20120201_210536デボラ・コックスは、歌が抜群に長けたシンガーとして以前から好きなまま。でも、日本とデボラってあんまり近くは感じれなかったんだけど、自分がツイッターを始めて、デボラを見つけた時は即効フォローしちゃいましたったら。デボラは、自分の活動とお茶してる・・・みたいなツイートが多かったのですが、ブルーノート情報経由でデボラが来ることを知り。なんとも、ツイートごとに返信してくれたったのもあって、そりゃ決めましたよ、急遽ですが敷居高そうで行けてなかったブルーノートに。

で、以前からアレサのファンサイト等をはじめとして交流があったノンケ女医さんがツイッターでの呼びかけに快諾してくれて、行ってきました。ブルーノート3日目となる2月1日(あと2月3〜4日はコットンクラブでもライヴ予定)自分は仕事でギリギリになりそうだったのですが、自由席ながらなかなかな整理番号を彼にとってもらえて(感謝)、何ともほぼ真ん中2列目。凄い良い席、良い眺め、近い。

dcそうそう、自分はピーボも大好きで、90年代だけじゃなくて、80年代のアダコン作もかなりお気に入り。そんなわけで、ワクワクでした。そんでもって音楽がスタート。結構長いイントロで、ようやくピーボは後ろから登場。凄いのは、ほぼ全員と握手するんよね。もうハートフルでニコニコしちゃいましたよ。自分は安い席だから来ないのかなと思ったら、ほんと細かく回ってくるんだよね。小さなキャパだからってのを通り越した凄さを感じました。自分も握手しましたが、目の前に来た際には気さくなオッチャン、なんか可愛らしくさえ思いましたよ。

Peabo Bryson
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1. By The Time The Night Is Over
1993年、R&B37位・POP25位を記録。優しく暖かで、自然で力強い歌唱。どうにもこうにも堂々たるピーボが、ほんと目の前に!汗ダク、いい意味でツバもシャーンと飛ぶのが見え見え。凄いよな、生身なピーボは確かにソウル
2. If Ever You're In My Arms Again
1984年、R&B6位・POP10位を記録。スムースなメロディをとっても健やかに、たくましく歌唱。いやー、とろけますったら。高らかな喉も、まるで3連夜の本日2ステージ目と思えない凄み
3. Tonight I Celebrate My Love
1983年、R&B5位・POP16位を記録。コーラスの女性がRoberta Flack 役を、永遠の名バラードデュエット。美しすぎでしょうに
4. If You Love Somebody Set Them Free
Sting カヴァー、客席に下りてはご機嫌に快唱。もう、完全ディナーショーの如く、客を巻き込みまくり。いやー、この一体感の成しには驚きと凄み。超アツイアツイ言いまくるのも分かる程に、ファンサービス凄いっす
5. A Song For You
Donny Hathaway カヴァーを実に丁寧に、緊張感ある雰囲気で。これはほんと心にぐさっと刺さりました
6. Do I Do
Stevie Wonder カヴァー、楽しげ+ほんと堂々とさらりと歌いこなしてしまう歌唱力は相当に魅力。ブラックパワー秘めまくり
7. King Of Sorrow
Sade カヴァーは、実にリスペクトを感じる程に完成度が高かったのが注目。ギターテクの味も魅力だったし、ほんと長尺に亘るサウンドの溢れ方にはもう虜。聴き入りまくりで隙無し

※そういえば、「Can You Stop The Rain」もやってくれました、あれライヴラストってことで曲追加してくれたんでしょうかね(いちお、ブルーノート東京掲載のセットリスト参照したもんで)

Deborah Cox
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8. Sentimental
ステージが超あつあつな状況でデボラにバトンタッチ。1デボラは、ピーボ程には客との接点は持たなかったけど、セクシー、案外細いし、きれいだし。更には、飛び出した懐かしのデビュー曲(1995年、R&B5位・POP27位)もスゴ旨の歌唱。ほんと1メートル先にデボラだもんな、こりゃ凄い体験
9. Where Do We Go From Here
1996年、R&B28位・POP48位を記録。この曲の壮大なスケール、王道なメロディ、それをまるでCDの如く歌い上げるテクニック、力量には感激
10. Nobody's Supposed To Be Here
1998年、R&B1位・POP2位・Dance1位を記録。これは聴けて良かった、実に凄いヒットだったもんね。同伴のノンケ女医さんは「ダンスヴァージョンしか印象ない」って言ってましたが、ちゃんとバラードだけで攻めてくれて良かったです(ブルーノートのイメージあるし)。ほんと最後まで手の抜かない抜群さでした

Peabo Bryson & Deborah Cox
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11. Whole New World
キマシタキマシタ、1992年R&B21位・POP1位のアラジンのテーマ。美しすぎる共演、もうとろけてまいりました。NHKとかで見る懐かしのデュエットみたいなイメージが浮かんだんだけど、それとも異なる凄みを感じたなぁ

Peabo Bryson
12. Ain't Nobody
ラストはピーボ再登場でRufus カヴァー。キー的に満足いかずとも、パーティ的にスタンディングで実に濃い2時間弱でした。1時間半弱と思ってたら、結構な時間いったよね、満足満足

デボラと握手とかできるのかなぁなんて思ってたら、そんな時間は設けてもらえなかったみたい。でもツイートに返信あったから満足。彼女のR&B・ダンス仕立てのフルライヴは興味あり。日本を思って、また来日してくれたら行きますよ、ほんと今後がまた楽しみになりました。ピーボの魅力も再発見しまくり。素敵なコラボ企画だったと思います。

※写真は撮ってよかったのかな?YouTubeとかはいっぱいアップされてること多いけど、最近。問題ありそうなら削除します…

Blue Note Tokyo アーティストページ

<過去レビュー>Peabo Bryson
1984年 Straight From The Heart
1985年 Take No Prisoners
1991年 Can You Stop The Rain

<過去レビュー>Deborah Cox
1995年 Sentimental
1995年 Deborah Cox
1998年 One Wish
2003年 Remixed
2008年 The Promise