51MUFRMTHBL__SL160_先週までのNew Orleanes Essence Music Festival で感じたのは、本国アメリカではまだまだホイットニー、そしてドナへの追悼は大きなものであったということ。彼女たちの偉大さを感じるとともに、再び僕の中でも追悼が湧いてきました。

これまで色々オリジナル作やらシングルを取り上げてきましたが、ベストも魅力的なものは結構出てるので、敢えてのレビュー。ドナ・サマー大がかりなベストは『Endless Summer: Greatest Hits』以来約9年ぶり、R&B65位・POP95位を記録。ボーナスディスクが有る盤・無い盤、そしてUSとUKでそれぞれ選曲が異なる…。悩む内容ですが、自分はUS盤のボーナスディスク有を購入しておりました。

<Disc.1>
19. That's The Way
新曲、UK盤だとボーナスディスクに収録。可愛らしいサウンドでキュートなヴォーカルも再来。多少声を加工してるのかな?!ミディアムなR&B風、かなりさっくり終わっちゃた感
20. Dream-A-Lot's Theme (I Will Love For Love)
新曲、Dance20位を記録。ドナの魅力が詰まった堂々たる威力が魅力。丁寧に歌われるバラード、宇宙を思わせる壮大な仕上り。あれ、、、と思ったら途中から豪快なハウスに変化しちゃったよ!!驚いた。昔から変わらぬドナの急転作戦。それも最新ビートでバシバシ食らわす煌めき満載

<Disc.2>
1. I Feel Love (12" version)
2. Hot Stuff (12" version)


3. This Time I Know It's For Real (12" version)
ボーナスディスクの過去の12"については、前2曲は既に『Bad Girls (Deluxe Edition)』にてレビュー済みなので、未収録だった1989年作の拡張ヴァージョンを。ダンス健在を示し、美しさとポップが7分超に亘り展開。今聴いてもそこまで古臭さは無いかな
4. Dream-A-Lot's Theme (I Will Live For Love) (12" Extended Remix)
ここからの2曲は、新曲のミックス。いずれもUK盤には未収録。既にオリジナルヴァージョンが相当にパワフルだったので、トライバルハウスになって、尺も10分近くになって、豪快さ炸裂。バラードぽいところは残しつつも、これは現役感を示す曲だなぁと
5. You're So Beautiful (Ultimate Club Mix / Tony & Mac's Dancefloor Journey Mix)
Dance5位を記録。新曲ながらミックスのみ収録 。この曲はUK盤には未収録。前曲に負けじと10分超、Tony Moran によるミックスで、疾走感とパワフルさ混じったメジャーハウス。後に、2005年のベスト『Gold』にはエディットが収録

本作品でなければ聴けない曲ってのが味噌。自分は『Bad Girls (Deluxe Edition)』を持ってるので、US盤がナイスフィット。ベスト乱発なイメージも強かったけど、これは持っててやっぱ正解。

 

Journey: The Very Best of (Bonus CD)Journey: The Very Best of (Bonus CD)
アーティスト:Donna Summer
販売元:Utv Records
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