
<Alternate Version>
1. Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To) (Alternate Version #1)
マホガニーのテーマ、大きな異なりはイントロでダイアナが口ずさんでスタートする点。それはラストも同じ、Mariah Carey がカヴァーしていた超ファルセットが、よりアルタネイトテイクに近いというか。尺は一緒なんだけど、歌自体もかなり肩の力が抜けてるなぁ、でもオリジナルのほうが微妙な緊張感と静粛があって好きだなぁ
2. I Thought It Took A Little Time (But Today I Fell In Love) (Alternate Version)
オリジナルより30秒長い、演奏からして異なる独特の重さでスタート。また、こっちのほうは声をクリアに響かせているってのもあって、マスタリングのせいなんだろうけど、美しさはオリジナルの勝ち
3. Love Hangover (Alternate Version)
何より音がいいなぁと感心、特に大きな変化もなく、こっちのほうが30秒程長い。あとはアドリブも適度に入れつつ、まだまだ曲に馴染めてないところが面白いなぁと
4. Kiss Me Now (Alternate Version)
微妙に秒数は異なれど、オリジナルとあまり違い分からず。多分、絶妙な差にこだわったが所以?
5. You're Good My Child (Alternate Version)
かなり荒々しく楽しく歌いあげているのが本ヴァージョン。1分も長いし、やり過ぎ感はアルバムに合わなかったということだったのかな
6. One Love In My Lifetime (Alternate Version)
これも前曲同様、激しさを帯びれば帯びる程、アルバムの雰囲気と離れていくような気も。だからこそ、本ヴァージョンはオリジナルより1分長く、熱い。このカット術こそが、本編の得策だったような
7. Ain't Nothin' But A Maybe (Alternate Version)
やっぱりアルタネイティヴヴァージョンは音圧が凄い、復刻の仕方を知ってみたい…。これは前2曲ほどの激しさは少なくて、心地よさ渦巻く30秒程度の拡張
8. After You (Alternate Version)
ラストも1分近く長いけど、歌の後奏を若干カットしているが故、ラストはしっくりくるクローズ
9. Sorry Doesn't Always Make It Right (Alternate Version)
曲の長さは同一、それでも演奏のけたたましさが如実なのは本ヴァージョン。オリジナルはだいぶ音を落ち着かせて、ソウルフルに彩っているなぁと
10. Together (Alternate Version)
なんとも、こっちは1分超。平和感保持、素敵なバラード。まだまだ聴いてたいなぁというところに、是非とも本ヴァージョン。美しさ続き
11. Theme From Mahogany (Alternate Version #2)
再び登場する2ヴァージョン目は、尺も45秒程長く、サウンドのゴージャス感が強まった印象。途中の歌なしのフュージョン部が何とも美しい!!これは、結構気に入る人多いんじゃないかなぁ
<Unreleased>
12. Harmony
歯切れ良くおどけた歌われるミドル、サウンドはストリングス主体で美しき。アルバムに無かったタイプのオールド感もあり
13. Le Lo Li
これも面白いテイク、The Doors のようなシンセが印象的なディスコ調。粛々なダイアナは置いておいて、この手のタイプの曲はレアだなぁ、よく発掘してくましたったら
14. Go Where Your Mind Is
エッジきいて、なかなか無さげなヴォーカルで勝負。
15. Diana Ross Interview (Excerpted)
インタビュー16分近くあります、ファンは是非ともリスニングしてください・・・
15曲・75分、ディスク2も恐るべし。インタビューでかなり時間を食ってますが、貴重な記録の詰まり。実際アルバムを聴きこんでなかった自分にも、マホガニー2なんかは相当に惹きになりました。ダイアナはかなりデラックス盤CD出るなぁと思いきや、今度はThe Supremes『At The Copa : Expanded Edition』が出るとのこと。既にプレセール開始済。恐るべし、ヒップO!!

アーティスト:Diana Ross
販売元:Hip-O Select
(2012-02-21)
販売元:Amazon.co.jp
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