ベティ・ライト来日記念レビュー第2弾、Alston を離れ80年代前半にEpic から2作を発売し、再度Ms.B に移籍し発表された5年振りのオリジナル。彼女の作品の中でも3番目の記録となったR&B28位を記録。ポップチャートにおいても、POP127位と彼女の中ではかなりの健闘!ピンクジャケに包まれたバブリー感満載ながら、決して気取った作品でも・ちょっと勘違いしたような作品でも無い、ベティの魅力再発見な1枚。1. After the Pain
2ndシングル、R&B57位を記録。緩やかなサウンド(マイアミ雰囲気も忘れじ)、そこに突如現るMariah Carey ばりの高音ファルセット!この時代に、この術を為すシンガーがいたとは、素はどんどん荒げるChaka Khan 風ベテランなヴォーカルだったりするので、驚き珍味
2. No Pain, (No Gain)
1stシングル、R&B14位を記録。アーバンな雰囲気あれど、中盤以降は荒げて完全ソウルシンガーの勢いたるもの突進。此処でもファルセットが面白いくらいに出まくり、マライア時代を迎えるべく凄みの発揮。やりたい放題マリーン状態。でも芯は地の強いヴォーカルに詰まってるなぁと
3. Ms. Time
出だしの発狂はPrince 節?歌展開はPatti Labelle に似ていつつもそこまでキンキンしてなくて、サウンド的にはJanet Jackson 彷彿のストリート寄りのR&Bダンス。音は古臭い一方、かなりゴリゴリしゃがれまくりなわけです。凄さは如何なく発揮
4. Love Days
雰囲気ガラリ変化、しっぽり薄ら吐息連ねのブルージーなグルーヴ。低域で攻めすぎ、それなのにいい感じで高すぎないファルセットを用いたり、技巧の凄みを改めて感じるべし
5. Miami Groove
タイトル見たら期待しちゃうなぁ、例えば「Clean Up Woman」みたいな。でも全然違って、当時のストリートサウンドにマイアミサウンドマシーン的なちょっと左曲がりな頃遭い、あれま。ミディアムに爽快にダンサンブル
6. Unsolicited Advice
しっぽり淑やかなミュージックに、刹那なそわそわヴォーカル。このヴォーカルの変化は魅力ながら、Vanessa Williams のような女神路線?でもハスキー部はGladys Knight 風だゾィ
7. Shoot It from the Hip
ホーン参上、Noel Williams 手腕のマイアミサウンドマシーン化。パーティ、サルサ、アグレッシヴにズンズン展開。ヴォーカルよりも当時の勢いに乗ったれ〜って感じでしょうか
8. Fakin' Moves
これ「Clean Up Woman」にも近い軽やかさ、ゆったりナイスな心地。ファン心理を分かってるなぁと。しっかり期待にこたえて、他曲で更なるアピール。やりますなぁ
9. Say It Again
当時の洗練したサウンドを用いて、ハスキーながらも可愛らしさ特化。心にしっかり馴染ませる爽快なポップなラスト。でも、終わりかけでビックラ高音ファルセット、これ好きだったんですね、ソウルなフィーリング
全体的に、衰え知らぬ猛進ベティを堪能できる9曲・44分。アダコン寄りなものもあれど、新たなマイアミ開拓あり、ヴォーカルの凄みを訴えかけたり、時代に食らいついたり、様々なパターンを堪能。ソウルアルバムとしてかなり秀作だと思います、ジャケからは想像しにくいけど。彼女の中のヒット作って位置づけからも、再評価すべくアルバムだなぁと知れて満足。ただ自分のマイアミ知識が薄いことで、本日うるう年委縮。
Mother Witアーティスト:Betty Wright
販売元:Vision [Sel658]
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Mother wit
アーティスト:Betty Wright
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