Ali-Ollie Woodson と入れ替わる形でテンプスから脱退しリリースされた、デニス・エドワーズのソロ初作品。シングルヒットもなかなかで、当時のエッセンスを上手く取り入れ、テンプスでは表現できなさそうなサウンドを散らして、アダコン路線最高な作品に。今尚、デニスと言えば、タイトル曲・さらには本作といった評価は強いみたいで、リイシューがしっかり行われているのは嬉しいところ(逆を言うと、他作品はコンピ等で流されがちだけど)。1・2・6はPaul M. Jackson, Jr.プロデュース。3・4・5・8・9はRobbie Buchanan プロデュース。1. I'm Up For You
エッジが利いていつつも、ミディアムサウンドで落ち着いた全体間。しゃがれ・荒れあるヴォーカルも、程よくアダコンエッセンスに調和。それでも今聴いてもスムースな流れしっかり保持、期待できるはずの幕開け
2. Don T Look Any Further (ft. Siedah Garrett)
1stシングル。絶妙にミディアムスロウ、洗練された感覚を持たせたクールな女性デュエット。サビはなんかあれこれと聴いたことあるなぁと、回想。
3. (You Re My) Aphrodisiac
2ndシングル。しっとり謳うバラード、丁寧なデニスの歌唱にはうっとり。グループには無い魅力、1本道を激しく熱烈に伝う男泣き。完全にソウルフィーリングどっぷり、それでも洗練された印象は崩れ無
4. Can't Fight It
シンセは古め、それでもコーラスとの掛け合い・精巧な盛り上がりなんかはご機嫌マンモスミディアム。Luther Vandross にも通ずる愛あふれた仕掛け、爽快に心なじみます
5. Another Place In Time
ゴスペル的な触れあれど、爽快な仕上がりは痛快。バラード一直線に、ソロでも貫禄ゴイス。ツボつきの王道のメロディありし、もう優しく歌われたら泣きでしょうに、もうソウルバラードやばいね
6. Shake Hands (Come Out Dancin)
B面スタートは、当時のゴーストバスターでも意識したかのような安さ有、それでもポップに楽しくソウル度を押しつつ、なかなかのヴォーカルアレンジ力
7. I Htought I Could Handle It
どっしりと、印象あるサウンドも塗しながら、クールに持ち上げるナイスビュー。洗練されたベースライン、オルガンもなかなかのニューヨーク節。それに独特の個性で、うまく切り切り、旨みあるヴォーカル。全体で酔える堂々たる進行
8. Just Like You
3rdシングル。夜のブリッジ見てとろけたいマンハッタン策。サックスと共に、雰囲気作り王道すぎだけど、丁寧に歌われ好感度。こういったアダコン向きの流れにフィットするのはデニスの魅力
9. Let S Go Up
ラストはポップ的ながら当時のR&Bで徐々に浸透していたフット、デニスも実に抑揚つけてダンサンブル。聞き手に隙を与えない上質最後まで満足
1985年『Coolin' Out』を発表後は、またもテンプスに戻り、そして1993年『Talk To Me』を発表したりと、活動うねうね。近年はThe Temptations Review ft. Dennis Edwards として活動することも多々。いずれにせよ、9曲・37分の本作は、リイシューでボートラ追加されたりと調子あげな企画もあれこれ。やっぱりテンプスとは異なる視点で聴いておきたい必携って感じはしました。
Don't Look Any Furtherアーティスト:Dennis Edwards
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ドント・ルック・エニイ・ファーザーアーティスト:デニス・エドワーズ
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