラード3連発、とろける雰囲気をキース様一人でしっかり創出。セルフコーラスも何気に甘くて、切ない。嗚呼、タマラン展開
9. Give Me What I Want
バラード4連発、語りからスタート、何気に高音も発したり、なかなかのポイントをうまく配置する流れ。もうこれは流れに酔うしかない、ちょっとインスタントな当時サウンドは、、、憎めないかな
10. Ten Commandments Of Love
バラード5連発、もう女を酔わすためにアルバム作ってるとしか考えられない。それでも、男の自分が聴いたって良質に発狂だったら、変えない世界に惹き込まれまくり
11. Keep It Comin' (Smooth Out Version)
ボートラ扱いのヴァージョン違いは、完全にニュージャックスウィング色を排除した新たな録音バラードヴァージョン。これも、流れ的に参った!最高にドロドロとろとろ

まだまだ若手時代に、前半はしっかり飛ばしつつも、後半はバラードで攻めまくる秀逸さ。とびっきりの確信犯。はまる音、展開がズバリ詰まってました。自分的には無理なく相当にハマりました。これ、名盤です。音も旧さは少ないし、今でも新鮮に聴けました。

 

キープ・イット・カミン
アーティスト:キース・スウェット
販売元:ダブリューイーエー・ジャパン
(1991-12-21)
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Keep It CominKeep It Comin
アーティスト:Keith Sweat
販売元:Elektra / Wea
(1995-08-23)
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Keep It CominKeep It Comin
アーティスト:Keith Sweat
販売元:Elektra / Wea
(1991-11-26)
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