51TaYNqyGYL__SL160_先日1986年『Aretha』のエクスパンド・ヴァージョンをニュースとしましたが、実に勘違い。年始のアトランティック後期リイシューに次ぐ、勝手な勘違い。ごめんちゃい。

なにせ、BBRから3〜5thがリイシューとなり、次いで『Aretha』だけが単体リイシューとなれば、1986年作と思っちゃうじゃんね?以前、国内では『Love All The Hurt Away』と同発でリイシューされたことがあったくらいなので、どうにも1980年作だけがリイシューされるとは思ってなかった…思い込みって怖いですな。

確かにBBRからのリイシューであれば1枚もの単体CDでのリイシューが殆どだから、今思うと、この展開も読んでおけばよかった…。実際、アレサの名前だけを冠したアルバムは他に1961年のデビュー作もだから、全部で3枚あるわけです、ややこしや。今回のは、アマゾンでアートワークが発表されたことから気付いたんだけど、アリスタデビュー作も心機一転、アレサの名前を冠しての発表でした。まだ本編レビューしてなかったみたいだけど、取り急ぎ、ボートラ予想・解説です。

10. Come To Me (Single Version) 3:24
アルバムからの3rdシングル、チャート圏外。シングルヴァージョンは20秒程短縮、あんまり気付きは薄いかも…ファンの間では不可思議なんだけど、1989年作『Through The Storm』にも、まんま再収録された曰くの名バラード
11. United Together (Single Version) 4:10
アルバムからの1stシングル、3年振りのR&B TOP3入り。このシングルヴァージョンは1分程短縮、今年1月発売の記念ベストにも既にこのテイクは収録済
12. Take Me With You (Single Version) 3:56
1stシングルB面、この曲だけは扱いが微妙。なにせ、アルバムヴァージョンよりも10秒程短いだけ。さて、これはシングルヴァージョン扱いになるか?フェードアウトがやや速いだけの扱いになるか、そのへんもドギマギ
12. What A Fool Believes (Single Version) 3:49
2ndシングル、The Doo Bee Brothers カヴァー。豪快な歌いっぷりでAORをソウルに変えるセンスはナイスなフィーリング。シングルヴァージョンは1分半程短縮
13. What A Fool Believes (Long Version) 6:05
12"ヴァージョンは、アルバムヴァージョンを1分近く引き延ばし
14. Can't Turn You Loose (Long Version) 5:08
これはアゲな1曲、オリジナルを1分超伸ばしてご機嫌なファンクナンバーに。このCD化はすこぶる嬉しい上、ソウルファンに是非聴いてほしいトラック

本編は9曲・39分、これに6曲・26分が追加されるかな?いや、5曲位が妥当路線かも。それにしても12インチヴァージョンもリリースし始める最初。アレサだからこそのしっかりした作り込みの長尺は、絶対の聴きもの。

Aretha ~ Expanded EditionAretha ~ Expanded Edition
アーティスト:Aretha Franklin
販売元:BBR
(2012-07-31)
販売元:Amazon.co.jp
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