Donna_Summer_-_To_Paris_With_Love_(Official_Single_Cover)ToParisVol2ドナ・サマーのラストシングル、16曲目のDance1位を記録。実際、遺作となってしまった『Crayons』には未収録なので、シングル用に制作された曲なんでしょう。Peter Stengaard & Bruce Roberts とドナの共作。PVを見る限り、確かにおフランス、そして可愛らしいいつもと異なる魅力。CDSが出ているかは分からないけど、今回もダウンロード販売にて。

1. To Paris With Love (Wawa Radio Edit)
2. To Paris With Love (Wawa Extended)
バシバシ跳躍、疾走感。David Guetta ばりに飛ばすキック、シンセは今に通じて乗れてしまうなぁと。個人的にはエディットの無駄無し根こそぎは、案外さっぱりまとまっていて好きだったりします

3. To Paris With Love (Craig C's Radio Blaster Remix)
4. To Paris With Love (Craig C's Master Blaster)
10分近くあるフルは、キックだけで引っ張るような強引な展開。でもオオバコで堪能したら感想変わりそう。それでも、お家ハウスなら5分近く縮めたエディットのほうが程良いかもね

5. To Paris With Love (Mendy Club Mix)
6. To Paris With Love (Mendy Radio Edit)
メロディに即したリミックスというよりも、意味深な感触に変化。ブツクサなヴォーカルを覆うように、不可思議に暗黙に展開。ドナの曲じゃないって印象を更に応酬。エディットになっても地味な印象になるかな、、

7. To Paris With Love (Original Version)
8. To Paris With Love (Original Version Radio Edit)
ゆったりした曲調、ドナなのか分からないようなキュートさは実験的。ハウスなんだけど、控えめ。それでいて、何気にループしてしまう覚えやすい感触は心地良し。オリジナルは5分半、エディットはエアプレイに程良い2分近くのカット

曲自体は実験要素が強かったものの、Wawa、Craig C は期待通り。その一方で、やはりラストシングルになっているってことで、これは改めてドナのファンにも功績として認知してもらいたいところ。よくあるパターンで故人を偲ぶ未発表集等が出るのであれば、このへんの曲を改めてパッケージ化しても良いと思います。